がん患者様のためのお役立ちブログ
悪性リンパ腫とは?症状・種類・原因・生存率から最新の治療まで徹底解説。
「首やわきの下に痛みのないしこりがあるが大丈夫だろうか」
「悪性リンパ腫と診断されたが、どんな病気なのか知りたい」
そんな不安を抱えてこの記事にたどり着いた方もいらっしゃるかもしれません。
悪性リンパ腫は、血液のがんの一種です。
種類が非常に多く、タイプによって進行の早さや治療法が大きく異なります。
一方で、近年は治療法の進歩がめざましく、進行していても治癒を目指せる可能性のある病気でもあります。
この記事では、悪性リンパ腫の症状や種類、原因、検査と診断の流れ、ステージごとの生存率、そして標準治療から体への負担が少ない最新の免疫療法まで、専門用語をかみくだいて分かりやすく解説します。
INDEX
悪性リンパ腫とは

悪性リンパ腫は血液のがんの一種で、体を細菌やウイルスから守る免疫の主役である「リンパ球」という白血球の一種ががん化し、無秩序に増えてしまう病気です。
がん化したリンパ球(腫瘍細胞)がリンパ節などで増えてかたまり(腫瘤)をつくるため、首・わきの下・足の付け根などのリンパ節の腫れとして気づかれることが多くあります。
参考:上野御徒町こころみクリニック「悪性リンパ腫の症状・診断・治療」
悪性リンパ腫は決して珍しい病気ではありません。
日本では年間3万人以上が新たに診断されており、70代に最も多く、男性のほうがやや多い傾向があります。
リンパ球はNK細胞・T細胞・B細胞などに分かれて成長するため、どの段階でがん化したかによって、WHOの分類では70種類以上の細かな病型に分かれます。
見逃してはいけない悪性リンパ腫の症状

悪性リンパ腫の最も代表的なサインは、首・わきの下・足の付け根などにできる、痛みを伴わないリンパ節の腫れやしこりです。
多くの場合は痛みがないため「疲れやかぜによる一時的な腫れ」と思って見過ごしてしまいがちです。
ただし、急速に大きくなる場合は痛みを伴うこともあります。
参考:国立がん研究センター がん情報サービス「悪性リンパ腫」
リンパ節の腫れ以外に、次のような全身症状が現れることがあります。
これらは「B症状」と呼ばれ、診断や病気の勢いを判断する重要な手がかりになります。
- 原因不明の発熱(38℃以上が続く)
- 大量の寝汗(寝具を替えるほどの汗)
- 半年で体重の10%以上の原因不明の減少
- 全身のかゆみや強い倦怠感
また、腫瘍ができる場所によっては、咳や息切れ(胸の中央=縦隔)、お腹の張り(腹部)、皮膚の発疹やしこりなど、さまざまな症状が出ることもあります。
痛みのないしこりや上記の症状が続く場合は、早めに医療機関を受診しましょう。
悪性リンパ腫の種類(ホジキンと非ホジキン)

悪性リンパ腫は、その性質によって大きく2つに分類されます。
どちらに分類されるかで、治療法も予後(経過の見通し)も大きく変わります。
ホジキンリンパ腫
特徴的ながん細胞が見られるタイプで、日本では悪性リンパ腫全体のおよそ5%程度と少なめです。
20歳代の若年層と50〜60歳代の中年層という2つの年代に発症のピークがあります。
比較的治療が効きやすく、治癒が期待できるタイプとされています。
参考:国立がん研究センター がん情報サービス「ホジキンリンパ腫」
非ホジキンリンパ腫
ホジキンリンパ腫以外のすべてを含むタイプで、日本の悪性リンパ腫の大多数を占めます。
さらに、進行の速さによって次の3つに分けられます。
- 低悪性度(年単位でゆっくり進行:濾胞性リンパ腫など)
- 中悪性度(月単位で進行:びまん性大細胞型B細胞リンパ腫など)
- 高悪性度(週単位で急速に進行:リンパ芽球性リンパ腫、成人T細胞白血病・リンパ腫など)
