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子宮頸がんのステージ4とは?生存率や余命、治療法など詳しく解説

子宮頸がんのステージ4は、がんが骨盤の外や他の臓器にまで広がった状態を指し、最も進行した段階です。

この段階に達すると、治療はより困難になり、患者さまやそのご家族にとって大きな不安が伴います。

しかし、適切な治療とサポートにより、生活の質を改善することは可能です。

今回の記事では、ステージ4の子宮頸がんの特徴、生存率、余命について詳しく解説します。

【がんの治療の選択肢としておすすめしたい「6種複合免疫療法」

副作用が少なく、他の治療と併用できる!


6種複合免疫療法は、患者さま自身の免疫細胞を一度体外へ取り出し、活性化・増殖させて体内へ戻すことで、がんと闘う力を高める免疫療法です。

治療法は採血と点滴だけの通院治療です。

6種複合免疫療法をおすすめする理由

  • がん3大療法との併用が可能で、ほぼ全てのがんに対応する
  • 副作用が少ないため、体への負担も小さい治療法である
  • 入院が必要ないため、患者さまの生活のリズムを変えることなく治療を行うことができる

がん治療の選択肢の一つとして、6種複合免疫療法もぜひご検討ください。

今すぐ詳細を知りたい方は、以下よりお問い合わせください。

子宮頸がんとは?

子宮頸がんは、子宮の入り口にあたる子宮頸部に発生するがんの一種です。

ほとんどのケースで、ヒトパピローマウイルス(HPV)の持続感染が原因とされ、特にHPV16型や18型が高リスクのウイルスです。

初期段階では自覚症状がほとんどないため、定期的な検診が非常に重要です。

早期に発見されれば治療が容易で、予後も良好ですが、進行すると症状が現れ、治療が難しくなります。

子宮頸がんの症状とは?

子宮頸がんの症状

子宮頸がんの症状は、進行度によって異なります。

初期段階ではほとんど症状が見られず、検診で発見されることが多いです。

しかし、がんが進行するとさまざまな症状が現れます。

代表的な症状として不正出血があり、特に性交後や月経以外の時期に見られることが特徴です。

また、おりものの量が増えたり、異常な臭いがすることもあります。

さらに、がんが進行して周囲の組織や臓器に広がると、腰痛や骨盤痛、排尿時の痛み、頻尿、血尿などの排尿障害が現れることがあります。

骨盤や下肢のむくみが生じる場合もあり、これらの症状はがんが骨盤内のリンパ節や血管に浸潤していることを示唆します。

進行した子宮頸がんでは、痛みや日常生活に支障を来す症状が多く見られるため、早期発見と治療が非常に重要です。

子宮頸がんのステージ

子宮頸がんのステージは、がんの進行度を示す重要な指標であり、治療方針や予後の決定に大きく影響します。

ステージは0から4までの5段階に分かれ、数字が大きいほど進行していることを意味します。

各ステージにはさらに細かい分類があり、がんの広がりや浸潤の程度によって区分されます。

子宮頸がんステージ0(0期)

ステージ0(0期)は「上皮内がん」とも呼ばれる最も初期の段階です。

この段階では、がん細胞が子宮頸部の表面にとどまっており、周囲の組織や深部には浸潤していません。

がんがまだ表層にとどまっているため、早期発見と治療によって高い治癒率が期待できます。

治療法としては、レーザー治療や冷凍療法、円錐切除術といった局所治療が一般的で、子宮を温存したい場合に適した方法です。

子宮頸がんステージ1(Ⅰ期)

ステージ1(Ⅰ期)は、がんが子宮頸部に限定され、周囲のリンパ節や他の臓器には広がっていない段階です。

このステージはⅠAとⅠBに細分され、がんの大きさや深さによって分類されます。

ⅠA期では顕微鏡でのみ確認できるほど小さながんで、ⅠA1は浸潤の深さが3mm以下、ⅠA2は3mmを超えて5mm以下です。

ⅠB期では肉眼で確認できる大きさのがんが含まれ、ⅠB1は4cm未満、ⅠB2は4cm以上です。

治療法には部分切除や全摘手術が一般的で、必要に応じて放射線療法や化学療法が併用されることもあります。

子宮頸がんステージ2(Ⅱ期)

