がん患者様のためのお役立ちブログ
がんの再発を阻止するには?再発しないための予防策、再発しやすい癌のパターンついても解説
がんと闘い、寛解(かんかい)された方々の中には、再発の不安を抱えていらっしゃる方も多いと思います。
さまざまな治療を受け、つらい経験を乗り越えられた方々にとって、「またがんになってしまうのではないか」「再発したらどうすれば良いのか」という不安は大きなものです。
ご本人だけでなく、ご家族やご友人の方々も同じように、不安な毎日を過ごされているのではないでしょうか。
今回の記事では、がんの再発について詳しく解説します。
そして、最後には、がんと向き合う上での選択肢の一つとして、同仁がん免疫研究所が提供する「6種複合免疫療法」についてご紹介します。
この治療法は、患者さまの免疫細胞を一度体外へ取り出し、活性化・増殖させて体内へ戻す療法で、がんと闘う力をサポートします。
再発が気になる方にとって、一つの選択肢となるかもしれません。
がんが寛解された方や治療中の方など、一刻も早く6種複合免疫療法について知りたいという方は、こちらからお願いします。
INDEX
がんは再発する可能性がある
先ほども触れたように、がんは再発する可能性がある病気です。
再発は、患者さまご本人だけでなく、ご家族にとっても大きな心の負担になります。
万が一再発した場合、治療期間が長期化する可能性も考えられるため、1度目の治療以上にしっかりとした周囲のサポートが必要となることを念頭に置きましょう。
がんが再発してしまう理由
続いて、がんが再発してしまう理由を解説します。
がんが縮小したり、消失している状態を「寛解」と呼びます。
現在の検査技術では、画像診断や検査では検出できない微小ながん細胞が体内に残る可能性があります。そのため、がんを完全に取り除いたり消滅させたりすることが難しい場合もあります。
ですので、一度は「完全寛解」と診断されても、原発巣のがんがわずかに残る可能性があります。
この残ったがん細胞が、時間をかけて再び増殖し、再発することがあるのです。
「寛解」はがんが完全に治ったことを意味するのではなく、再発の可能性がある状態であることを理解しておきましょう。
原発巣とは?
続いて、先ほど少し触れた「原発巣」について解説します。
原発巣とは、がんが最初に発生した病変のことです。
例えば、最初に胃にがんができて、そのがん細胞が血液やリンパの流れに乗って肺に転移した場合、原発巣は胃がんです。
寛解した原発巣と同じ性質を持つがん細胞が再度出現したときに、「再発」と診断されます。
詳しくは後述しますが、別の部位へ転移することもあります。
ただし、異なる性質のがんが見つかった場合には再発ではなく、「新たな発症」ということになります。
がんが再発する3つのパターン
がんの再発は大きく分けて局所再発、領域再発、遠隔再発の3つのパターンに分けられます。
それぞれの再発パターンは、がんの発生場所や広がり方などによって異なり、それに応じた予防方法が重要です。
次章では、各再発パターンの概要について解説します。
局所再発
原発巣と同じ場所やその近くで再発することを「局所再発」と言います。
局所再発の例として、肝細胞がんの場合を見てみましょう。
肝細胞がんでは、背景に慢性肝炎や肝硬変があることが多いと言われています。
肝細胞がんは、肝臓内の別の場所に局所再発しやすい傾向があります。
領域再発
がんが周囲の組織に浸潤し、周辺のリンパ節に発生することを「領域再発」と言います。
領域再発の例として、乳がんの場合を見てみましょう。
乳房内や脇下、鎖骨下、鎖骨下、傍旨骨などにはリンパ節があります。
乳がんは周辺のリンパ節で領域再発しやすい傾向があります。
遠隔再発
がんがリンパ管や血管を通って局所から遠く離れた部位に現れることを「遠隔再発」と言います。
遠隔再発は、転移して再発したということです。
遠隔再発の例として、結腸がんの場合を見てみましょう。
結腸はおなかの中の広い空間にあり広く切除しやすいため、局所にがん細胞が残る確率は低いと言われています。
がん細胞が静脈経路の流れに乗って移動しやすいため、肝臓で遠隔再発しやすい傾向にあります。
がんの再発リスクを下げる方法、再発しない人は何してる?
