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大腸がんの余命は?大腸がんの末期症状や検査方法について解説
大腸がんは、日本において主要ながんの一つであり、早期発見が治療成功の鍵を握ります。
しかし、がんが進行し末期に至ると治療が難しくなり、余命に影響を及ぼすことがあります。
早期発見と適切な治療が非常に重要であり、定期的な検診や体の異変に対する注意が欠かせません。
異常を感じた際には、速やかに専門医の診断を受けることが推奨されます。
今回の記事では、大腸がんの余命について詳しく解説するとともに、末期に現れる症状や検査方法についても紹介します。
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副作用が少なく、他の治療と併用できる!
6種複合免疫療法は、患者さま自身の免疫細胞を一度体外へ取り出し、活性化・増殖させて体内へ戻すことで、がんと闘う力を高める免疫療法です。
治療法は採血と点滴だけの通院治療です。
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- 副作用が少ないため、体への負担も小さい治療法である
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INDEX
大腸がんのステージと生存率
大腸がんの進行度は「ステージ」によって分類され、ステージごとに生存率が異なります。
ステージは、がんの大きさや転移の有無によって決まり、早期発見であれば治療による改善の可能性が高まります。
ここでは、大腸がんの各ステージごとの特徴と生存率について詳しく説明します。
ステージ0(0期)
ステージ0の大腸がんは、がん細胞が大腸の最も内側の粘膜層に留まっており、他の層や臓器に広がっていない非常に初期の段階です。
この段階でがんが発見されることはまれですが、治療成功率は極めて高いです。
ステージ0のがんは、通常、内視鏡による切除が可能であり、術後の予後も非常に良好です。
5年生存率は94.0%とされ、がんが完全に除去されれば再発リスクも低くなります。
ステージ0のがんは症状が現れにくいため、定期的な検診が早期発見の鍵となります。
内視鏡検査や便潜血検査を定期的に受けることで、この段階での発見が可能となり、負担の少ない治療が実現します。
ステージ1(I期)
ステージ1の大腸がんは、がんが大腸の内壁に留まり、筋層や外壁に達していない段階です。
この段階ではがんが他の臓器やリンパ節に転移していないため、手術による治療が高い確率で成功します。
5年生存率は91.6%で、再発リスクも低いです。
治療法としては、がんの部分切除や大腸の一部を切除する手術が一般的で、内視鏡手術が適用される場合もあり、体への負担が軽減されます。定期的な内視鏡検査や便潜血検査が早期発見に重要な役割を果たします。
ステージ2(II期)
ステージ2の大腸がんは、がんが大腸の筋層や外壁にまで達しているが、リンパ節や他の臓器には転移していない段階です。手術による治療が有効であり、5年生存率は84.8%とされています。
がんが外側に達している場合でも、手術に加えて化学療法を行うことで、再発リスクを軽減することが可能です。
ステージ2は早期発見が難しいこともありますが、定期的な検診で早期に治療を開始できます。
ステージ3(Ⅲ期)
ステージ3の大腸がんは、がんが大腸の壁を超えて周囲のリンパ節に転移している段階です。
遠隔臓器への転移はありません。この段階では、外科的切除と術後の化学療法が標準治療として行われます。
5年生存率は3aが77.7%、3bが60.0%となっています。適切な治療によって再発リスクを抑え、生存率を向上させることが可能です。
ステージ3では、定期的な内視鏡検査や画像診断が早期発見に役立ちます。特に、便潜血検査で異常が検出された場合には、さらなる精密検査が推奨されます。
定期的な検査でがんの進行状況を管理し、適切な治療を継続することが重要です。
ステージ4(IV期)
ステージ4の大腸がんは、がんが大腸を越えて他の臓器(主に肝臓や肺)に転移している段階です。
がんの完全な治癒は難しくなり、治療の主な目的は生存期間の延長や症状の緩和となります。
