がん患者様のためのお役立ちブログ
がん患者は運動すべき? 研究データやおすすめの運動と注意点
皆さまは、がん患者の方に運動が推奨されていることをご存じですか?
患者さまご本人にとっては、苦しくてそれどころではないという方もいらっしゃるでしょう。
ご家族も、患者さまが苦しむ姿を目にすれば、無理をさせたくないと考えることが多いと思います。
一般的に、病気になったら安静が必要と考える方が多いですが、がん治療においては運動療法が存在します。
運動といっても、走ったり泳いだりを徹底するようなものではなく、寝たままにならないよう立ったり座ったり、可能ならば少し歩いてみるだけでもいいのです。
少しでも体を動かすことで、体力をつけ、抵抗力や免疫向上に寄与します。
また、そうした運動に同仁がん免疫研究所が提供する6種複合免疫療法を併用していただくことで、症状改善の可能性を高めることが期待できます。
「6種複合免疫療法」とは、従来の外科手術、化学療法、放射線治療に並ぶ、まったく新しい第四の選択肢として注目されています。
この療法では、免疫細胞を一度体外へ取り出し、活性化・増殖させて体内に戻します。
元々体内にあった免疫細胞を利用するため拒絶反応などの心配が少なく、ご家族と過ごしながらがん治療を行うことが可能です。
詳しくは以下からご確認ください。
INDEX
がんと運動の関係
まずは、がんと運動の関係や、運動によって期待できる効果を解説します。
がん予防としての運動
がん予防として従来から言われていた禁煙や禁酒に加えて、近年では運動および家事、仕事などの身体活動が注目されています。
適度な運動を取り入れることで、健康寿命が延びると言われています。
運動による健康維持に関する研究
国立研究開発法人国立がん研究センター がん情報サービスの「科学的根拠に基づくがん予防」では、がん予防として挙げられている対策のうちの1つに運動という項目があります。
仕事や運動などによる身体活動量が高い人ほど、がん全体の発生リスクが低くなることが報告されています。
また、心疾患のリスクも低くなることから、無理のない範囲で体を動かす時間を増やすことが、健康増進につながると考えられています。
(出典:国立研究開発法人国立がん研究センター がん情報サービス「科学的根拠に基づくがん予防」)
また、厚生労働省の「健康づくりのための身体活動基準2013」では、全年齢層における運動の考え方として、30分以上の運動を週2日以上行う運動習慣を持つことを推奨しています。
全年齢層における身体活動の考え方では、現在の身体活動量を少しでも増やすことが重要だそうです。
例えば、今より毎日10分ずつ長く歩くようにするなど、少しずつ運動習慣を変えていくことを推奨しています。
(出典:厚生労働省「健康づくりのための身体活動基準2013」)
がん治療期間中の運動
がん治療期間中の運動は、がんの治療やがんの進行度が進むと現れる障害の予防・回復につながります。
がん治療期間中の運動で、以下のような効果を期待できます。
- 体力の低下を防ぐ
- リハビリに自信がつく
- 不安から体を動かさなくなることによる、身体機能の低下を軽減できる
がん治療後の運動
がん治療後の運動では、活動量も低下する傾向にあるため、無理のない範囲で運動することをおすすめします。
がん治療後の運動で、以下のような効果を期待できます。
- 体力の低下を防ぐ
- 再発予防につながる
運動は精神的な支えにもなる
運動は体に関する効果だけではなく、精神的な効果も期待できます。
- ストレスを発散できる
- ピアサポートの場としても役立つ
運動による精神的な効果1つ目は、ストレスを発散できることです。
「病は気から」という言葉もあるように、気持ちも沈んでいては病気も回復しません。
運動することでストレス発散につながります。
例えば、気が晴れて健康状態が回復することや、気持ちが安定しリラックスできるようになるでしょう。
運動による精神的な効果2つ目は、ピアサポートの場としても役立つことです。
ピアサポートとは、がん患者や家族が語りあい、心のケアや回復を目指す場のことを指します。
集団で運動することで、ピアサポートに参加しているのと同様の効果が期待できると言われています。
がん患者の方におすすめの運動
がん患者の方におすすめの運動をいくつか紹介します。
今回の記事では、国立がん研究センターの「がん患者さんのためのホームエクササイズ」を参考に、バンザイ運動と胸張り運動、腕を外側に広げる運動について解説します。
バンザイ運動
がん患者の方におすすめの運動1つ目は、バンザイ運動です。
バンザイ運動では、腕を持ち上げる筋肉や、深く息を吸う動作にも関与する筋肉を鍛えることができます。