「悪性度が低い=安心」というわけではなく、ゆっくり進行するタイプは完治しにくい一面もあるなど、一概には言えません。
正確な病型を診断することが、適切な治療への第一歩となります。
参考:インターナショナル画像診断クリニック「悪性リンパ腫の症状とは?」
悪性リンパ腫の原因やリスク要因
悪性リンパ腫は、リンパ球の遺伝子に傷がつくことで発症すると考えられていますが、明確な原因は完全には解明されていません。
また、親から子へ遺伝する病気ではありません。一方で、次のような要因がリスクを高めることが知られています。
- ウイルス感染(EBウイルス、HTLV-1、HIV、C型肝炎ウイルスなど)
- 細菌感染(ピロリ菌など)
- 免疫不全の状態
- 化学物質への曝露や、膠原病などの慢性的な炎症
ただし、これらの要因を日常生活で完全に避けることは難しいのが実情です。
確実な予防法はないため、定期的な健康診断を受けることや、体の異変に気づいたら早めに受診することが大切です。
何科を受診する?検査と診断の流れ

受診先は「血液内科」
リンパ節の腫れが続くなど悪性リンパ腫が疑われる場合は「血液内科」を受診するのが基本です。
まずはかかりつけ医や内科を受診し、必要に応じて血液内科のある病院を紹介してもらう流れでも問題ありません。
診断には「生検」が必要不可欠
悪性リンパ腫の診断では、症状や血液検査・画像検査だけで確定することはできません。
腫れているリンパ節などの組織の一部を採取して顕微鏡で詳しく調べる「生検」が必要不可欠です。
これにより、がん細胞の種類(B細胞かT細胞・NK細胞か)や病型を特定します。
あわせて、病気の広がり(ステージ)を調べるためにCTやPET-CTなどの画像検査、骨髄検査などが行われます。
リンパ腫は病型ごとに治療方針が異なるため、正確な診断が極めて重要です。
悪性リンパ腫のステージと生存率
ステージは広がりの範囲で4段階に分かれる
悪性リンパ腫のステージ(病期)は、がんがどの範囲のリンパ節や臓器に広がっているかによって、I期からIV期の4段階に分類されます。
I〜II期を「限局期」、III〜IV期を「進行期」と呼ぶこともあります。
ステージ別・タイプ別の5年生存率の目安
悪性リンパ腫全体の5年生存率は、ある統計では約67.5%と報告されています。
タイプ別・ステージ別の目安は次のとおりです。
| タイプ/病期 | 限局期(I〜II期) | 進行期(III〜IV期) |
|---|---|---|
| ホジキンリンパ腫 | 約80〜90% | 約40〜65% |
| 非ホジキンリンパ腫 | 約70〜90% | 約50〜70% |
特にホジキンリンパ腫は治療への反応が良く、早期で発見されれば90%以上の生存率が報告されるなど、「治癒が期待できるがん」として位置づけられています。
参考:銀座がん医療クリニック「悪性リンパ腫の生存率」/有好内科クリニック
ただし、これらはあくまで過去のデータを集計した平均値です。
リンパ腫は種類が多く、年齢・体力・病型によって経過は大きく異なります。
数値に一喜一憂せず、ご自身の病型に対する最新の治療を主治医と相談して選んでいくことが大切です。
悪性リンパ腫の標準治療
悪性リンパ腫の治療は、病型・ステージ・年齢・体力などをもとに決められます。
中心となるのは、全身に効果を及ぼす薬物療法です。
化学療法(抗がん剤)と分子標的薬
複数の抗がん剤を組み合わせる化学療法が治療の柱です。
B細胞性のリンパ腫では、がん細胞の目印を狙い撃ちする分子標的薬「リツキシマブ」を加えた治療(R-CHOP療法など)が広く行われ、治療成績を大きく向上させました。
放射線治療
