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肺がんで検討したい治療法とは? 3大治療法と免疫療法について解説

がんの治療は日々研究が進められています。がんの種類によっても治療法はさまざまで、異なる治療法が検討されます。

今回は、肺がんで検討したい治療法について解説します。肺がん患者さんやがん患者さんの親族に向けて、3大治療法と免疫療法について解説します。

ぜひ参考にご覧ください。

肺がんとは?


まずは、肺がんとはどのような病気か概要を紹介します。肺がんと一口にいっても、以下の種類(組織型)に分けられます。

組織分類 多く発生する場所 特徴
非小細胞肺がん 腺がん 肺野 肺がんの中で最も多い
扁平上皮がん 肺門(肺野部の発生頻度も高くなってきている) ・咳や血痰などの症状が現れやすい

・喫煙との関連が大きい

大細胞がん 肺野 増殖が速い
小細胞肺がん 小細胞がん 肺門・肺野ともに発生する ・増殖が速い

・転移しやすい

・喫煙との関連が大きい

肺がんの症状


次に肺がんの主な症状を紹介します。

肺がんは、初期段階では自覚症状がないことがほとんどです。肺がんが進行すると、以下に挙げるような症状が出ることが多いと言われています。

  • 血痰
  • 胸の痛み
  • 息苦しさ
  • 動悸
  • 発熱

など。

ただし場合によっては上記のような症状が出ないこともあります。また脳や骨などに転移すると、頭痛やふらつき、背中や肩の痛みなどの症状が出ることもあります。

肺がんのステージ


肺がんのステージ(病期)は、大きく4つに分けられます。

  • Ⅱ期(ステージ2)
  • Ⅲ期(ステージ3)
  • Ⅳ期(ステージ4)

 

ステージが上がっていくことは、がんの進行を意味します。ステージはTNMと呼ばれる3つの要素で決められます。

T:がんの腫瘍そのものの状態を示す

N:がんのリンパ節への広がりを示す

M:がんが他の臓器などに転移しているかを示す

ステージによって検討・確認できる2つのこと

ステージによって検討・確認できる2つのことは、以下の通りです。

  • 治療方針
  • 予後(5年生存率)

治療方針

続いては、治療方針を紹介します。

治療方針は、ステージの他にも治療を受ける方の希望や年齢、体調などさまざまなことを加味して担当の医師と決めます。その中でもステージは治療方針を決める上で重要な要素の一つです。一般的に、ステージごとに以下の治療の選択肢が検討されることが多いです。

ですが、これらはあくまで一般的な話であり、患者さんごとに個人差があります。

ステージ1~3:手術療法

ステージ3:放射線療法・薬物療法

ステージ4:薬物療法

予後(5年生存率)

5年生存率とは何か、概要を紹介します。肺がん全体の5年生存率(ネット・サバイバー)を見ていきましょう。

  • ステージ1:81.5%
  • ステージ2:51.0%
  • ステージ3:28.6%
  • ステージ4:8.0%

(参考:がん情報サービス 院内がん登録生存率集計結果閲覧システム

肺がんの3大治療法


肺がんの3大治療法について解説します。

肺がんの種類やステージによって治療の方針や選択肢は変わります。また、いくつかの治療法を組み合わせることも多く、これを集学的治療と呼びます。

次章以降でそれぞれの治療法について詳しく見ていきましょう。

手術療法

肺がんの3大治療法の1つ目は、手術療法です。

肺がんにおける手術療法について概要や特徴を紹介します。非小細胞肺がんの場合は、ステージ1〜3で手術できる場合に選択されるケースが多くあります。

また、小細胞肺がんの場合には、ステージ1〜2で手術できる場合に選択されるケースがあります。がんの腫瘍が切除可能であれば、根治できる可能性が高いと言われています。腫瘍を切除するための標準的な手術方法は、主に以下の2つです。

  • がんのある肺葉を根元から切除する、肺葉切除
  • 近くのリンパ節を切除する、リンパ節郭清

 