続いて、がんの再発リスクを下げるためにできることについて紹介します。
がんは早期発見だけでなく、再発の予防も重要です。
特に、原発巣のがんのステージが高いほど、再発リスクは高まります。
一般的に、術後5年間、がんが再発しなければ、その後再発する確率は非常に低くなると言われています。
そのため、術後5年間の再発予防が特に重要となるのです。
具体的な予防策については、次章で詳しく解説します。
定期的に検査を受ける
がんの再発リスクを下げるためにできることの1つ目は、定期的に検査を受けることです。
医師の指示に従って、定期的な検査を受けることを推奨します。
定期検査により、再発を早期に発見できる可能性が高まります。
術後補助療法を受ける
2つ目は術後補助療法を受けることです。
術後補助療法とは、手術後にがんの再発や転移の危険性を減らす目的で行われる治療のことです。
再発のリスクが高いと想定される場合、術後補助療法がより重要となります。
術後補助療法にはいくつかの方法があり、がんの種類や範囲、進行度、体の状態などに応じて、全身療法と局所療法が選択されます。
がんの全身療法とは、がんができている部分だけでなく、全身に対して行われる治療のことであり、薬物療法などがあります。
一方で、がんの局所療法とは、がんができている部位とその周辺に対して行う治療のことで、手術療法や放射線療法などがあります。
再発部位は事前に特定できないため、術後補助療法では全身療法から始めることが多いです。
しかし、ケースによっては局所再発を防ぐために局所療法が採用されることもあります。
術後補助療法の種類
術後補助療法の種類について、より詳しく紹介します。
薬物療法
1つ目は薬物療法です。
薬物療法は全身治療の一種で、がんが全身に転移する可能性が高いときに採用される治療法として知られています。
術後補助療法で行われる薬物療法は、大きく分けて化学療法と内分泌療法(ホルモン療法)があります。
術後補助化学療法では、抗がん剤などを投与して取り残した微小ながん細胞の分裂を抑え、再発を予防します。
一方、術後内分泌療法(ホルモン療法)では、女性ホルモンの働きを抑えることでがん細胞の分裂を抑え、再発を予防します。
この治療は主に乳がんに適用され、5〜10年かけて治療するのが一般的と言われています。
薬物療法は、がんの進行を抑えたり症状を和らげたりする効果がありますが、吐き気、脱毛、食欲不振などの副作用が現れることもあります。
食事や他の薬の影響を受けることがあるため、治療を開始する前には、医師や薬剤師から十分な説明を受けましょう。
免疫療法
2つ目は免疫療法です。
免疫療法は薬物療法と同様に全身療法の一種で、体の免疫力を高めて、「がんを発生・増殖させない状態」を目指す治療法として知られています。
免疫細胞治療が、肺がんや肝臓がんの再発リスクを低減させるという論文報告もあります。
免疫療法は、施術を受ける方のQOL(生活の質)を保ちながら行える再発予防治療として期待され、研究や臨床応用が進められています。
また、免疫療法は体への負担が少なく、重篤な副作用が起きにくいというメリットがあります。
体力が少ない方や高齢者の方にも治療が可能です。
放射線療法
3つ目は放射線療法です。
放射線療法は局所療法の一種で、放射線をがんに照射することで、がん細胞の増殖を止めて再発を予防する治療法として知られています。
放射線は正常組織にも影響を与えますが、正常組織はがん細胞ほどには放射線の影響を受けません。
ですが、放射線療法にも副作用はあります。
副作用には、治療中や治療直後に起こる急性期の副作用と、治療が終了してから半年から数年後に引き起こされる晩期のものがあります。
予期される副作用については、医師や看護師から十分に説明を受けましょう。
術後補助療法を受ける際の注意点
最後に、術後補助療法を受ける際の注意点を紹介します。
術後補助療法は先述の通り、がんの種類や進行度などによって推奨される療法が異なります。
場合によっては、治療の適応時期が限られているケースもあります。
副作用などのリスクも把握しておく必要があるので、医師としっかり相談することが大切です。
術後補助療法は、自己判断で行うのではなく、専門機関と相談の上で行いましょう。
まとめ:がんを再発させないために適切な予防行動を取ろう
がんの再発は、患者さまとそのご家族の心身に、大きな影響を与える出来事です。
適切に予防することで、再発のリスクを低減し、安心して過ごせる日々を取り戻しましょう。
免疫療法の一つである6種複合免疫療法は、術後補助療法の一種です。
この療法では、患者さまの免疫細胞を一度体外へ取り出し、活性化・増殖させて体内へ戻します。
再発が気になる方にとって、一つの選択肢となるでしょう。
「同仁がん免疫研究所」は、この6種複合免疫療法を提供している機関です。
厚生労働省の許可を受けた細胞培養施設にて、極めて高度な安全管理体制のもと、細胞培養の委託を受けています。
がんと闘う免疫細胞を、約3週間で「1,000万〜2,000万個」から「20億〜50億個」まで培養することができます。
特徴
①がん3大療法との併用が可能。ほぼ全てのがん※に対応
②副作用が少なく、続けやすい療法
③厚生労働省の許可を受けた施設で細胞培養を行う
※一部(T細胞・NK細胞・NKT細胞型白血病/T細胞・NK細胞・NKT細胞型悪性リンパ腫)を除く、ほぼ全てのがんに対応します。
6種複合免疫療法の治療効果
以下は、6回(1クール)の治療を終えた患者さまの治療効果をご紹介します。
A判定〜C判定の約79%の方は腫瘍の進行が抑制されたと評価し、さらにA判定〜B判定の約26%の方は腫瘍の減少が認められた状態となりました。
また、6種複合免疫療法の特徴として、さまざまな部位のがんに対応できるという点があります。
以下、6種複合免疫療法で過去に治療したがんの一例です。ほぼ全てのがん種に対応しているため、以下に記載のないがん種や希少がんでも、治療可能です。
まずは今すぐ、詳しい内容をお問い合わせください。専任スタッフより丁寧にご説明します。
6種複合免疫療法に関する詳細は、以下よりご確認ください。
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