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がん免疫療法をわかりやすく解説。仕組み・種類・効果・費用・受けられる病院までの完全ガイド

「がん免疫療法」という言葉を、テレビやインターネットで目にする機会が増えてきました。
「副作用が少ないらしい」「第4の治療法と呼ばれている」というイメージを持つ一方で「本当に効くの?」「怪しい治療もあると聞いて不安」と感じている方も多いのではないでしょうか。

実は、国立がん研究センターも指摘するように「免疫療法」と呼ばれる治療には、科学的に効果が証明されたものと、そうでないものが混在しています。
正しく見分けて選ぶことが、後悔のない治療につながります。

この記事は、公的機関や専門学会のガイドライン、実際の臨床試験データといった信頼できる情報をもとに、がん免疫療法のすべてを一つにまとめた完全ガイドです。
仕組み・種類・代表的な薬・効果・副作用・費用・受けられる病院・生活の工夫まで、専門用語をなるべく使わずに解説します。

がん免疫療法とは?「第4の治療法」と呼ばれる理由

 

手術・抗がん剤・放射線に続く新しい治療

がん免疫療法とは、私たちの体に備わっている免疫の力を利用してがんを攻撃する治療法です。
長らくがん治療は「手術・放射線・抗がん剤(化学療法)」の3本柱とされてきましたが、これに続く「第4の治療法」として注目されています。

従来の治療が「がん細胞を直接攻撃する」アプローチだったのに対し、免疫療法は「自身の体の免疫力を高めてがんと闘わせる」という、根本的に異なる考え方に基づいています。
そのため、上手く働けば正常な細胞へのダメージを抑えやすいという特徴があります。

なぜ免疫はがんを見逃してしまうのか

私たちの体内では、免疫細胞が日々発生するがん細胞を見つけて排除しています。
しかし、がん細胞は次のような巧妙な方法で免疫の攻撃を逃れます。

  • 免疫細胞にブレーキをかけ、攻撃を止めさせる
  •  自分を「異物」と認識されにくいように変装する
  •  周囲に免疫の働きを抑える物質を出し、バリアを張る

 

がん免疫療法は、こうしたがんの「逃げ道」をふさいだり、免疫の力を底上げしたりすることで、再びがんを攻撃できる状態を目指します。

がん免疫療法の歴史

がん免疫療法の歴史は意外と長く、130年以上にわたる研究の積み重ねの上にあります。
日本臨床腫瘍学会のガイドラインなどをもとに、主な歩みを年表で見てみましょう。

参考:日本医療研究開発機構(AMED)「本庶佑博士のノーベル生理学・医学賞受賞のお祝い」
参考:日本臨床腫瘍学会「がん免疫療法ガイドライン第3版」(Mindsガイドラインライブラリ)

効果が証明された免疫療法・されていない免疫療法

免疫療法を理解するうえで最初に必ず知っておきたいのが、国立がん研究センター「がん情報サービス」による次の区別です。

  •  効果が証明された免疫療法
    治療効果や安全性が科学的に証明され、保険診療で受けられる
  •  効果が証明されていない免疫療法
    治療効果や安全性が科学的に証明されていない

 

同センターは「これまでの研究では、残念ながらほとんどの免疫療法では有効性(治療効果)が認められていない」と明言しています。
臨床研究で効果が明らかにされているのは、免疫チェックポイント阻害薬などの一部の薬に限られ、効果が認められるがんの種類もまだ限られているのが現状です。

そのため「免疫療法」という言葉だけで安心せず、それが科学的に効果が証明されたものかどうかを必ず確認する必要があります。
特に、高額な自由診療を検討する際は慎重な判断が求められます。

