がん患者様のためのお役立ちブログ
【ご家族やパートナーの方へ】がん患者さまへの接し方や役割
がんは身近な病気です。国立がんセンターがん対策情報センターによると、男性で49%女性で37%の人が、一生涯のうちに何らかのがんになると言われています。
家族や友人など、近い存在の人が罹患する可能性は大いにあります。
今回は、がん患者の家族やパートナーなど身近な人向けに、がん患者さまに対する接し方や役割について解説します。参考にご覧ください。
INDEX
身近な人ががんになったときの接し方
まずは、身近な人ががんになったときの接し方について解説します。三つの大切なポイントをお伝えします。
できるだけこれまで通りに接する
身近な人ががんになったときは、できるだけこれまで通りに接するよう心がけましょう。患者さまにとっては、がんになったことは大きな変化で、心身ともに余裕がなくなる可能性があります。周囲の人は、できるだけこれまで通りに接して不安にさせないようにしましょう。
話を聞き、気持ちに寄り添う
身近な人ががんになったときは、話を聞き気持ちに寄り添いましょう。あれこれ詮索はせずに、患者さま自身からの相談を待ち、話を聞くことをおすすめします。
変にアドバイスをするのではなく、まずは気持ちに寄り添うことが大切です。がん患者さまからアドバイスを求められたら応じてあげるようなイメージです。
本人の価値観を大切にする
身近な人ががんになったときは、本人の価値観を大切にしましょう。最終的に本人が納得して過ごすことが大切です。こちら側の意見を押し付けずに、価値観を尊重する姿勢をとりましょう。
がん患者さまの周囲の人の役割
続いては、がん患者さまの周囲の人の役割について解説します。がん患者さまをサポートするために、以下の二つのポイントに留意しましょう。
本人を支える
がん患者さまの周囲の人の役割の一つ目は、本人を支えることです。いつでも話を聞いてもらえるような、心の支えとしての役割に徹しましょう。安心する存在でいることが大切です。
本人を守る
がん患者さまの周囲の人の役割の二つ目は、本人を守ることです。患者さまにとってストレスになることを代わりに行ってくれる、守ってくれる存在としての役割を務めましょう。
具体的には、知人などが親切心から紹介した治療法を断ったり、医師や病院に対して伝えにくいことを代弁する役割です。
がん患者さまの周囲の人が心がけるべきこと
次に、がん患者さまの周囲の人が心がけるべきことを紹介します。がん患者さまをサポートするために、以下の点を大切にしましょう。
がんという病気を理解する
がん患者さまの周囲の人が心がけるべきことの一つ目は、がんという病気を理解することです。
がんは今や珍しい病気ではありません。身近にがんを患った人がいるのも自然なことです。
がんになったとカミングアウトを受けたら、過剰な対応をすることなく、がんを正しく理解するように努めましょう。
正しい情報を集める
がん患者さまの周囲の人が心がけるべきことの二つ目は、正しい情報を集めることです。がんの治療法や療養の方法は多岐にわたり、いろいろなところで相談したりインターネットで調べたりできます。中には正しくない情報や偏った情報があるかもしれないので、しっかり見極めることが大切です。
正しい情報を集めるために、まずは主治医に相談することをおすすめします。
自分たちのことも大切にする
がん患者さまの周囲の人が心がけるべきこと三つ目は、自分たちのことも大切にすることです。精神的負担を閉じ込めるのではなく、自分たちを労わり、必要な支援を外部に求めましょう。
過度な負担を感じずにサポートすることが、より良い支援の近道となります。
まとめ
今回は、がん患者さまに対する周囲の人の接し方や役割について解説しました。
がん患者さまを適切にサポートするためには、がんについて知識を深め、正しい情報を知ることが大切です。がん患者さまの悩みや不安を聞く際には、傾聴の姿勢を心がけましょう。
最後に、がん患者の家族やパートナーなど身近な人向けに、6種複合免疫療法について紹介します。
がんの4大療法の一つである免疫療法のうち、6種複合免疫療法というものがあります。
副作用の少ない治療法で、体力の無いご高齢の方でも安心して受けることができます。
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