ステージ2(Ⅱ期)は、がんが子宮頸部を越えて広がっているが、骨盤の壁や膣の下3分の1には達していない段階です。

ⅡA期は膣の上部3分の2まで広がっているが、子宮傍組織(子宮周囲の組織)には浸潤していない状態です。

ⅡB期では、がんが子宮傍組織にも広がっていますが、骨盤壁には到達していません。

治療には広範囲子宮全摘術が選ばれることが多く、手術が難しい場合や補助的に放射線療法や化学療法を併用します。

治療の目的は、がんの拡大を抑え、再発リスクを低減することです。

子宮頸がんステージ3(Ⅲ期)

ステージ3(Ⅲ期)は、がんがさらに広がり、骨盤の壁や膣の下3分の1に達している段階です。

ⅢA期は膣の下3分の1に広がっているが、骨盤壁には達していません。

一方、ⅢB期は骨盤壁まで浸潤し、尿管の圧迫や閉塞を引き起こすことがあります。

これにより、腎臓機能の低下リスクが高まります。

治療は放射線療法と化学療法の併用が一般的で、がんの進行を抑え、症状の緩和を図ります。

治療方針はがんの広がりや患者さまの体調に応じて調整され、再発予防と生活の質の向上が重視されます。

子宮頸がんステージ4(Ⅳ期)

ステージ4(Ⅳ期)は、がんが骨盤外や遠隔臓器にまで広がっている最も進行した段階です。

ⅣA期は膀胱や直腸などの骨盤内の臓器に浸潤している状態を示し、ⅣB期は肺や肝臓などの遠隔臓器への転移を伴います。

標準的な治療法として放射線療法や化学療法が用いられ、必要に応じて免疫療法や分子標的治療が追加されることもあります。

このステージでは根治的な治療が難しいことが多いため、症状の緩和や生活の質の向上のための治療も行われます。

子宮頸がんのステージごとの5年生存率|余命について

子宮頸がんの5年生存率は、ステージによって大きく異なります。

早期のステージ0では、がんが表面にとどまっているため、治療後の5年生存率は95.3%とされています。

ステージ1でも、5年生存率は95.6%と高く、早期発見と適切な治療が生存率向上の鍵となります。

ステージ2になると、生存率は79.6%に低下し、治療の難しさが増します。

ステージ3では、がんが骨盤の壁や膣の下部に広がるため、5年生存率は64.7%まで落ち込みます。

最も進行したステージ4では、がんが骨盤外や遠隔臓器にまで広がっており、生存率は26.0%とさらに低くなります。

(参考:院内がん登録 2013-2014 年 5 年生存率集計|がん情報サービス

子宮頸がんの転移について

子宮頸がんの転移とは、がんが原発部位である子宮頸部から周囲の組織や遠隔臓器に広がることを指します。

初期段階では転移のリスクは低いものの、がんが進行するにつれてリンパ節や骨盤内の臓器、さらには肺や肝臓などの遠隔臓器への転移が起こる可能性が高まります。

転移が見られる場合、治療方法や予後に大きな影響を与えるため、早期発見と適切な治療が重要です。

子宮頸がんが転移しやすい場所

子宮頸がんが転移しやすい場所は、がんの進行度によって異なります。

初期段階では、主にリンパ節に転移することが多く、特に骨盤内のリンパ節が影響を受けやすいです。

がんが進行すると、骨盤を越えて膀胱や直腸といった骨盤内の臓器に広がることがあります。

さらに進行した場合、血流やリンパを通じて肺、肝臓、骨などの遠隔臓器に転移することもあります。

子宮頸がんが転移した場合の症状

子宮頸がんが転移した場合、転移先によってさまざまな症状が現れます。

リンパ節に転移すると、骨盤や足のむくみが生じることがあります。

膀胱や直腸にがんが浸潤した場合は、排尿や排便時の痛み、頻尿、血尿、血便などの症状が見られます。

また、遠隔臓器への転移が起きた場合には、肺への転移で息切れや咳、血痰が、肝臓への転移で黄疸や腹部の腫れが見られることがあります。

骨に転移した場合は、痛みや骨折のリスクが増加します。

子宮頸がんステージ4の主な治療法とは?