参考:国立がん研究センター がん情報サービス「免疫療法 もっと詳しく」

がん免疫療法の仕組み|免疫の「ブレーキ」と「アクセル」

免疫療法の仕組みは、大きく「ブレーキを外す治療」と「アクセルを踏む治療」の2つに分けられます。

①免疫の「ブレーキ」を外すタイプ

私たちの免疫細胞には、正常な細胞を攻撃しすぎないよう「ブレーキ(免疫チェックポイント)」が備わっています。
ずる賢いがん細胞は、このブレーキを悪用して免疫の攻撃を止めさせ、生き延びようとします。
このブレーキを外して免疫本来の攻撃力を取り戻させるのが「免疫チェックポイント阻害薬」です。
効果が科学的に証明されている免疫療法の中心はこのタイプです。

②免疫の「アクセル」を踏むタイプ

もう一方は、免疫細胞そのものを増やしたり強化したりして、がんへの攻撃力を高める(アクセルを踏む)タイプです。
自分の免疫細胞を体外で培養・活性化させてから体内に戻す「免疫細胞療法」などがこれにあたります。
CAR-T療法のように保険適用されたものもあれば、自由診療で行われるものもあります。

がん免疫療法の主な種類

日本臨床腫瘍学会のガイドラインでは、がん免疫療法を作用の仕組みで分類しています。
ここでは代表的な種類を紹介します。

①免疫チェックポイント阻害薬

前述の「ブレーキを外す」薬です。代表例にオプジーボ、キイトルーダ、テセントリク、ヤーボイなどがあります。
効果が科学的に証明され、複数のがんで保険適用されています。

参考:オプジーボとは?効果・副作用・費用・対象がん種と6種複合免疫療法との違いを徹底解説
参考:キイトルーダ(ペムブロリズマブ)とは?効果・対象のがん種・副作用・費用までわかりやすく解説

②免疫細胞療法(CAR-T療法・6種複合免疫療法など)

「アクセルを踏む」タイプの免疫療法で、自分の免疫細胞を体外でパワーアップさせて戻す治療です。

  •  CAR-T療法
    T細胞に「がんを見つけるレーダー」を遺伝子操作で組み込み、特定の血液がんを狙い撃ちする(保険適用)
  • 6種複合免疫療法
    6種類の免疫細胞を同時に培養・活性化させる(自由診療)
  •  NK細胞療法・樹状細胞ワクチン
    特定の免疫細胞に特化して増やす(多くは自由診療)

③二重特異性抗体(BiTE抗体)療法

「がん細胞」と「免疫細胞」の両方に同時にくっつく特殊な薬で、両者を強制的に引き寄せて攻撃させる新しい治療です。一部の血液がんで保険適用されています。

④がんワクチン療法

がんの目印(抗原)をあらかじめ免疫に覚えさせ、がんを攻撃しやすくする治療です。
感染症のワクチンが「予防」を目的とするのに対し、がんワクチンの多くは「治療」を目的とします。
現在も研究開発が進められている分野です。

⑤サイトカイン療法

インターロイキンやインターフェロンといった、免疫細胞を活性化させる物質(サイトカイン)を投与して、免疫の働きを高める治療です。
腎細胞がんや一部の血液がんなどで用いられてきました。

免疫チェックポイント阻害薬代表的な薬と対象がん

免疫チェックポイント阻害薬は、標的とする分子によって「抗PD-1抗体」「抗PD-L1抗体」「抗CTLA-4抗体」に分かれます。
代表的な薬と主な対象がんを整理しました(対象は拡大が続いており、実際に使えるかは病状により異なります)。

薬(一般名) 種類 主な対象がん
オプジーボ(ニボルマブ) 抗PD-1抗体 悪性黒色腫、非小細胞肺がん、腎細胞がん、ホジキンリンパ腫、頭頸部がん、胃がん、食道がん、悪性胸膜中皮腫など
キイトルーダ(ペムブロリズマブ) 抗PD-1抗体 悪性黒色腫、非小細胞肺がん、頭頸部がん、食道がん、腎細胞がん、乳がん(トリプルネガティブ)、尿路上皮がん、MSI-Highのがんなど
テセントリク(アテゾリズマブ) 抗PD-L1抗体 非小細胞肺がん、小細胞肺がん、肝細胞がん、乳がんなど
ヤーボイ(イピリムマブ) 抗CTLA-4抗体 悪性黒色腫、腎細胞がん、非小細胞肺がんなど(オプジーボとの併用が多い)