がんの進行度合いによっては、片肺を摘出する肺全摘術や、切除範囲を小さくするための術式・区域切除、部分切除などもあります。

手術療法の主な合併症

手術療法の合併症の主なリスクについて紹介します。

肺炎 手術療法の主な合併症に、肺炎があります。痰の詰まりが原因で引き起こされる肺炎と、間質が炎症を起こす「間質性肺炎」があります。肺炎の症状は、発熱・黄色の痰・咳など。手術後4〜5日目頃に好発すると言われています。手術直後の発熱はよくみられます。長く続く場合は、肺炎を疑います。喫煙者は肺機能が低下していることが多いので、間質性肺炎の合併リスクが高くなります。
気管支瘻 手術療法の主な合併症に、気管支瘻があります。肺切除は気管支を切断して行いますが、まれに穴が開いて空気が漏れてしまい、発熱したり胸水が溜まったりすることがあります。細菌に感染して、胸腔内に膿が溜まってしまうことがあるため、早急な対応が必要です。悪化して膿胸になると、治療が長期になる可能性や再手術が必要になる可能性があります。
肺塞栓 手術療法の主な合併症に、肺塞栓があります。血栓が肺動脈に詰まることで起こりますが、頻度はまれです。合併すると命にかかわることがあるため、注意が必要です。呼吸困難などが起こる可能性もあります。ベッドの中で動かないでいると血流が悪くなり、血栓ができやすくなります。早期に離床して体を動かすようにすることが、予防につながります。
心筋梗塞・脳梗塞 手術療法の主な合併症に、心筋梗塞・脳梗塞があります。動脈硬化のある人は、手術中あるいは手術後にベッドの中で長時間動かないでいると血栓ができやすくなります。血栓が冠動脈に詰まると心筋梗塞を引き起こし、脳血管に詰まると脳梗塞を引き起こします。
乳び胸 手術療法の主な合併症に、乳び胸があります。食事として摂取した脂肪が十分に分解されず、リンパ液に混じって白濁して見えるものを乳びと呼びます。乳びが漏れ出してしまい胸腔内に溜まると「乳び胸」を引き起こします。乳びの量が多い場合は手術が必要となる場合があります。
不整脈 手術療法の主な合併症に、不整脈があります。手術後2〜3日目に発症することが多いと言われています。不整脈になると、動悸・立ちくらみ・冷や汗などの自覚症状があります。心臓から肺につながる血管が切れたり、心膜が開いてしまったりすることで起こる可能性があります。時間の経過によって症状が収まることや、薬剤で症状を抑えることができます。
手術後の出血 手術療法の主な合併症に、手術後の出血があります。手術後の出血の多くは肋間動脈から起こります。1時間に100mL以上の出血が2時間以上続く場合には、再手術が必要となるケースもあるため注意が必要です。
声のかすれ(嗄声) 手術療法の主な合併症に、声のかすれ(嗄声)があります。左の肺を手術したときに、声のかすれが生じやすいと言われています。反回神経の麻痺が原因となり、多くは自然に軽快します。
無気肺 手術療法の主な合併症に、無気肺があります。気管支内に痰が詰まることで無気肺が起こります。長く続くと肺炎を引き起こす可能性もあります。痰の排泄を適切に行うことで防げます。
肺瘻 手術療法の主な合併症に、肺瘻があります。手術後に肺から空気が漏れるために引き起こされます。膿胸を引き起こす場合もありますが、漏れている部分は自然とふさがりますので、1週間程度で治ります。

放射線療法

肺がんの3大治療法の2つ目は、放射線療法です。

肺がんにおける放射線療法について概要や特徴を紹介します。手術療法に比べると比較的負担の少ない治療法です。

ですが、局所だけの治療になるため、周囲に広がっていたり転移したりしているがん細胞に対しては向いていません。非小細胞肺がんの場合は、ステージ1〜3で手術できない場合に選択されるケースがあります。小細胞肺がんの場合は、ステージ2以降で体の状態が歩行可能だが1日の半分以上はベッド外で過ごせるが手術はできない場合に選択されるケースがあります。ステージによっては薬物療法と組み合わせて治療を受けることもあるそうです。