治療には、手術、化学療法、放射線療法などが組み合わされ、特に転移が限定されている場合は外科的にがんを切除することもあります。
5年生存率は18.2%ですが、近年の治療法の進歩により、長期生存や生活の質の向上が期待できるケースも増えています。
ステージ4では、定期的な画像診断(CTやMRI)や血液検査(腫瘍マーカー)を通じて、早期の段階で転移を発見し、迅速な治療を開始することが重要です。
個々の患者さまに合わせた治療計画が重要であり、分子標的薬や免疫療法の導入も選択肢に含まれることがあります。
大腸がんの末期症状
大腸がんが末期に進行すると、がんが大腸以外の臓器に広がり、患者さまに深刻な症状が現れます。
代表的な末期症状として、腸閉塞や出血が挙げられます。
腸閉塞は、がんによって腸内の通過が妨げられ、激しい腹痛や嘔吐が生じ、栄養の吸収が阻害されることで体力の低下を引き起こします。
また、がんが腸壁を侵食することで出血が発生し、血便や貧血が見られることもあります。
大腸がんが他の臓器に転移した場合、その転移先に応じた症状が現れます。
例えば、肝臓に転移すると黄疸や肝機能障害、肺に転移すると呼吸困難や胸痛が生じることがあります。
また、骨に転移した場合には強い痛みが発生し、日常生活に支障をきたすことがあります。
これらの症状は、がんの進行に伴い体力を著しく消耗させ、最終的には臓器の機能不全に繋がります。
末期の大腸がんでは、疼痛管理や緩和ケアが重要な役割を果たします。
患者さまの生活の質を維持するために、痛みや不快な症状を軽減する治療が行われ、身体的および精神的な負担を軽減することが目指されます。
大腸がんの検査方法
大腸がんは早期発見が治療成功の鍵を握るため、定期的な検査が非常に重要です。
特に、初期段階では自覚症状が出にくいため、適切な検査を受けることでがんの進行を未然に防ぐことが可能です。
以下に、大腸がんの検査方法について説明します。
大腸がんの検査方法|大腸内視鏡検査
大腸内視鏡検査は、大腸がんの早期発見において非常に有効な検査方法です。
この検査では、肛門から内視鏡を挿入し、大腸内のポリープや腫瘍を直接確認できます。
内視鏡検査の特長は、がんや前がん状態のポリープを発見した際に、その場で切除できるところです。
特に大腸がんは初期段階では症状がほとんど現れないため、定期的な検査が重要です。
検査前には腸内をきれいにするための下剤が処方され、検査自体は数十分で終了します。
大腸内視鏡検査は他の検査に比べて詳細な診断が可能であり、がんの進行度やポリープの性質を確認するためにも有効です。
特に、がん家系の方や過去にポリープが見つかった方は、定期的な内視鏡検査を受けることが推奨されます。
大腸がんの検査方法|注腸造影検査
注腸造影検査は、大腸がんの診断に使用される一つの方法です。
この検査では、バリウムという造影剤を肛門から注入し、X線を使って大腸の形状や内部の状態を確認します。
バリウムが大腸全体に広がることで、大腸の輪郭やポリープ、腫瘍の異常をX線画像で鮮明に捉えます。
注腸造影検査は、内視鏡検査が困難な場合や、腸内の全体的な構造を確認したい場合に有効です。
内視鏡では発見しづらい病変を検出できることがありますが、直接ポリープや腫瘍を切除することはできないため、精密検査が必要な場合には他の検査と併用されます。
検査前には腸内を洗浄する準備が必要で、検査中に不快感を感じることもありますが、体への負担が少ない検査法です。
大腸がんの検査方法|直腸診
直腸診は、直腸や肛門周辺の異常を確認するために行われる簡便な検査方法です。
医師が指を使って肛門から直腸内を触診し、腫瘍や異常な硬さ、出血の有無を確認します。直腸診は、簡便で迅速に行えるため、初期の大腸がんの発見や他の検査の前段階として利用されることが多いです。
特に直腸がんの場合、早期段階での発見が可能で、早期治療につながることがあります。
体への負担が少なく、特別な準備も不要なため、定期的な健康診断やリスクの高い方の検査として行われます。
ただし、直腸診だけで全ての大腸がんを発見することは難しいため、他の検査と併用することでより正確な診断が可能です。
大腸がんの検査方法|CT検査・MRI検査
CT検査とMRI検査は、大腸がんの進行状況や転移の有無を確認するために使用される画像診断法です。
CT検査はX線を使って体内の断層画像を撮影し、大腸や周辺臓器の状態を詳細に映し出します。