 

同じ「抗PD-1抗体」でも、対象となるがんや、投与前にPD-L1という目印を調べる必要があるかどうかは薬ごとに異なります。
どの薬が適しているかは、がんの種類・進行度・遺伝子の特徴などから主治医が判断します。

参考:がん情報サイト「オンコロ」免疫チェックポイント阻害薬のがん種別まとめ

混同しやすい「光免疫療法(第5のがん治療)」との違い

「免疫」という言葉が入っているため混同されがちですが、光免疫療法は、免疫チェックポイント阻害薬などとは異なる仕組みの治療です。
「第5のがん治療」とも呼ばれます。

光免疫療法(国内での名称は「頭頸部アルミノックス治療」)は、がん細胞に集まる薬剤を点滴した後、患部に特定の波長のレーザー光を当てて、がん細胞を破壊する治療です。
2020年に承認され、2021年から保険適用されています。国立がん研究センター東病院などによると、現在保険が使えるのは「切除が難しい局所進行または局所再発の頭頸部がん」に限られています。

光免疫療法は、がん細胞を壊すと同時に、がんに対する免疫を活性化する可能性も期待されており、他のがん種への応用を目指した研究が続いています。
ただし、レーザー光を当てる治療のため、治療後は光線過敏症(強い光で皮膚や目に症状が出る)に注意が必要です。

参考:国立がん研究センター東病院「光免疫療法について」
参考:光免疫療法とは?効果・費用・対象となるがん種を徹底解説。

保険が使える免疫療法・使えない免疫療法

免疫療法を検討するうえで、費用に直結する「保険診療か自由診療か」の違いは重要です。

国立がん研究センターによると、2025年10月時点で保険診療の免疫チェックポイント阻害薬が使えるがんは、メラノーマ(悪性黒色腫)、非小細胞肺がん、腎細胞がん、ホジキンリンパ腫、頭頸部がん、胃がん、悪性胸膜中皮腫、子宮頸がん、食道がん、肝細胞がんなど多岐にわたります。
対象は薬ごとに異なるため、担当医に確認しましょう。

参考:国立がん研究センター がん情報サービス「免疫療法 もっと詳しく」

がん免疫療法はどれくらい効く?臨床試験のデータ

「免疫療法は効かない」と言われることもありますが、これは種類によって効果が大きく異なるためです。すべての免疫療法が同じではありません。
実際の臨床試験データを見ていきましょう。

免疫チェックポイント阻害薬:効けば長く続く

単剤(1種類だけ)で使う場合、がんが縮小する割合(奏効率)は概ね20〜30%程度とされ、すべての人に効くわけではありません。
ただし、他の抗がん剤や別の免疫チェックポイント阻害薬と組み合わせる併用療法では、条件により有効率が向上します。

最大のメリットは、一度効くとその効果が長く続きやすい点です。
従来の治療では難しかった「長期生存」を目指せる可能性があります。
日本臨床腫瘍学会のガイドラインでも、単剤療法・併用療法・術後補助療法などの有効性が重要臨床課題として検討されています。

参考:日本臨床腫瘍学会「がん免疫療法ガイドライン第3版」(ケアネット)

CAR-T療法:臨床試験で高い寛解率

再発・難治性のB細胞性急性リンパ芽球性白血病を対象とした国際共同第Ⅱ相試験(ELIANA試験)では、CAR-T療法の「キムリア」を投与した患者さんの81%で寛解が得られ、5年全生存率は55%と報告されました(投与例75例)。
従来の治療では選択肢が限られていた患者さんにとって画期的な結果です。
この試験結果は、世界的に権威のある医学雑誌『New England Journal of Medicine』(2018年)に掲載されています。

ただし対象は血液がんが中心で、胃がんや肺がんなどの固形がんへの応用は現時点では研究段階です。
また、サイトカイン放出症候群(CRS)などの重い副作用の管理が必要です。

参考:ノバルティス ファーマ「キムリアの製品特性」(ELIANA試験/Maude SL, et al. N Engl J Med. 2018)