子宮頸がんの治療法

子宮頸がんステージ4は、がんが骨盤外や遠隔臓器にまで広がっている進行した状態です。

この段階では根治的な治療が難しく、症状の緩和や生活の質の向上を目指しながらがんの進行を抑える治療が中心となります。

以下に、ステージ4の子宮頸がんに対する治療法とその特徴について詳しく説明します。

薬物療法

薬物療法は、ステージ4の子宮頸がんにおける主要な治療法の一つです。化学療法や分子標的療法が代表的なアプローチです。

化学療法は、がん細胞の増殖を抑える薬剤を使用し、他の治療と併用することで効果を高めることが一般的です。

分子標的療法は、がん細胞の特定の分子に作用して増殖を阻害し、副作用が比較的少なく、患者さまの生活の質を維持しやすいという特徴があります。

手術療法

ステージ4の子宮頸がんでは、がんが広範囲に広がっているため、根治を目的とした手術は少なく、主に症状の緩和を目的とした手術が行われます。

例えば、出血や痛みを軽減するために腫瘍の一部を切除することがあります。

また、がんが膀胱や腸に浸潤している場合、機能を維持するために緊急手術が必要となることもあります。

手術の適用はケースバイケースであり、他の治療(化学療法や放射線療法)と組み合わせることが一般的です。

放射線治療

放射線治療は、ステージ4の子宮頸がん治療において重要な役割を果たします。

高エネルギーのX線や粒子線を用いてがん細胞を直接攻撃し、増殖を抑える効果があります。

この治療は、手術が困難な場合やがんが広範囲に広がっている場合に特に効果的です。

外部から照射する外部放射線療法と、腟内に放射線源を挿入する小線源治療(ブラキセラピー)が併用されることが多く、腫瘍の局所制御を目指します。

化学療法と併用することで治療効果をさらに高めることもあります。

副作用として皮膚の炎症や疲労感、消化器症状が見られますが、これらは一般的に管理が可能です。

対症療法(緩和ケア)

対症療法(緩和ケア)は、ステージ4の子宮頸がんにおいて症状を軽減し、患者さまの生活の質を向上させることを目的としています。

根治を目指すのではなく、痛みや不快な症状を和らげ、身体的および精神的な負担を軽減することが主な目的です。

緩和ケアには、痛みをコントロールする鎮痛薬、吐き気や倦怠感を軽減する薬物療法、心理的なサポートなどが含まれます。

進行したがんによる合併症や副作用の管理も重要な要素であり、緩和ケアはがんの進行具合に関わらず早期から導入することで、患者さまの快適さと治療継続をサポートします。

個々のニーズに応じたケアを提供するために、患者さまとその家族に合わせた治療計画が求められます。

ステージ4の子宮頸がんでは免疫療法も選択肢の一つ

子宮頸がんの治療と免疫療法

ステージ4の子宮頸がんにおいて、免疫療法は重要な治療選択肢の一つです。

免疫療法は、患者さまの免疫システムを活性化させ、がん細胞を攻撃する力を高める治療法であり、特に進行したがんでは標準治療(化学療法や放射線療法)と併用することで治療効果の向上が期待されます。

その中でも、「6種複合免疫療法」が注目されています。

これは、複数の免疫細胞を組み合わせて相乗効果を狙い、がん細胞への攻撃力を強化するアプローチです。

6種複合免疫療法は、進行がん治療の新たな可能性を開くものであり、副作用の軽減と生活の質の向上を目指します。

ただし、免疫療法はすべての患者さまに適応できるわけではないため、専門医の評価を通じて最適な治療計画を立てることが大切です。

子宮頸がんステージ4に関するよくある質問

子宮頸がんのよくある質問

子宮頸がんステージ4は、がんが骨盤の外や他の臓器にまで広がった最も進行した段階であり、患者さまやその家族にとって多くの疑問や不安を引き起こすことがあります。

ここでは、ステージ4の子宮頸がんに関するよくある質問に対し、わかりやすく丁寧に回答します。

子宮頸がんステージ4だと何年生きられますか?

子宮頸がんステージ4では、がんが骨盤の外や遠隔臓器に広がっているため、治療が困難で生存率も低くなります。

5年生存率はおおよそ10~20%程度とされていますが、これは一般的な統計に基づいたものであり、個々の患者さまの状況によって大きく異なります。

治療法の選択、がんの進行度、全身状態、治療への反応などが寿命に影響を与える要因です。

近年では、化学療法、免疫療法、放射線療法などの進歩により、がんの進行を抑えながら生活の質を向上させ、がんと付き合っていく治療が可能になっています。

子宮頸がんステージ4では痛みは出ますか?