これにより、がんが他の臓器に広がっているか、リンパ節への転移があるかを確認できます。
一方、MRI検査は磁気を利用して体内の詳細な画像を取得し、特に軟部組織や血管の状態を正確に把握するのに適しています。大腸がんが直腸に及んでいる場合や、骨盤内の臓器への転移を調べる際に有効です。
CT検査は放射線被曝のリスクがある一方、MRIはそれがないため、状況に応じて使い分けられます。
どちらの検査も、がんの進行度を正確に評価し、適切な治療方針を決定するために重要な役割を果たします。
大腸がんの原因
大腸がんは、生活習慣や遺伝的要因など、さまざまな原因が複雑に絡み合って発生します。
ここでは、大腸がんの原因として考えられるものを解説します。
遺伝性大腸がん
遺伝性大腸がんは、家族内で大腸がんの発症率が高い場合に考えられる病態です。
特に代表的なものとして、家族性大腸腺腫症(FAP)とリンチ症候群(HNPCC)が知られています。
FAPは、大腸に数百から数千ものポリープが発生し、放置すればほぼ確実にがん化する遺伝性疾患です。
リンチ症候群は、ポリープの数が少ないにもかかわらず、大腸がんや他のがんの発症リスクが非常に高いことが特徴です。
これらの遺伝性疾患を持つ人は、通常より早い段階から定期的な内視鏡検査を受けることが推奨されており、場合によっては予防的に大腸の一部または全体を切除する手術が行われることもあります。
遺伝性大腸がんでは、早期発見と適切な予防が重要であり、家族歴がある場合は専門医と相談し、適切な対応を取ることが必要です。
生活習慣
生活習慣は、大腸がんの発症リスクに大きく影響する要因です。
特に食生活の影響が強く、動物性脂肪や赤肉、加工肉の過剰摂取は大腸がんのリスクを高めるとされています。
一方、食物繊維や野菜、果物を多く摂ることでリスクを減少させる効果が期待されます。
また、運動不足や肥満も大腸がんのリスクを高めるため、定期的な運動が推奨されます。
さらに、喫煙や過度な飲酒も発症リスクを高める要因として挙げられます。
これらの生活習慣を改善することで、大腸がんの予防に繋がります。
特に40歳を過ぎるとリスクが上がるため、定期的な検診に加え、健康的な生活習慣を維持することが重要です。
大腸がんの余命宣告をされたらすべきこと
大腸がんの余命宣告を受けると、精神的なショックは非常に大きいものですが、その後の生活をより良いものにするためには、冷静に対処することが大切です。
まずは、主治医や専門医と十分に話し合い、今後の治療方針や緩和ケアについてしっかり理解を深めましょう。
これにより、今後の生活や治療計画について明確な方向性を持つことができます。また、家族や友人と気持ちや不安を共有し、サポートを受けることも精神的な安定を保つ上で非常に重要です。
余命が限られている場合は、自分が今後どう過ごしたいかを考えることが大切です。
やりたいことや会いたい人をリストアップし、優先順位をつけて行動することで、充実した時間を過ごすことができます。
また、経済的な準備や法的手続き(遺言作成など)も忘れてはならないステップです。
早めにこれらの手配を行うことで、ご家族の負担を軽くすることができます。
大腸がんの予防方法
大腸がんは、大腸の内壁に発生する悪性腫瘍で、近年日本でも患者さま数が増加傾向にあります。
特に40歳以上の方に多く見られ、食生活の変化や運動不足などの生活習慣が大きく影響しています。
初期段階では自覚症状がほとんどないため、定期的な検診が重要です。進行すると、便に血が混じる、腹痛、体重減少などの症状が現れることがありますが、早期に発見されれば治療による回復が十分に期待できます。
大腸がんの予防には、生活習慣の見直しが非常に重要です。まずは食生活の改善がポイントです。
動物性脂肪や赤肉、加工肉の過剰摂取は大腸がんのリスクを高めるため、バランスの取れた食事を意識しましょう。
特に、食物繊維を豊富に含む野菜、果物、全粒穀物を積極的に摂取することで、腸内環境を整え、発がんリスクの低減が期待できます。
また、適度な運動も大腸がん予防に有効で、定期的な運動が腸の働きを促進し、肥満予防にも役立ちます。
喫煙や過度の飲酒も大腸がんのリスクを高めるため、これらの習慣を見直すことが重要です。
特にタバコは多くの種類のがんの原因となるため、禁煙は大腸がんのみならず健康全般において非常に重要です。