自由診療の免疫療法:科学的根拠は限定的

6種複合免疫療法などの自由診療の免疫療法は、各施設が独自の治療データを公開していることがありますが、国立がん研究センターが指摘するとおり、大規模な臨床試験による科学的根拠はまだ確立されていません。
この点を十分に理解したうえで検討することが大切です。

免疫療法が効きやすい人・効きにくい人

特に免疫チェックポイント阻害薬の効果は、事前の検査でわかる数値やがんの性質に左右されます。
日本臨床腫瘍学会のガイドラインでも、効果予測バイオマーカーとしてPD-L1検査が有用かが重要臨床課題として取り上げられています。

効きやすい人の特徴

  • がん細胞の表面に「PD-L1」という目印が多く出ている
  • がんを攻撃する免疫細胞(リンパ球)が、すでにがんのそばまで来ている
  • がん細胞の遺伝子変異が多い(免疫が異物と認識しやすい/MSI-Highなど)
  •  相性の良いがん種(メラノーマ、肺がん、腎細胞がんなど)
  • 栄養状態が良く、全身の状態が安定している

効きにくい人の特徴

  • がんの周りに免疫をジャマする物質がバリアのように固まっている
  • がんが進行し、転移が多い
  • 他の病気でステロイドや免疫抑制剤を使用中
  •  関節リウマチなどの自己免疫疾患が活動期にある(悪化のリスク)
  • 効果を予測するバイオマーカーが低い値

 

「効きにくい」と判断された場合でも、他の治療と組み合わせることで効果を高められる可能性があります。諦めずに主治医と相談しましょう。

参考:免疫療法が効く人と効かない人を徹底解説。自分やご家族が免疫療法に向いているかチェック

がん免疫療法の副作用(免疫関連有害事象)

「免疫療法は副作用が少ない」というイメージがありますが、効果が証明された免疫療法にも副作用があります。
免疫チェックポイント阻害薬では、免疫が働きすぎて正常な臓器を攻撃してしまうことがあり、これを「免疫関連有害事象(irAE)」と呼びます。

免疫関連有害事象は全身のどこにでも、また治療中だけでなく治療終了後に起こることもあります。主なものは次のとおりです。

  • 皮膚症状(発疹・かゆみ・白斑)
  • 消化器症状(下痢・大腸炎)
  •  肺障害(間質性肺疾患:息切れ・空咳・発熱)
  • 肝・胆・膵の障害(肝機能の数値上昇など)
  • 内分泌の異常(甲状腺・下垂体・副腎の機能低下、1型糖尿病)
  • 神経・筋・関節の障害、重症筋無力症
  • 心筋炎を含む心血管障害

 

PMDA(医薬品医療機器総合機構)が公開するオプジーボの適正使用ガイドでも、間質性肺疾患があらわれ死亡に至った症例が報告されており、緊急時に対応できる医療施設で、専門知識を持つ医師のもとで使用することとされています。
副作用は個人差が大きく予測が難しいため、「いつもと違う」と感じたら、早めに医療スタッフに相談することが何よりも大切です。

参考:PMDA「適正使用ガイド オプジーボ・ヤーボイ」

がん免疫療法の治療期間・スケジュール

治療の進め方は種類によって大きく異なります。代表的なスケジュールの目安をまとめました。

治療法 スケジュールの目安
免疫チェックポイント阻害薬 2〜6週間に1回の点滴を、効果が続く限り継続。1回の点滴は30分〜1時間程度。通院で受けられる
CAR-T療法 細胞を取り出して加工するのに約1か月。その後2〜4週間ほど入院し、点滴投与は原則1回
二重特異性抗体 週1回〜隔週の点滴。治療開始初期は入院が必要な場合がある
6種複合免疫療法 2〜3週間に1回の採血・点滴を6回で1クール(約3〜4か月)。通院のみで完結

 

