がん免疫療法コラム

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Vol.199 がん治療における疲労感への対応

がん治療で倦怠感や疲労感を感じることがある

がんを発症すると多くの方が疲労感を感じることがあります。がんによって疲労感が生じるメカニズムは解明されていませんが、さまざまな原因が考えられています。痛みや貧血、治療に対する不安による不眠、気分の落ち込み、栄養不足など複数の要因が相互に影響しながら疲労感につながるため注意が必要です。

抗がん剤の副作用によって疲労感が起きることもあります。抗がん剤治療における疲労感は、治療開始後2〜3日後にピークを迎え、徐々に改善していく傾向があります。

 

倦怠感は日常生活にも影響する

倦怠感は、体がだるい、やる気が起きない、集中力が低下するなど日常生活にも影響が起きる症状です。近年では、がん治療の進歩により入院ではなく通院によって治療を受けられるようになりました。

そのため、仕事や家事など日常生活を送りながら治療を受ける必要があります。しかし、がん治療を受けることで倦怠感が起きると仕事や家事などもうまく行えなくなり、患者の身体面だけではなくメンタル面にも影響が起きる可能性もあります。

患者の負担を減らしながらがん治療を受けてもらうためにも疲労感への対策が必要です。

 

倦怠感の対処法

倦怠感の対処をするためにもいつ、どのような状態で倦怠感を感じるのか観察する必要があります。治療を受けてから次の治療を受けるまでの間の倦怠感の強さや症状などを記録することで医師に細かく相談できます。

がん治療における倦怠感への対処法として以下のような方法があります。

・昼寝などの休息を取り入れる

・栄養、水分をしっかり補給する

・血液、リンパの流れをよくするために運動やマッサージを行う

・気分転換をする

倦怠感がある場合は無理をせずに休息を取り入れることが大切です。日中は活動と休息のバランスに注意し、夜に寝つきが悪いときは睡眠導入剤など薬に頼っても良いでしょう。

 

疲労感とはうまくつきあうことが重要

がん治療を受ける人で疲労感や倦怠感を感じる方は少なくありません。原因はさまざまなものがあり、多くの場合、長期間続くことが考えられます。そのため、がん治療を受けている間は、どのようなときに疲労感があるのかをよく観察してうまく付き合っていくことが重要です。

がんサロンや患者会など多くのがん患者の悩みを共有できるコミュニティも存在するので、1人で悩まず誰かに相談してみるのも良いでしょう。

 

参考URL

だるさ・倦怠感 もっと詳しく,がん情報サービス
https://ganjoho.jp/public/support/condition/fatigue/ld01.html

副作用・有害事象,群馬大学医学部附属病院
https://oncoc.showa.gunma-u.ac.jp/chemo/?p=20

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