長さ30 cm(30センチメートル)ほどの棒、または水の入ったペットボトル2本を使用します。
まずは、骨盤を立てた状態で椅子に座ります。
次に棒やペットボトルを持った腕を上げ下ろしします。
ポイントは、腕を上げるときに息を吸い、下ろすときに息を吐くことです。
胸を張りすぎず腕の力を使いましょう。
この動きを10回繰り返します。
(出典:国立がん研究センター がん患者さんのためのホームエクササイズ)
胸張り運動
がん患者の方におすすめの運動2つ目は、胸張り運動です。
この運動では、腕を持ち上げる筋肉、肘を曲げて物を持つ筋肉、目の前に物を引き寄せる筋肉を鍛えることができます。
長さ30 cmほどの棒、または水の入ったペットボトル2本を使用します。
まずは、骨盤を立てた状態で椅子に座ります。
棒やペットボトルを持ちバンザイをした状態から、首の後ろに腕を動かします。
ポイントは、バンザイから胸を張るときに息を吐き、腕を戻すときに息を吸うことです。
肘をしっかり下げるようにしましょう。
この動きを10回繰り返します。
(出典:国立がん研究センター がん患者さんのためのホームエクササイズ)
腕を外側に広げる運動
がん患者の方におすすめの運動3つ目は、腕を外側に広げる運動です。
この運動では、腕を持ち上げる筋肉、猫背予防にも関与する筋肉を鍛えることができます。
長さ30 cmほどの棒、または水の入ったペットボトル2本を使用します。
まずは、骨盤を立てた状態で椅子に座ります。
棒を持っている場合は両腕を同じ方向に動かします。
ペットボトルを持っている場合は、ペットボトルを持った状態から腕が地面と並行になる状態まで上げます。
ポイントは、棒を持っている場合は息を止めないようにすることです。
ペットボトルを持っている場合は、持ち上げるときに息を吸い戻すときに息を吐きます。できる範囲で肘を曲げずに行います。
この動きを10回繰り返します。
(出典:国立がん研究センター がん患者さんのためのホームエクササイズ)
がん患者の方が運動する際の注意点
運動は、体力の維持や免疫力向上、ストレス解消などに効果が期待できます。
しかし、無理は禁物です。体調や体力に合わせて、適切な運動を選びましょう。
体温が38 ℃以上ある場合、息切れやめまい、動悸がする場合、背中や手足に痛みがある場合には運動を控えましょう。
がんと運動と6種複合免疫療法
今回の記事では、がんと運動の関係について紹介しました。
一般的に、病気になったら安静が必要と考える方が多いですが、がん治療においては運動療法が存在します。
がんを患っている方は無理に運動をせずに、可能な範囲で負担とならない程度の運動を取り入れられてはいかがでしょうか。
そして、運動と一緒にぜひ取り入れていただきたいのが、「6種複合免疫療法」です。
6種複合免疫療法とは?
患者さまご自身の免疫細胞を活性化・増殖させてがんと闘う力を増強させる治療法です。
従来の治療法と比べ、副作用が軽微で体への負担が少ない治療法です。
同仁がん免疫研究所はがんと闘う免疫細胞を、厚生労働省の許可を受けた細胞培養施設にて、約3週間で「1,000万〜2,000万個」の細胞を「20億〜50億個」まで培養できます。
特徴
- がん3大療法との併用が可能。ほぼ全てのがん※に対応
- 副作用が少なく、続けやすい療法
- 厚生労働省の許可を受けた施設で細胞培養を行う
※一部(T細胞・NK細胞・NKT細胞型白血病/T細胞・NK細胞・NKT細胞型悪性リンパ腫)を除く、ほぼ全てのがんに対応します。
医療機関での治療の流れ
医療機関での採血後、血液は細胞加工センターへ送られ、ここで患者さまのがんに特化したオーダーメイドの培養を行います。
約3週間後、増殖・活性化された免疫細胞は治療用バッグに入れられ、採血をした医療機関で投与が行われます。
6種複合免疫療法の治療効果
以下は、6回(1クール)の治療を終えた患者さまの治療効果をご紹介します。
A判定〜C判定の約79%の方は腫瘍の進行が抑制されたと評価し、さらにA判定〜B判定の約26%の方は腫瘍の減少が認められた状態となりました。
また、6種複合免疫療法の特徴として、さまざまな部位のがんに対応できるという点があります。
以下、6種複合免疫療法で過去に治療したがんの一例です。
ほぼ全てのがん種に対応しているため、以下に記載のないがん種や希少がんでも、治療可能です。
まずは今すぐ、詳しい内容をお問い合わせください。専任スタッフにより丁寧にご説明します。
6種複合免疫療法に関する詳細は、こちらよりご確認ください。
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