免疫チェックポイント阻害薬は、効果が持続していて重い副作用がなければ長く続けることが多く、CAR-T療法は「1回の投与で完結する」点が大きく異なります。

がん免疫療法の費用と高額療養費制度

保険が使えば自己負担は大きく抑えられる

保険が使える治療は、たとえ薬価が高額でも高額療養費制度により自己負担が抑えられます。
これは、1か月の医療費の自己負担が一定の上限を超えたとき、超えた分が払い戻される公的な制度です。

たとえばCAR-T療法の薬「キムリア」の薬価は約3,349万円ですが、保険適用なら所得に応じた限度額(多くの方で月数万円〜20万円程度)までの負担で済みます。
高額な薬でも、必要な人が使えるよう制度で支えられているのです。

治療法 費用の目安(自己負担)
免疫チェックポイント阻害薬 保険適用。高額療養費制度で月数万円〜20万円程度
CAR-T療法 薬価約3,349万円だが、保険適用で高額療養費制度により月数万円〜20万円程度
二重特異性抗体 保険適用。高額療養費制度で月数万円〜
6種複合免疫療法 全額自己負担。1クール(6回)で約165万〜200万円

 

自由診療の免疫療法は高額療養費制度の対象外で、全額自己負担です。
医療費控除の対象になる場合があるため、領収書は保管しておきましょう。

参考:日本医事新報社「CAR-T細胞療法『キムリア』の保険適用を決定」(薬価3,349万円)

がん免疫療法が受けられる病院の探し方

受けたい治療によって、探すべき施設が異なります。

  •  免疫チェックポイント阻害薬
    全国の「がん診療連携拠点病院」で広く受けられます。
    病院検索は国立がん研究センターの「がん情報サービス」で可能です。
  • CAR-T療法
    重い副作用に対応できる設備を持つ認定施設に限られ、主治医からの紹介状が必要なことがほとんどです。
  • 二重特異性抗体
    血液内科のある地域の基幹病院などで受けられます。
  • 自由診療の免疫療法
    供する専門クリニックを個別に探すことになります。

 

まずは今の主治医に「自分に免疫療法が向いているか」「受けられる施設を紹介してもらえるか」を相談するのが確実です。セカンドオピニオンを活用するのもよいでしょう。

副作用が少ない「6種複合免疫療法」という選択肢

自由診療の免疫療法のなかでも、体への負担の少なさから選ばれているのが「6種複合免疫療法です。同仁がん免疫研究所が提供しています。

6種類の免疫細胞をチームで活性化させる治療法

6種複合免疫療法は、患者さま自身の血液を少量採取し、その中の6種類の免疫細胞を取り出して、専用施設で約3週間かけて培養・活性化させる治療法です。

  •     ヘルパーT細胞:免疫の司令塔
  •     キラーT細胞:がんを直接たたく主力部隊
  •     NK細胞:がん細胞を素早く攻撃
  •     NKT細胞:強力な攻撃力を持つ
  •     γδ(ガンマデルタ)T細胞:幅広いがんに対応
  •     樹状細胞:がんの情報を他の免疫細胞に伝える

 

1,000〜2,000万個だった免疫細胞を20〜50億個にまで増やし、点滴で体内に戻します。
役割の異なる6種類の細胞が「チームプレー」で攻撃するため、1種類だけを使う場合より高い効果が期待できるとされています。

参考:6種複合免疫療法とは

①副作用が少なく、入院も不要

ご自身の細胞を使うため、抗がん剤のような強い副作用やアレルギーがほとんどない点が大きな特徴です。
治療は採血と点滴(1回20〜30分程度)のみで完結し、入院の必要がありません。
通院や訪問診療で受けられるため、仕事や家庭での生活を続けながら治療を続けられます。

②標準治療との併用で相乗効果が期待できる

6種複合免疫療法は、手術・抗がん剤・放射線といった標準治療と併用できる点も特徴です。
手術後に残ったがん細胞への対応や、再発・転移の予防にも役立つとされています。
なお、一部の血液がん(T細胞・NK細胞・NKT細胞型の白血病/悪性リンパ腫)を除き、ほぼすべてのがん種に対応しております。

