がん患者様のためのお役立ちブログ
がんの痛みはどうして起こる?末期がんの痛みの特徴や治療法について解説
がんやその治療には、さまざまな痛みが伴うことがあります。
「がんの痛みが怖い」
「がんの痛みを和らげたい」
「痛くない治療法を知りたい」
がんの痛みと上手に付き合っていくために今回は、がんの痛みについて詳しく解説します。
【がんの治療の選択肢としておすすめする「6種複合免疫療法」】
副作用が少なく、他の治療と併用できる!
6種複合免疫療法は、患者さま自身の免疫細胞を一度体外へ取り出し、活性化・増殖させて体内へ戻すことで、がんと闘う力を高める免疫療法です。
治療法は採血と点滴だけの通院治療です。
6種複合免疫療法をおすすめする理由
- がん3大療法との併用が可能で、ほぼ全てのがんに対応する
- 副作用が少ないため、体への負担も小さい治療法である
- 入院が必要ないため、患者さまの生活のリズムを変えることなく治療を行うことができる
がん治療の選択肢の一つとして、6種複合免疫療法もぜひご検討ください。
INDEX
痛みは体からのSOS
痛みは、体が私たちに送るSOS信号のようなものです。
痛みがあることで、がんに気付くことができる人もいます。
がんに気づいた後はすでに痛みは役目を終えています。痛みを我慢する必要はありません。
より良い日々を送るために痛みを和らげる「緩和ケア」が大切です。
がんの痛み・末期がんの痛みとは?
痛みは、がんによく見られる症状のひとつです。
特に末期がん患者の約7割が主な症状として痛みを経験するとされ、その約8割が激しい痛みを伴うというデータもあります。
また、痛みが生じるタイミングは、必ずしも病気の進行に伴うものとは限りません。がんが進行していない場合でも、痛みが生じることがあります。
がんの痛みは3種類に分けられる
がんの痛みの原因は、以下の3つに分けられます。
・がんそのものが原因となる痛み
・がん治療に伴う痛み
・がんに関連して生じる痛み
それぞれの痛みについて解説します。
がんそのものが原因となる痛み
がんの痛みの原因の1つ目は、がん自体の存在です。
腫瘍が周囲の正常な臓器や組織へ浸潤、増大、転移すると痛みが生じることがあります。
特に腫瘍が神経に浸潤した場合には「神経障害性疼痛」という痛みが生じ、治療が困難になってしまうこともあります。
がん治療に伴う痛み
がんの痛みの原因の2つ目は、がん治療に伴う痛みです。
手術後の傷口の痛みや、化学療法による神経障害が主なものです。
手術部位によって痛みの程度は異なり、鎮痛剤で管理しながら生活していく必要があります。
また、化学療法が神経に影響を及ぼすことで、神経障害性疼痛が生じる場合もあります。
がんに関連して生じる痛み
がんの痛みの原因の3つ目は、がんに関連して生じる痛みです。
治療期間中には、療養生活に伴う痛みが生じることもあり、一例として長期間の寝たきりによる腰痛やむくみ、床ずれなどが挙げられます。
またがん以外の疾患、関節炎や胆石症といった別の病気が原因で痛みが生じるケースもあります。
がんの痛みに対する治療を始めるべき時期
ここでは、がんの痛みに対する治療を始めるべき時期について解説します。
がんの痛みがある場合、痛みを我慢して生活するのでなく、QOL(生活の質)向上のためにも、できるだけ早く治療を開始することが推奨されます。
がんの痛みは、診断された時点でも20~50%の患者さまに現れると言われ、がんの治療段階に関わらず発症する可能性があります。
「がんの治療段階が末期になったため緩和ケアを行う」というものではなく、できる限り早い段階で痛みの治療を行うことが重要です。
がんの痛みを軽減させる治療の方針
がんの痛みを軽減させる治療の方針として、WHO方式がん疼痛治療法について概要を説明します。
WHO方式がん疼痛治療法は以下の6項目から構成されています。
- チームアプローチによる、がん患者の痛みの診断とマネジメントの重要性
- 詳細な問診、診察、画像診断などによる痛みの原因、部位、症状の十分な把握の必要性
- 痛みの治療における患者の心理的、社会的およびスピリチュアルな側面への配慮と患者への説明の重要性
- 症状や病態に応じた薬物または非薬物療法の選択
- 段階的な治療目標の設定
- 臨床薬理学に基づいた鎮痛薬の使用法
がんの痛みは治療可能であり、また治療しなくてはいけないものです。
(参考:WHO方式がん疼痛治療法)
がんにおける痛みの診察・検査方法
がんの痛みの種類を判明させるには、診察と検査が必要です。
まずは問診を中心に行ない、どの部位が痛いか、どのような種類の痛みかを確認します。
次に、触診で痛みのある部位に触れ、圧痛(押したときの痛み)があるかを診察します。
また、患者が感じる痛みの状態を確認する身体診察や、必要に応じて画像診断を行うこともあります。
このような診察・検査は、がん治療の過程で既に実施されている場合も多いです。
痛みを軽減させる治療方法
がんの痛みを抑える治療は、原則としてがん自体の治療とともに行います。
痛みを軽減させる治療方法には、さまざまな方法があります。
ここでは、具体的な痛みの治療方法について説明します。
放射線療法
痛みを軽減させる治療方法の1つ目は、放射線療法です。
