がん免疫療法コラム

シンボルマーク
パターン
パターン

検診の習慣がとても大切! 見つかりにくい癌とは? Vol.62

癌の治療には、何より早期発見が重要と言われています。癌が小さいうちの方が治療しやすいこともありますし、全身に影響が出始めてからでは治療選択の幅が狭まってしまうためもあります。

ですが、中には初期症状に乏しく、早期発見が難しい種類の癌もあります。その場合、日頃から定期的に検診や受診をして見つける必要があります。

 

■早期発見が難しいと言われているがんの例

臓器によっては、不調が起きるとすぐに症状が出るものと、進行しないと症状が出ないものがあります。特に症状が起きづらく、早期発見が難しいと言われているものに、次のような疾患があります。

膵臓癌

膵臓癌には初期症状はほとんどありません。気づかないまま進行してしまうと、上腹部・背部痛や体重減少、黄疸などの症状が出てきます。あるいは、癌のできた部位によっては、突然重症の糖尿病になり、高血糖昏睡で緊急搬送される例もあります。
膵臓癌の危険因子は、コーヒーの多飲や喫煙、肉食傾向、肥満、糖尿病などがあると言われています。規則正しい生活と適度な運動を心がけることで、発症リスクを抑えることができます。

肝臓癌

肝臓は「沈黙の臓器」と言われるほど、症状が出にくい臓器でもあります。肝臓癌の場合、進行してくると腹部のはりやしこり、疼痛、圧迫感などの症状が出てきます。あるいは、肝硬変を併発している場合は食欲不振や倦怠感といった症状もあります。
いずれも肝臓に特有の症状でないため、「なんとなく体調が悪い」と見逃しがちなのも怖いところです。
肝臓癌の原因は肝炎ウィルスの他、アルコールの多飲や脂肪肝があります。ウィルスの感染対策と、生活習慣でリスクを減らすことが可能です。

卵巣癌

女性特有の癌である、卵巣癌も初期症状が出にくい癌の一つです。卵巣癌は進行すると下腹部のしこりや腹部のはる感じ、頻尿などが出ることがあります。
遺伝や排卵の回数が発症確率に関係していると言われています。

 

■早期発見のためには、こまめな検診が大切

癌の予防には、規則正しい生活とバランスの良い食事、禁煙が良いとされています。しかし、それだけでは防ぎきれないのも事実です。
今回紹介したように初期症状が乏しい癌の場合、早期発見のためには日ごろの検診が重要です。転ばぬ先の杖、定期的な検診をお勧めします。

 

参考文献
国立がん研究センターがん情報サービス
膵臓がん https://ganjoho.jp/public/cancer/pancreas/index.html
肝細胞がん https://ganjoho.jp/public/cancer/liver/index.html
卵巣がん https://ganjoho.jp/public/cancer/ovary/index.html

公益財団法人がん研究会
膵臓がん https://www.jfcr.or.jp/hospital/cancer/type/pancreas/index.html
肝臓がん https://www.jfcr.or.jp/hospital/cancer/type/liver_i/index.html

国立がん研究センター 東病院
膵がん https://www.ncc.go.jp/jp/ncce/clinic/hepatobiliary_and_pancreatic_surgery/050/3/20171102124510.html
肝細胞がん https://www.ncc.go.jp/jp/ncce/clinic/hepatobiliary_and_pancreatic_surgery/050/1/20171101185154.html

この情報をシェアする
シンボルマーク

よく読まれている記事

株式会社 同仁がん免疫研究所
〒861-8019 熊本県熊本市東区下南部3-2-100  TEL : 096-285-8815
© Dojin Institute of Cancer Immunology, Co., Ltd. All Right Reserved.