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がん患者の方に多い精神症状は? ストレスへの対処法や家族によるサポートのポイントを解説

がんになると、精神的な負担を感じる方も多くいます。ストレスへの対処法や家族によるサポートは、どのようなことをしたら良いのでしょうか。

今回はがん患者さん、ご家族、親族の方に向けて、

  • がんと診断を受けたときの心の変化
  • がん患者さんに多い精神症状
  • がんによるストレスへの対処法
  • ご家族のサポート方法

 

を紹介します。ぜひ参考にご覧ください。

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6種複合免疫療法は、患者さま自身の免疫細胞を一度体外へ取り出し、活性化・増殖させて体内へ戻すことで、がんと闘う力を高める免疫療法です。

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がんと診断を受けたときの心の変化


まずは、がんと診断を受けたときの患者さんの心の変化について解説します。

不安・落ち込み、疎外感・孤独感、気持ちが落ち着いてくるという3つの段階に分けて紹介します。

1.不安・落ち込み

がんと診断を受けたときの心の変化1つ目は、不安・落ち込みです。がんと判明したときは頭が真っ白になるようなショックや混乱の後、しばらくは不安や落ち込みの状態が続きます。

不安や落ち込みの具体的な症状について紹介します。不安では不眠や冷や汗、いらいらする、嫌なこと・心配ごとが頭から離れないなどの症状が現れます。落ち込みではやる気が出ない、疲れやすい、食欲不振、楽しめないなどの症状が現れます。

2. 疎外感・孤独感

がんと診断を受けたときの心の変化2つ目は、 疎外感・孤独感です。不安を感じたり落ち込んだりした中で「どうして自分だけがんになってしまったのか」という疎外感や孤独感などを覚えることもあるでしょう。ですがこれらの感情になるのは自然なことですので、過度な心配は必要ありません。

3. 気持ちが落ち着いてくる

がんと診断を受けたときの心の変化3つ目は、気持ちが落ち着いてくるというものです。不安や落ち込み、疎外感、孤独感などを感じる期間が約2週間続くと言われています。その後はつらい状態ではありますが、徐々に気持ちも落ち着きます。落ち着いて治療について調べたり取り組んだりできるようになるケースが多いので、安心してください。

がん患者の方に多い精神症状


続いては、がん患者さんに多い精神症状を紹介します。がんになると、さまざまなストレスがかかります。がんと判明した後、前述した通りしばらくすれば気持ちが落ち着いてきますが、前向きな気持ちになれない場合もあります。

次章で紹介するような精神症状に陥ることがありますので、予め知っておきましょう。

適応障害

がん患者さんに多い精神症状の1つ目は、適応障害です。適応障害とはどのような症状なのか解説します。

適応障害では強いストレスのために、日常生活に支障をきたすほどの不安や抑うつ気分が続くという症状が現れます。適応障害はがん患者さんに特に多くみられる疾患です。

具体的には以下のような症状が現れます。

  • 気分が落ち込む日が続く
  • 集中力が落ちる
  • 眠れなくなる
  • 食欲が落ちる

など。

うつ状態(気分障害)

がん患者さんに多い精神症状の2つ目は、うつ状態・気分障害です。うつ状態・気分障害とはどのような症状なのか解説します。うつ状態・気分障害では適応障害よりも精神的な苦痛がひどい状態になってしまいます。日常生活を送ること自体が難しくなってしまう方も多くいます。

具体的に以下のような症状が2週間以上続く場合は、うつ状態の可能性があるので適切なケアが必要です。

  • 一日中気分が落ち込んでいる
  • 消えてしまいたいと思う
  • 迷惑ばかりかけていると思う
  • 何をするのも億劫になる
  • 何事にも集中できない
  • 生きる価値を見失ってしまう
  • 食欲がない
  • 涙が止まらない

など。

このような精神的な症状以外に、身体的な症状が出ることもあります。

  • 呼吸困難
  • 動悸
  • めまい
  • 発汗
  • 不眠

など。

せん妄

がん患者さんに多い精神症状の3つ目は、せん妄です。せん妄とはどのような症状なのか解説します。

せん妄はがん患者の約10〜30%がなるといわれており、入院を必要とする終末期の患者さんの方では、約30〜90%もの方にせん妄の症状が認められています。せん妄はストレスからくるものではなく、身体的な異常や薬剤の使用などによって引き起こされる脳機能不全です。

がんの場合、手術後や新しい薬を使用した後などに起こりやすいと言われています。せん妄状態では、危険な行動をとったり、つじつまの合わない話をしたりする場合があります。適切な治療を行えば、50%の患者さんは症状が回復するといわれています。

がんによるストレスへの対処法


次にがん患者さん向けのがんによるストレスへの対処法を紹介します。正しい情報を収集する、自分のせいにしない、身近な人に気持ちを伝える、第三者に相談する、自分の好きなことをする、という5つの方法を見ていきましょう。

正しい情報を収集する

がんによるストレスへの対処法1つ目は、正しい情報を収集することです。がんに関する情報を正しく把握していないことや、何が正しいか分からないことで不安が強くなってしまいます。

担当の医師に、自身のがんについて不明点や不安に感じていることを伝え、納得できるまで質問をすることをおすすめします。病院の中に図書館があったり、相談窓口があったりする場合もありますので、ぜひ相談してみてくださいね。