③臨床データに基づく治療効果

同仁がん免疫研究所の調査(2020年6月〜2024年7月、380名対象)では、1クール(6回)を終えた患者さまの進行抑制率(がんが縮小〜変化なしと判定された割合)が約79%と報告されています。

公開されている治療成績(自社データ)

6種複合免疫療法を6回(1クール)受けた380名の患者さまを対象に調査した結果、腫瘍の進行が抑制されたと評価された(A・B・C判定)患者さまの割合は約79%(300名)でした(調査期間:2020年6月〜2024年7月)。

治療を受けた方の声

「体調が安定しています。胃を全摘しましたが、食欲があり、術前と比べ体重減少もなく、効果を感じています。」

症例:膵臓がん/男性

「免疫療法のみの治療で、腹水がほとんど溜まらなくなったので、気分が楽になります。」

症例:子宮頸がん/女性

「ホルモン療法と放射線療法だけの時は疼痛があったが、免疫療法を受けるようになって疼痛が改善してきた。」

症例:前立腺がん/男性

「以前は口腔内の痛みであまり食事ができなかったが、免疫療法をはじめて痛みが少なくなり、食事ができるようになった。」

症例:中咽頭がん/女性

「免疫療法との併用で、抗がん剤を服用しても食欲があり、体調も良いです。」

症例:膵臓がん/男性

「最新の治療について詳しく知りたい」「今の自分に合う免疫療法を相談したい」とお考えの方は、まず専門のスタッフに相談してみることをおすすめします。

自由診療の免疫療法を選ぶ前のチェックリスト

自由診療の免疫療法を検討する際は、次の点を確認すると、後悔のない判断につながります。
国立がん研究センターも、治療を受ける前に確認することを推奨しています。

  • その治療は、多くの人を対象にした臨床試験で効果が証明されているか
  • これまでどのような状態の人に、どのくらいの効果があったか(データが公開されているか)
  • 治療の総額と、追加費用の有無が明確か
  • 予想される副作用と、副作用が出たときの対応体制が説明されるか
  • 標準治療を受けるタイミングを逃さないよう配慮されているか
  • 再生医療等提供計画の届出など、必要な手続きがされている施設か
  • 主治医にも相談したうえで検討しているか

 

国立がん研究センターは「効果が期待できるかどうかわからない場合には、その治療を受けないという選択も大切」としています。

参考:国立がん研究センター がん情報サービス「免疫療法 もっと詳しく」

主治医に相談するときのポイント

免疫療法が自分に向いているかは、専門的な検査結果をもとに主治医と相談するのが確実です。
診察のとき、次のように尋ねてみましょう。

  • 関心を伝える
    「免疫療法についても知りたいです。私は『効きやすいタイプ』か、先生のご意見を伺いたいです」
  • 検査結果を聞く
    「私のがんのPD-L1やMSI検査、遺伝子変異の結果はどうでしたか?」
  • 今後の方針を相談する
    「(数値が良ければ)いつ始めるのがベスト?」「(良くなければ)他の治療と組み合わせる選択肢は?」

 

こうした質問をあらかじめメモして持参すると、限られた診察時間でも要点を確認しやすくなります。

免疫療法に関するよくある質問(FAQ)

Q1. 免疫療法が「怪しい」と言われるのはなぜ?

国立がん研究センターも「ほとんどの免疫療法では有効性が認められていない」と述べているように、効果が証明されていない治療が「免疫療法」として提供されている実態があるためです。
ただし免疫チェックポイント阻害薬のように、科学的に効果が証明され保険適用された治療も存在します。
「どの免疫療法か」を見極めることが大切です。

Q2. 免疫療法は3大治療法と併用できますか?

多くの場合、併用が可能です。日本臨床腫瘍学会のガイドラインでも、免疫チェックポイント阻害薬と抗がん剤・放射線などを組み合わせた治療が検討されています。
ただし患者さまの状態やがんの種類によって異なるため、必ず担当医と相談しましょう。

Q3. 免疫療法の副作用は本当に少ないのですか?

