がん免疫療法コラム

シンボルマーク
パターン
パターン

楽しむことでがんの死亡リスクを下げる!

がんの要因にはさまざまな種類が存在する

男性のがんの43.4%、女性のがんの25.3%が生活習慣や感染症によるものとされています。特に、喫煙や過剰な飲酒、塩分の過剰摂取など生活習慣の乱れががんのリスクとして大きいものとなっています。

感染症については感染の予防と適切な治療が重要ですが、規則的正しい生活習慣へと改善していくことががん予防には重要です。

 

がんを予防するための生活習慣とは?

がんを予防するためには、食生活や運動習慣に加えて禁煙や節酒、体重維持が必要です。

国立がん研究センターの調査では、がん予防に必要な生活習慣を実践することで男性では43%、女性で37%でがんのリスクが低下したと報告されています。

禁煙することも必要ですが、お酒についてもある程度の量で抑える必要があります。がんを予防するための飲酒量の目安として厚生労働省の「健康日本21」によると1日平均純アルコールで20gまでとなっています。

純アルコール20gは、中瓶ビール1本、日本酒であれば1合です。飲酒量を抑えるだけでなく休肝日を週2日確保することも重要です。

そのほかにも、栄養バランスのとれた食事や適度な運動、体重の維持など生活習慣を改善してみるのも良いでしょう。

 

運動習慣ががんのリスクを下げることが報告されている

がんを予防する習慣として運動習慣があります。米国国立がん研究所でおこなわれた高齢者に対する調査では、テニスやランニングなどの運動習慣があるグループはがんの死亡リスクが19%も低下したと報告されています。運動習慣を身につけることで、体重を維持もできるのでがんの予防効果にも期待できます。

アメリカの身体活動ガイドラインでは、運動の強度によって毎週1〜5時間の有酸素運動を推奨されているので、運動する習慣を身につけてみるのも良いでしょう。

 

がんを予防するには楽しむことが重要

がんを予防するためには、禁煙や節酒、適度な運動など生活習慣の改善が必要です。特に、運動習慣をつけることで、がんの死亡リスクが低下することが報告されています。

しかし、生活習慣を改善したり、運動習慣を身につけたりする人は少ないと言えます。

がんを予防するために必要な生活習慣を身につけるためには、趣味となるスポーツを見つけたり、生活習慣を改善することで健康的になったりすることを楽しむことが重要だといえます。

参考文献

さまざまな余暇活動が高齢者の死亡リスクを下げる可能性,NCIプレスリリース
https://www.cancerit.jp/73083.html

科学的根拠に基づくがん予防,がん情報サービス
https://ganjoho.jp/public/pre_scr/cause_prevention/evidence_based.html

飲酒のガイドライン,e-ヘルスネット

資料請求・お問い合わせ

専任のスタッフが丁寧に対応いたします。ご不明な点などございましたら、まずはお気軽にご相談ください。

この情報をシェアする
シンボルマーク

よく読まれている記事

TOP