ステージ4の子宮頸がんでは、痛みが生じることが一般的です。がんが骨盤内の神経や臓器に浸潤することで、腰痛や骨盤痛、下腹部の痛みが発生することがあります。

また、膀胱や直腸にがんが浸潤すると、排尿時や排便時に痛みが生じることもあります。

さらに、がんが遠隔転移した場合、転移先の臓器(骨や肺など)で痛みが出ることもあります。

しかし、対症療法や緩和ケアによってこれらの痛みを管理することが可能です。

子宮頸がんステージ4の自覚症状にはどのようなものがありますか? 

子宮頸がんステージ4の自覚症状は多様で、がんの進行に伴って重篤化します。

代表的な症状には、不正出血や異常なおりものの増加があり、特に性交後や月経外の出血が見られます。

がんが骨盤内の臓器に浸潤すると、腰痛や下腹部の痛みが現れることがあります。

また、膀胱や直腸に浸潤した場合には、排尿困難や血尿、便秘や血便といった症状が生じることがあります。

さらに、がんが遠隔転移した場合には、肺への転移で呼吸困難や咳、骨への転移で骨痛が起こることもあります。

子宮頸がんと6種複合免疫療法

子宮頸がんステージ4は、がんが骨盤外や遠隔臓器に広がった進行した状態であり、治療の目的はがんの進行を抑え、症状を緩和することです。

従来の化学療法や放射線療法といった標準的な治療に加え、同仁がん免疫研究所が提供している「6種複合免疫療法」が新たな治療の選択肢として注目されています。

この療法は、役割が異なる6種の免疫細胞を組み合わせて、患者さまの免疫力を高め、がん細胞を攻撃するものです。

6種複合免疫療法は、体への負担が少なく、標準治療と併用できるため、副作用を抑えながら治療効果を高めることが期待されます。

特に進行がんで治療の選択肢が限られる患者さまにとって、6種複合免疫療法は生活の質を維持しつつ、延命効果を目指せるアプローチの一つです。

副作用が少ない6種複合免疫療法

「6種複合免疫療法」の特徴を3つ紹介します。

①がん3大療法との併用が可能で、ほぼ全てのがんに対応する

がん3大療法(外科手術/化学療法/放射線治療)との併用が可能で、一部(T細胞・NK細胞・NKT細胞型白血病/T細胞・NK細胞・NKT細胞型悪性リンパ腫)を除く、ほぼ全てのがんに対応します。

また、手術後に残ったがん細胞にも対応し、がん細胞増殖の抑制、再発・転移の予防にも効果的です。

②副作用が少ないため、体への負担も小さい治療法である

患者さまご自身の免疫細胞を使用するため、抗がん剤のような強い副作用がほとんどありません。

そのため、他のがん治療で治療継続は困難と判断された場合でも、6種複合免疫療法なら治療を継続できる可能性があります。

また、費用は治療ごとでのお支払いのため、医療費を一度にまとめて支払う必要もありません。

③入院が必要ないため、患者さまの生活のリズムを変えることなく治療を行うことができる

6種複合免疫療法は、採血によって取り出した免疫細胞を培養し、活性化させた後点滴で体内に戻すという治療法です。方法は、採血と点滴だけの通院治療です。

そのため、入院の必要がなく、患者さまの生活のリズムを変えることなく治療を行うことができます。

6種複合免疫療法の治療効果

以下は、6回(1クール)の治療を終えた患者さまの治療効果を紹介します。

6種複合免疫療法・判定基準

6種複合免疫療法・進行抑制率

6種複合免疫療法・進行抑制率

 

A判定〜C判定の約79%の方は腫瘍の進行が抑制されたと評価し、さらにA判定〜B判定の約26%の方は腫瘍の減少が認められた状態となりました。

また、6種複合免疫療法の大きな特徴として、さまざまな部位のがんに対応できるという点があります。

以下、6種複合免疫療法で過去に治療したがんの一例です。ほぼ全てのがん種に対応しているため、以下に記載のないがん種や希少がんでも、治療可能です。

6種複合免疫療法・対応がん種

 

詳細は以下よりお問い合わせください。

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