がんが限られた範囲にとどまっている場合(限局期)には、その部位に放射線を当てる放射線治療が行われたり、化学療法と組み合わせたりします。
造血幹細胞移植
再発した場合や難治性の場合には、大量の抗がん剤治療と組み合わせて「造血幹細胞移植」が検討されることがあります。
免疫チェックポイント阻害薬
再発・難治性の古典的ホジキンリンパ腫などに対しては、免疫の力を引き出す「免疫チェックポイント阻害薬(キイトルーダ=ペムブロリズマブなど)」が保険適用となっており、新たな選択肢として臨床試験で高い効果が確認されています。
参考: キイトルーダ(ペムブロリズマブ)とは?効果・対象のがん種・副作用・費用までわかりやすく解説。
標準治療の副作用や再発の不安でお悩みの方へ

抗がん剤の副作用による体への負担
化学療法は「増殖の速い細胞」を攻撃するため、髪の毛・口の粘膜・胃腸・骨髄など正常な細胞もダメージを受けます。
これにより、吐き気・脱毛・強い倦怠感・白血球減少(感染しやすくなる)といった副作用が生じ、体力が大きく奪われることがあります。
再発への精神的な不安
悪性リンパ腫はタイプによっては再発しやすく「治療を終えた後、再発におびえながら経過観察を続けるのがつらい」と悩む方も少なくありません。
こうした副作用や再発への不安を抱える方の選択肢の一つとして、自分の免疫の力を高める免疫療法が注目されています。
体への負担が少ない「6種複合免疫療法」という選択肢
標準治療の副作用や再発の不安を抱える方に、近年「第4の選択肢」として注目されているのが、患者さま自身の免疫細胞を活用する免疫細胞療法です。
その代表例が、同仁がん免疫研究所が提供する「6種複合免疫療法」です。
6種類の免疫細胞をチームで活性化させる治療法
6種複合免疫療法は、患者さま自身の血液を少量(約30ml)採取し、その中の6種類の免疫細胞(ヘルパーT細胞・キラーT細胞・NK細胞・NKT細胞・γδ(ガンマデルタ)T細胞・樹状細胞)を取り出して、専用施設で約3週間かけて培養・活性化させます。
1,000〜2,000万個だった免疫細胞を20〜50億個にまで増やし、点滴で体内に戻すことで、がんと闘う力を高める治療法です。
役割の異なる6種類の細胞がチームプレーで攻撃するため、1種類だけを使う場合より高い効果が期待できるとされています。
参考:6種複合免疫療法とは
副作用が少なく、入院も不要
この治療の大きな特徴は、自分自身の細胞を使うため、抗がん剤のような強い副作用やアレルギーがほとんどない点です。
治療は採血と点滴(1回20〜30分程度)のみで完結し、入院の必要がありません。
通院や訪問診療で受けられるため、仕事や家庭での生活を続けながら治療できます。
標準治療との併用で相乗効果が期待できる
6種複合免疫療法は、手術・抗がん剤・放射線といった標準治療と併用できる点も特徴です。
抗がん剤や放射線には免疫力を下げる側面がありますが、6種複合免疫療法に含まれるNKT細胞は抗がん剤や放射線への抵抗力が強いとされ、低下した免疫力を補う役割が期待されています。
実際に同仁がん免疫研究所の調査(2020年6月〜2024年7月、380名対象)では、1クール(6回)を終えた患者さんの進行抑制率(がんが縮小〜変化なしと判定された割合)が約79%という結果が報告されています。
悪性リンパ腫など血液がんは事前確認を
ただし、大切な注意点があります。6種複合免疫療法は「ほぼ全てのがん種に対応」とされていますが、一部の血液がんは適応外となる場合があります。
悪性リンパ腫は血液のがんに分類されるため、ご自身の病状が治療の対象になるかどうかは、まずはスタッフにご相談ください。
【がんの治療の選択肢としておすすめする「6種複合免疫療法」】
副作用が少なく、他の治療と併用できる!