さらに、40歳を過ぎたら定期的に大腸がん検診を受けることが早期発見の鍵となります。家族に大腸がんの既往がある場合や、リスク因子を抱えている方は、医師と相談して適切な検査を受けることで、がんの早期発見や予防に繋がります。
大腸がんの術後の療養
大腸がんの手術後の療養は、身体の回復と再発防止に向けて非常に重要なプロセスです。
術後はまず、体力を回復させるために十分な休息と適度な運動が必要です。入院中は、医師の指示に従い、早期の歩行が勧められることが多く、これは血栓予防や腸の動きを促進するために重要です。
退院後は、消化に優しい食事を心がけることが推奨され、徐々に食物繊維を増やしながら、バランスの取れた食事を摂ることが健康維持に繋がります。
さらに、術後の定期的な検診も忘れてはならない重要な要素です。
大腸がんは再発のリスクがあるため、術後5年間は定期的な内視鏡検査やCT検査が行われ、早期発見・早期治療が再発防止の鍵となります。
また、術後の合併症として腸閉塞や感染症が発生する可能性もあり、腹痛や発熱などの症状が現れた場合は、速やかに医師に相談することが必要です。
術後の生活をより健康的に維持するためには、適度な運動、栄養管理、そして定期的な医療チェックを徹底することが大切です。
これにより、再発のリスクを最小限に抑え、長期的な健康を保つことが可能です。
大腸がんと6種複合免疫療法
大腸がんは早期発見であれば治療の成功率が高い一方、ステージ4まで進行すると他の臓器に転移し、治療の選択肢が限られてしまいます。
ステージ4の大腸がん患者さまにとっては、症状の緩和や生活の質の向上が重要な課題となります。
そこでおすすめしたいのが、免疫療法のひとつである「6種複合免疫療法」です。患者さまの体への負担が少なく、他の治療法と併用できるのが特徴です。
6種複合免疫療法は患者さま自身の免疫力を活性化し、がん細胞を攻撃する力を高める治療で、化学療法や放射線療法と組み合わせて使用することもできます。
特にステージ4の大腸がん患者さまにとって、免疫療法はがん治療の新たな可能性を提供するものです。
免疫療法を積極的に取り入れることで、がん治療の選択肢が広がり、患者さまが希望を持ちながら生活の質を維持することが期待されています。
以下、同仁がん免疫研究所が提供する「6種複合免疫療法」について、詳しく解説します。
副作用が少ない6種複合免疫療法
「6種複合免疫療法」の特徴を3つ紹介します。
①がん3大療法との併用が可能で、ほぼ全てのがんに対応する
がん3大療法(外科手術/化学療法/放射線治療)との併用が可能で、一部(T細胞・NK細胞・NKT細胞型白血病/T細胞・NK細胞・NKT細胞型悪性リンパ腫)を除く、ほぼ全てのがんに対応します。
また、手術後に残ったがん細胞にも対応し、がん細胞増殖の抑制、再発・転移の予防にも効果的です。
②副作用が少ないため、体への負担も小さい治療法である
患者さまご自身の免疫細胞を使用するため、抗がん剤のような強い副作用がほとんどありません。
そのため、他のがん治療で治療継続は困難と判断された場合でも、6種複合免疫療法なら治療を継続できる可能性があります。
また、費用は治療ごとでのお支払いのため、医療費を一度にまとめて支払う必要もありません。
③入院が必要ないため、患者さまの生活のリズムを変えることなく治療を行うことができる
6種複合免疫療法は、採血によって取り出した免疫細胞を培養し、活性化させた後点滴で体内に戻すという治療法です。方法は、採血と点滴だけの通院治療です。
そのため、入院の必要がなく、患者さまの生活のリズムを変えることなく治療を行うことができます。
6種複合免疫療法の治療効果
以下は、6回(1クール)の治療を終えた患者さまの治療効果を紹介します。
A判定〜C判定の約79%の方は腫瘍の進行が抑制されたと評価し、さらにA判定〜B判定の約26%の方は腫瘍の減少が認められた状態となりました。
また、6種複合免疫療法の大きな特徴として、さまざまな部位のがんに対応できるという点があります。
以下、6種複合免疫療法で過去に治療したがんの一例です。ほぼ全てのがん種に対応しているため、以下に記載のないがん種や希少がんでも、治療可能です。
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