放射線をがんに照射し、がん細胞の増殖を抑制することで痛みを緩和します。
この局所療法はがん治療の一環ですが、痛みを軽減する効果も期待されます。
薬物療法
痛みを軽減させる治療方法の2つ目は、薬物療法です。
鎮痛薬や鎮痛補助薬などを規則正しく内服することで、痛みを緩和します。
ここでいう薬物には、貼り薬や坐薬なども含まれます。
また、急に痛みが強くなったときは頓服(とんぷく)薬を使うこともあります。
症状があまり進展していない場合によく採用される治療方法です。
ただし、薬物療法には病状の進展と共に痛みのコントロールが難しくなるという特徴もあります。
この場合にはモルヒネなどの医療用麻薬が使用されることもあります。
医療用麻薬には、便秘、吐き気、眠気などの副作用リスクがあることを念頭に置いておきましょう。
神経ブロック療法
痛みを軽減させる治療方法の3つ目は、神経ブロック療法です。
神経ブロック療法を行なうことで痛みや副作用を軽減でき、鎮痛薬の量を減らすことにも繋がります。
特に膵がんなど上腹部腹腔内臓器による腹痛・背部痛などの内臓痛や、転移に伴う体動時痛、神経障害性疼痛、入浴により緩和する痛みには、神経ブロック療法が効果的だと言われています。
免疫療法と組み合わせることによる効果
免疫療法とは、私たちの体に備わる免疫システムを活用して、がん細胞を攻撃する治療法です。
一般的ながんの3大治療に続く、第4のがん治療と言われており、一部の血液系のがん以外のがんに適応可能です。
近年、研究開発が進められている治療法で、痛みを軽減させる治療方法と組み合わせて行なうことにより、がん治療の効果を効率化できると期待されています。
がんの痛みと6種複合免疫療法
6種複合免疫療法は、体内に存在する6種類の免疫細胞を抽出し、増殖・活性化させた後に体内に戻すという治療法です。
6種類の免疫細胞はそれぞれ異なる役割を持ち、これらを同時に活性化することで免疫細胞の相互作用が生まれがんと闘う力が増強します。
以下に、6種類の免疫細胞とその役割について説明します。
免疫細胞 | 特徴 |
NK細胞 | がん細胞やウィルスに感染した細胞を直接攻撃します。 |
樹状細胞 | 体内の異物を認識し、その情報を他の免疫細胞に伝える役割を果たします。 |
ヘルパーT細胞 | 免疫の指揮官として、免疫応答を調整します。 |
キラーT細胞 | 特定のがん細胞やウィルスに感染した細胞を攻撃します。 |
NKT細胞 | NK細胞とT細胞の両方の特徴を持ち、免疫応答を早期に活性化します。 |
γδ(ガンマ・デルタ)T細胞 | 異物に反応すると共に、自己の組織が異常な状態にあることを察知し、それらを攻撃します。 |
6種複合免疫療法の治療の流れは次の通りです。
採血 |
(3週間培養) |
点滴・採血 |
(3週間培養) |
点滴・採血 |
以上を繰り返す(6回を1クールとする) |
6種複合免疫療法の大きな特長は、重篤な副作用が起きにくい点です。
また、体への負担が少なく、入院が不要であるため生活の質を崩しにくいのも魅力的な点です。
副作用が少ない治療法を望む方や、極力入院を避けたい患者さまから選ばれる治療法となっています。
副作用が少ない6種複合免疫療法
「6種複合免疫療法」の特徴を3つ紹介します。
①がん3大療法との併用が可能で、ほぼ全てのがんに対応する
がん3大療法(外科手術/化学療法/放射線治療)との併用が可能で、一部(T細胞・NK細胞・NKT細胞型白血病/T細胞・NK細胞・NKT細胞型悪性リンパ腫)を除く、ほぼ全てのがんに対応します。
また、手術後に残ったがん細胞にも対応し、がん細胞増殖の抑制、再発・転移の予防にも効果的です。
②副作用が少ないため、体への負担も小さい治療法である
患者さまご自身の免疫細胞を使用するため、抗がん剤のような強い副作用がほとんどありません。
そのため、他のがん治療で治療継続は困難と判断された場合でも、6種複合免疫療法なら治療を継続できる可能性があります。
また、費用は治療ごとでのお支払いのため、医療費を一度にまとめて支払う必要もありません。
③入院が必要ないため、患者さまの生活のリズムを変えることなく治療を行うことができる
6種複合免疫療法は、採血によって取り出した免疫細胞を培養し、活性化させた後点滴で体内に戻すという治療法です。方法は、採血と点滴だけの通院治療です。
そのため、入院の必要がなく、患者さまの生活のリズムを変えることなく治療を行うことができます。
6種複合免疫療法の治療効果
以下は、6回(1クール)の治療を終えた患者さまの治療効果を紹介します。
A判定〜C判定の約79%の方は腫瘍の進行が抑制されたと評価し、さらにA判定〜B判定の約26%の方は腫瘍の減少が認められた状態となりました。
また、6種複合免疫療法の大きな特徴として、さまざまな部位のがんに対応できるという点があります。
以下、6種複合免疫療法で過去に治療したがんの一例です。ほぼ全てのがん種に対応しているため、以下に記載のないがん種や希少がんでも、治療可能です。
詳細は以下よりお問い合わせください。
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