免疫チェックポイント阻害薬には、皮膚・消化器・肺・甲状腺など全身に及ぶ「免疫関連有害事象」があり、まれに重篤なものもあります。
「副作用が少ない」と一概には言えません。一方、自分の細胞を使う免疫細胞療法は、一般に副作用が軽い傾向があります。

Q4. 高額療養費制度はどの治療で使えますか?

保険適用となった治療(免疫チェックポイント阻害薬、CAR-T療法、二重特異性抗体など)で利用できます。
薬価が高額なCAR-Tでも、所得に応じた限度額までの負担で済みます。
自由診療の免疫療法には適用されません。

Q5. 免疫療法だけでがんを治すことはできますか?

免疫療法は単独で使うこともありますが、多くの場合は手術・抗がん剤・放射線などと組み合わせて用います。
免疫療法だけで治すというより、治療の選択肢の一つとして、状況に応じて組み合わせるのが基本です。

Q6. 効果が出るまでどのくらいかかりますか?

免疫チェックポイント阻害薬は、効果が現れるまでに数週間〜数か月かかることがあり、抗がん剤より時間がかかる傾向があります。
定期的な画像検査などで効果を確認しながら治療を進めます。

Q7. 高齢でも免疫療法は受けられますか?

年齢だけで一律に判断されるわけではなく、全身の状態や持病、本人の希望などを総合して判断されます。
体への負担が比較的少ない免疫細胞療法は、高齢の方でも受けやすいとされています。

免疫療法は正しく理解した上で、自分に合った治療を

がん免疫療法は、本庶佑博士のノーベル賞受賞をきっかけに大きく発展した「第4の治療法」です。
免疫チェックポイント阻害薬やCAR-T療法のように科学的に効果が証明され保険適用された治療がある一方、効果が証明されていない自由診療の治療もあります。

大切なのは、次のポイントを押さえて選ぶことです。

  •  国立がん研究センターが区別するように「効果が証明された免疫療法か」を確認する
  • 免疫療法は万能ではなく、効果に個人差があることを理解する
  • 副作用(免疫関連有害事象)や費用、対象がん種を総合的に比較する
  • 免疫力を保つ生活を心がけ、治療を続けられる体を整える
  • 必ず主治医に相談し、自分の検査データをもとに判断する

 

尚、副作用が少なく、臨床データに基づく治療効果も出ており、入院も不要な6種複合免疫療法について詳しく知りたい方は下記より無料相談・資料請求が可能です。

【がんの治療の選択肢としておすすめする「6種複合免疫療法」

副作用が少なく、他の治療と併用できる!


6種複合免疫療法は、患者さま自身の免疫細胞を一度体外へ取り出し、活性化・増殖させて体内へ戻すことで、がんと闘う力を高める免疫療法です。

治療法は採血と点滴だけの通院治療です。

6種複合免疫療法をおすすめする理由

  • がん3大療法との併用が可能で、ほぼ全てのがんに対応する
  • 副作用が少ないため、体への負担も小さい治療法である
  • 入院が必要ないため、患者さまの生活のリズムを変えることなく治療を行うことができる

がん治療の選択肢の一つとして、6種複合免疫療法もぜひご検討ください。

今すぐ詳細を知りたい方は、以下よりお問い合わせください。

運営者情報

運営組織 株式会社 同仁がん免疫研究所
所在地 熊本県熊本市南区流通団地 1-44-2
設立 2013年1月4日
代表取締役 上野景真
医学顧問 西川伸一
医学博士。京都大学名誉教授。京都大学医学部、熊本大学医学部、理化学研究所を経て、NPO法人オール・アバウト・サイエンス・ジャパンを設立。再生医療、幹細胞、ゲノム医療の第一人者として、国内外で研究教育活動を行う。受賞歴:財団法人 日本リデイアオリリー協会 清寺真記念賞、ドイツ フィリップ・フランツ・フォン・ジーボルト賞、財団法人 持田記念医学薬学振興財団 持田記念学術賞
電話/受付時間 096-234-8351
受付:平日9:00~18:00・土曜9:00~13:00
公式サイト https://gan911.com/

 

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