自分のせいにしない

がんによるストレスへの対処法2つ目は、自分のせいにしないことです。がんになると自分を責めてしまう場合があります。

ですが、自分を責めて落ち込んだりいらいらしたりするのではなく、ご家族と共にがんに向き合っていくことが大切です。

身近な人に気持ちを伝える

がんによるストレスへの対処法3つ目は、身近な人に気持ちを伝えることです。家族や友人、職場の方などに自分が考えていることや自分の状況を伝えて、理解してもらうことも大切です。職場や家庭で悩みを相談できるようになれば、気持ちが楽になり、支えになってくれるでしょう。

第三者に相談する

がんによるストレスへの対処法4つ目は、第三者に相談することです。

医師や看護師などから十分な説明を受けたとしても、悩んでしまうこともあります。医師や看護師、家族などではない第三者に相談することも一つの方法です。第三者であるからこそ、何でも話せるようになる場合がありますよ。

具体的には、セカンドオピニオンを得たり、患者会・患者サロンに参加したりする方法がおすすめです。精神科や心療内科など、心のケアに関する専門家を受診するのも良いでしょう。カウンセリングやリラクゼーション、薬物療法などのケアを受けられます。

自分の好きなことをする

がんによるストレスへの対処法5つ目は、自分の好きなことをすることです。なるべく自分の気持ちをリラックスできるように、好きなことをするのが良いでしょう。

例えば、音楽を聴く、ストレッチや散歩をする、マッサージをする、アロマセラピーをするなど。自分がリラックスできる方法を、見つけてくださいね。

家族はどうやってサポートすればよい?


落ち込んだり不安になるがん患者さん。時には精神的な疾患に発展してしまうこともあるかもしれません。

そんな時は、ご家族もどうやってサポートすればよいのか悩んでしまうでしょう。今回はご家族が、がん患者さんのメンタルケアやサポートをするためのポイントを紹介します。

これまでと変わらずに接する

ご家族のサポートのポイント1つ目は、これまでと変わらずに接することです。良好な関係であれば、これまでと変わらずに普段通りに接するようにしましょう。それだけでも大きな支えになるはずです。がんになったからといって急に態度を変えたり、気を使い過ぎてしまったりすると、逆にがん患者さんは孤独感や疎外感を覚えることもあります。

また「頑張ろう」「頑張って」ということは伝えすぎない方が良いでしょう。がん患者さんが「これ以上何を頑張ればよいのか」と思ってしまう可能性もあります。相手のがんばりを認め、ねぎらうことが大切です。

お互いのことを理解しあう

ご家族のサポートのポイント2つ目は、お互いのことを理解しあうことです。がん患者さんとこれまで通り一人の人間として接して、お互いが考えていることを話し合い理解しようとすることが大切です。

その際は、がん患者さんの希望に沿ったサポートになっているか確認するようにしましょう。お互いががんと向き合いながら支え合えるようになるはずです。

がんの知識を得る

ご家族のサポートのポイント3つ目は、がんの知識を得ることです。

がん患者さんはもちろん、ご家族の方もがんについての正しい知識を得ることが大切です。がんの症状や治療について理解を深めたり、準備を徹底することがおすすめです。こうすることで不安を軽減でき、現実的な見通しを立てられるでしょう。また不確かな情報を得たときは、医師や看護師、がん相談支援センターなどに相談して、正しい情報かどうかを確認することが大切です。

辛いときは専門家に頼る

ご家族のサポートのポイント4つ目は、辛いときは専門家に頼ることです。

がん患者の家族の方は、がん患者さん同様、精神的なストレスがかかっている場合が多くあります。場合によってはがん患者さん以上にご家族がうつ状態になっているケースもあります。

病院によっては、がん患者の家族の方向けの家族外来を行っている場合もありますので、利用を検討してみてください。精神科や心療内科のスタッフによるカウンセリングを受けられるでしょう。適切な治療を受けることで、ご家族の方の心身の負担が軽くなりつらさが和らぐでしょう。

また誰でも利用可能な、がん相談支援センターを利用するのも方法の一つです。

まとめ


今回は、

  • がんと診断を受けたときの心の変化
  • がん患者の方に多い精神症状
  • がんによるストレスへの対処法
  • 家族のサポート方法

について紹介しました。

がんと診断されると、心はさまざまな状態に変化します。時には激しく落ち込んでしまうこともあるでしょう。

ですが、落ち込むことは決して悪いことではありません。自然な心の反応ですし、必ず乗り越えることができます。利用可能なさまざまなサポート体制がありますので、上手に利用し不安を軽減しましょう。

また、がんの治療方法も日々変化し、多様な先端医療が発展を遂げています。4大療法の一つである免疫療法のうち、6種複合免疫療法というものがあります。6種複合免疫療法は、身体への負担が少なく、ご高齢の方も安心して受けられる治療です。

同仁がん免疫研究所は、6種複合免疫療法を行っている施設です。同仁がん免疫研究所では、厚生労働省の許可を受けた細胞培養施設にて、極めて高度な安全管理体制のもとで細胞培養の委託を受けています。

細胞培養数は圧倒的で、約3週間で1,000から2,000個の細胞を20から50億個まで培養できます。6種複合免疫療法に関する詳細は、こちらよりご確認ください。

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