放射線療法の主な副作用

放射線療法の主な副作用のリスクについて紹介します。

皮膚炎 放射線療法の主な副作用に、皮膚炎があります。皮膚や粘膜は放射線の影響を受けやすいため、炎症を引き起こしやすい傾向にあります。皮膚炎の症状は、治療が始まって2週間くらいすると放射線をあてた部分が日焼けしたように赤くなったりします。その後黒ずみになり、皮膚が入れ替わってもとに戻っていきますが、こすったりするとただれたり潰瘍ができる可能性があります。炎症を起こした部分はできるだけ刺激を与えないようにすることが大切です。対処法として、冷水で絞ったタオルを軽くあてるようにします。症状がひどいときは医師へ相談してください。ステロイド軟膏やかゆみ止めで、症状が軽快する場合があります。
食道炎 放射線療法の主な副作用に、食道炎があります。肺がんの放射線療法では、リンパ節にも放射線を照射することがあり結果として炎症が起こる可能性があります。食道炎の症状は、胸やけ・食べ物が喉につかえる・食道がチクチク痛むなどです。放射線療法開始後2週間〜治療終了後2週間くらいの時期に生じます。治療が終了すると症状は徐々に改善します。対策として、やわらかい、刺激の少ないものを食べるように心掛けてください。症状がひどいときは、粘膜を保護するお薬や痛み止めを処方してもらいます。
肺臓炎 放射線療法の主な副作用に、肺臓炎があります。照射する範囲が広い場合に、咳・熱・息切れなどの症状を引き起こす場合があります。高熱や過度な息切れなどがある場合は、重症化するおそれがあり、ステロイド剤が有効だと言われています。症状がひどいときは医師へ相談してください。
脊髄炎 放射線療法の主な副作用に、脊髄炎があります。正常な細胞が耐えられる放射線量(50Gy程度)以上の治療で生じる副作用で、炎症により、しびれ・麻痺などが引き起こされます。

薬物療法

肺がんの3大治療法の3つ目は、薬物療法です。

肺がんにおける薬物療法について概要や特徴を紹介します。薬物療法は主に、肺がんが他の臓器などにも転移している場合に用いられることが多いと言われています。非小細胞肺がんの場合には、ステージ3〜4で手術できない場合もしくは手術後の治療法として選択されるケースがあります。