6種複合免疫療法は、患者さま自身の免疫細胞を一度体外へ取り出し、活性化・増殖させて体内へ戻すことで、がんと闘う力を高める免疫療法です。
治療法は採血と点滴だけの通院治療です。
6種複合免疫療法をおすすめする理由
- がん3大療法との併用が可能で、ほぼ全てのがんに対応する
- 副作用が少ないため、体への負担も小さい治療法である
- 入院が必要ないため、患者さまの生活のリズムを変えることなく治療を行うことができる
がん治療の選択肢の一つとして、6種複合免疫療法もぜひご検討ください。
今すぐ詳細を知りたい方は、以下よりお問い合わせください。
悪性リンパ腫に関するよくある質問(FAQ)

Q1. 悪性リンパ腫は治りますか?
タイプやステージによりますが、悪性リンパ腫は血液のがんの中でも治療がよく効くものが多く、進行していても治癒を目指せる可能性のある病気です。
特にホジキンリンパ腫は治療成績が良好です。
Q2. リンパ節が腫れていたら悪性リンパ腫ですか?
リンパ節の腫れの多くは、かぜや細菌感染などによる一時的なものです。
ただし、痛みのない腫れが続く、または大きくなっていく場合は、念のため血液内科などを受診することをおすすめします。
Q3. 悪性リンパ腫は遺伝しますか?
悪性リンパ腫はリンパ球の遺伝子の傷によって発症しますが、親から子へ遺伝する病気ではありません。
一部のウイルス感染や免疫の状態などがリスクに関わるとされています。
Q4. 免疫療法はいつ始めるのがよいですか?
免疫療法は「すべての治療が効かなくなってから」ではなく、体力・免疫力が残っている段階で始めるほうが効果的とされています。
標準治療と並行して早めに検討することも一つの考え方です。
ただし対象となるかは病状によるため、専門医にご相談ください。
早期受診と正しい理解が大切
悪性リンパ腫は、痛みのないリンパ節の腫れから始まることが多い血液のがんです。
種類が非常に多く、タイプによって進行の早さや治療法は大きく異なりますが、近年は治療法の進歩により、進行していても治癒を目指せる可能性のある病気になっています。
痛みのないしこりや、原因不明の発熱・体重減少などのサインが続く場合は、自己判断で様子を見ず、早めに血液内科を受診してください。
早期発見・正確な診断が、その後の治療を大きく左右します。
万が一診断を受けても、希望を失う必要はありません。
標準治療に加え、副作用が少なく生活の質を保てる6種複合免疫療法のような免疫療法という選択肢もあります。
一人で抱え込まず、まずは気軽に相談してみましょう。
【がんの治療の選択肢としておすすめする「6種複合免疫療法」】
副作用が少なく、他の治療と併用できる!
6種複合免疫療法は、患者さま自身の免疫細胞を一度体外へ取り出し、活性化・増殖させて体内へ戻すことで、がんと闘う力を高める免疫療法です。
治療法は採血と点滴だけの通院治療です。
6種複合免疫療法をおすすめする理由
- がん3大療法との併用が可能で、ほぼ全てのがんに対応する
- 副作用が少ないため、体への負担も小さい治療法である
- 入院が必要ないため、患者さまの生活のリズムを変えることなく治療を行うことができる
がん治療の選択肢の一つとして、6種複合免疫療法もぜひご検討ください。
今すぐ詳細を知りたい方は、以下よりお問い合わせください。
お電話でのお問い合わせ
専任のスタッフが丁寧に対応いたします。
ご不明な点などございましたら、まずはお気軽にご相談ください。
0120-350-552
受付時間月曜〜金曜/09:00 - 18:00
土曜/09:00 - 13:00