また、小細胞肺がんの場合には、薬物療法が主な治療法です。手術できない場合は一部のケースを除き薬物療法が選択されることが多い傾向にあります。

薬物療法で用いられる主な薬の種類を紹介します。

細胞障害性抗がん剤:がんを含んだ全身の細胞にダメージを与える

分子標的薬:遺伝子変異によるがんの増殖を止める

血管新生阻害薬:がんを増やすための血管を作らせない

など。

薬物療法の主な副作用

続いては、薬物療法の主な副作用のリスクについて紹介します。

悪心・嘔吐 抗がん剤、分子標的薬、免疫チェックポイント阻害薬の副作用として、悪心・嘔吐があります。嘔吐するのではないかという不安から起こる予測性悪心・嘔吐については、抗不安薬などが使用されます。対処法として、治療中は体を締めつけない衣服を着用したり、楽な姿勢を取ってリラックスすることを推奨します。
骨髄抑制 抗がん剤、分子標的薬、免疫チェックポイント阻害薬の副作用として、骨髄抑制があります。抗がん剤の投与開始後、1週間後くらいから出現する可能性があります。抗がん剤の多くは、骨髄に影響を及ぼし白血球や赤血球、血小板の数が減少してしまいます。発熱・悪寒・貧血・皮下出血などの症状があらわれますが、自覚症状がない可能性もありますので、血液検査などによる定期的なチェックが大切です。
下痢・便秘 抗がん剤、分子標的薬、免疫チェックポイント阻害薬の副作用として、下痢・便秘があります。下痢により水分の排泄が促進されるため、十分な水分摂取を心掛けてください。便秘の予防として十分な水分摂取・規則正しいトイレ習慣・軽い運動などを推奨します。
脱毛 抗がん剤、分子標的薬、免疫チェックポイント阻害薬の副作用として、脱毛があります。抗がん剤の投与を始めてから数週間たつと髪の毛が抜け始めます。髪の毛は3〜6カ月たつと生えてきます。精神的なショックに注意が必要です。事前にかつらや帽子を準備しておくと、イメージの変化や精神的なショックを和らげる効果が期待できます。対処法として、頭皮の刺激を避けるため、毛の柔らかいブラシや刺激の少ないシャンプーを準備することもおすすめします。
末梢神経障害 抗がん剤、分子標的薬、免疫チェックポイント阻害薬の副作用として、末梢神経障害があります。症状としては、手足のしびれが起こることがあります。一度症状が出現すると回復に時間がかかります。対処法として手足を温める・マッサージ・手指や足首をストレッチすることがあります。
皮膚障害 抗がん剤、分子標的薬、免疫チェックポイント阻害薬の副作用として、皮膚障害があります。皮膚の細胞は、増殖を繰り返すがん細胞と同じくらい活動性が高く、抗がん剤の影響を受けやすい傾向にあります。かゆみ・蕁麻疹・発疹・にきび・色素沈着などが引き起こされます。対処法として冷たいタオルなどをあてたり、汗をかいたらシャワーを浴びて清潔にします。衣類は柔らかい素材のものを着用することをおすすめします。
味覚障害 抗がん剤、分子標的薬、免疫チェックポイント阻害薬の副作用として、味覚障害があります。抗がん剤の治療中は味に敏感になる人もいます。場合によっては、味をまったく感じなくなることもあります。味覚の異常は、しばらくすると自然に回復することが多い傾向にあります。
間質性肺炎 抗がん剤、分子標的薬、免疫チェックポイント阻害薬の副作用として、間質性肺炎があります。初期症状として、咳・息切れ・軽い発熱などが生じます。高齢者や喫煙歴の長い方は、特に注意が必要です。
肺障害 免疫チェックポイント阻害薬の主な副作用として、肺障害があります。肺障害は早い段階でみられ、症状の程度は肺が障害される範囲と強さにより異なります。呼吸が苦しくなったり、咳がよく出るようになったときには、肺障害が悪化している可能性もあります。肺障害は短時間に悪化することもあるため、注意が必要です。
肝・胆・膵障害 免疫チェックポイント阻害薬の主な副作用として、肝・胆・膵障害があります。免疫チェックポイント阻害薬の投与により免疫反応が高まり肝臓・胆のう・すい臓などに障害が起こることがあります。
神経・筋・関節障害 免疫チェックポイント阻害薬の主な副作用として、神経・筋・関節障害があります。免疫チェックポイント阻害薬の投与中に、頭痛・めまい・味覚障害などの神経障害や、関節痛・筋痛があらわれることがあります。免疫反応が起きることで、自己免疫性脳炎・四肢の筋力低下・しびれ感をきたす脱髄性ニューロパチーを引き起こす可能性もあります。
内分泌障害 免疫チェックポイント阻害薬の主な副作用として、内分泌障害があります。1型糖尿病・下垂体機能低下症・副腎皮質機能低下症・甲状腺機能異常症などのホルモン分泌に異常をきたす副作用が生じる可能性があります。
インフュージョンリアクション 免疫チェックポイント阻害薬の主な副作用として、インフュージョンリアクションがあります。薬を点滴する際にみられる副作用です。発熱・悪寒・かゆみ・発疹・血圧・脈拍の変動などが引き起こされます。薬の投与開始直後から30分以内に出現するケースが多いと言われています。

3大治療法以外に検討できる肺がん治療・免疫療法


前述した3大治療法以外にも検討できる免疫療法について紹介 します。

免疫療法とは、免疫の力を利用した治療法です。免疫により、がんを攻撃します。

また、免疫療法は大きく以下の2つに分けられる

  • 免疫チェックポイント阻害薬による治療
  • 免疫細胞療法

それぞれの治療法について、次章以降で詳しく解説します。

免疫チェックポイント阻害薬による治療

免疫チェックポイント阻害薬による治療の概要や特徴を紹介します。免疫チェックポイント阻害薬を使う治療法では、がん細胞が免疫を抑制する働きを解除することを狙います。

また、免疫チェックポイント阻害薬による治療法は、薬物療法としても当てはまります。手術後に追加する治療、もしくは手術が適応とならない進行がんの治療にも用いられる治療法です。

肺がんでは、以下のがんに対して一部の免疫チェックポイント阻害薬が保険適用となっています。

  • 非小細胞肺がん
  • 小細胞肺がんの治療

 

主な免疫チェックポイント阻害薬を紹介します。

  • PD-L1阻害剤
  • PD-1阻害剤
  • CTLA-4阻害剤

 

免疫チェックポイント阻害薬のメカニズムを解説します。

免疫の主役であるT細胞は、がん細胞に特有のタンパク質を認識します。活性化することでタンパク質を発現しているがん細胞を攻撃する、という機能を持っています。一方で、T細胞には免疫の働きが過剰になるのを抑える効果があるそうです。PD-1という受容体が備わっており、PD-L1という物質と結合することで、T細胞の活性は低下します。

その結果、がん細胞への攻撃をやめてしまうとのこと。がん細胞の中にはPD-L1を発現して、T細胞の攻撃から逃避して生き延びるものができます。

ですが、抗PD-1抗体はT細胞に発現したPD-1に、抗PD-L1抗体はがん細胞に発現したPD-L1に直接結合する機能を保持しており、PD-L1に直接結合することにより、がん細胞による免疫の抑制を解除します。

このように免疫チェックポイント阻害薬は、抗PD-1抗体と抗PD-L1抗体はT細胞のPD-1とがん細胞のPD-L1の結合を防ぎ、T細胞の活性を維持する薬剤です。

免疫チェックポイント阻害薬の主な副作用

免疫チェックポイント阻害薬の副作用のリスクについて紹介します。起こり得る主な副作用は以下の通りです。

  • 間質性肺炎
  • 大腸炎
  • 一型糖尿病
  • 甲状腺機能障害
  • 肝・腎機能障害
  • 皮膚障害
  • 重症筋無力症
  • 筋炎
  • ぶどう膜炎

 

免疫細胞療法

次に、免疫細胞療法の概要や特徴を紹介します。

免疫細胞療法は、手術・放射線治療・薬物療法と組み合わせることで、 相乗効果が期待できる治療法です。全ての肺がんのステージで検討できる治療法で、副作用のリスクが少ない傾向にあります。再発予防効果も期待できますが、ただし効果には個人差があります。

免疫細胞療法は、その中でもさまざまな治療法があります。いくつかの免疫細胞療法について次章以降で紹介します。

エフェクターT細胞療法

エフェクターT細胞療法は、攻撃力が強まったT細胞を使う方法です。

エフェクターT細胞療法は、がん細胞への攻撃力を強めるために患者さんのT細胞を体の外に取り出して行います。取り出したT細胞にがん細胞の目印を見分ける遺伝子を組み入れ、増殖させ再び体の中に戻します。

アルファ・ベータT細胞療法

アルファ・ベータT細胞(αβT細胞療法)は、多くの機関で長年行われています。

アルファ・ベータT細胞療法は活性化リンパ球療法のひとつであり、自身の血液を採取し、T細胞を大幅に増殖させて活性化した後に体内へ戻します。がん細胞は、自らを守るバリアとして免疫の働きを抑制させてしまう作用がありますが、アルファ・ベータT細胞療法では、その免疫抑制作用を解除することが可能です。

NK細胞療法

NK細胞は、がんの殺し屋と呼ばれており、リンパ球のおよそ10〜30%を占めます。このナチュラルキラー細胞であるNK細胞を活用した治療法が、NK細胞療法です。自然免疫と呼ばれるNK細胞が、全身をくまなくパトロールします。パトロールを通してがん細胞や悪性化しそうな異常細胞を見つけると、他の細胞の指示を受けることなく、独自で攻撃を開始します。

NKT細胞標的治療

NKT細胞は、NK細胞とT細胞の特徴を併せ持つ性質があります。

NKT細胞には強力な免疫反応増強作用があり、がん細胞を直接的に殺す働きを持っています。免疫系を活性化することにより、抗腫瘍効果を発揮します。

6種複合免疫療法

6種複合免疫療法とは、患者さんの体の中にある免疫細胞を一度体外へ取り出し、活性化・増殖させて体内へ戻して行います。免疫細胞を活性化・増殖させることで、がんと闘う力を増強させます。

まとめ


今回は、肺がんで検討したい治療法について解説しました。

3大治療法である手術療法・放射線療法・薬物療法が検討されます。

また、手術・放射線治療・薬物療法と組み合わせることで、 相乗効果が期待できる免疫療法にはさまざまな種類があります。

同仁がん免疫研究所では、6種複合免疫療法の治療を行っています。

厚生労働省の許可を受けた細胞培養施設にて、極めて高度な安全管理体制のもとで細胞培養の委託を受けています。

同仁がん免疫研究所の細胞培養数は圧倒的で、約3週間で1,000から2,000個の細胞を20から50億個まで培養できます。

6種複合免疫療法に関する詳細は、こちらよりご確認ください。

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