がん患者様のためのお役立ちブログ
がんの前兆はある? がんの種類別の初期症状について解説
がんは日本人にとって身近な疾患ですが、もし自分ががんになったらと考えると恐怖を感じる方も多いのではないでしょうか。
今回は、そのような方に向けて、がんに関する情報をわかりやすく解説します。
- 日本人で死亡数の多いがん
- がんの前兆となるサイン
- 種類別のがんの初期症状
など、知っておきたい情報を網羅的に紹介します。
がんの知識を深めることは、自分自身と大切な人の健康を守る第一歩となります。ぜひ最後までご覧ください。
【がんの治療の選択肢としておすすめする「6種複合免疫療法」】
副作用が少なく、他の治療と併用できる!
6種複合免疫療法は、患者さま自身の免疫細胞を一度体外へ取り出し、活性化・増殖させて体内へ戻すことで、がんと闘う力を高める免疫療法です。
治療法は採血と点滴だけの通院治療です。
6種複合免疫療法をおすすめする理由
- がん3大療法との併用が可能で、ほぼ全てのがんに対応する
- 副作用が少ないため、体への負担も小さい治療法である
- 入院が必要ないため、患者さまの生活のリズムを変えることなく治療を行うことができる
がん治療の選択肢の一つとして、6種複合免疫療法もぜひご検討ください。
INDEX
日本で死亡人数の多いがん
まずは、日本で死亡者数が多いがんの順位を紹介します。
1位 | 肺がん |
2位 | 大腸がん |
3位 | 胃がん |
4位 | 膵臓がん |
5位 | 肝臓がん |
(参考:がん情報サービス 最新がん統計のまとめ)
日本人のがん死亡原因で最も多いのは肺がんで、以下、大腸がん、胃がん、膵臓がん、肝臓がんと続きます。
がんの前兆となるサインはある?
がんの前兆となるサインについて紹介します。
多くのがんは明確な前兆や特定の初期症状がわかりにくく、初期段階で気づきにくいのが現状です。
ただし、まったく初期症状がないわけではなく、以下のような初期症状が見られることがあります。
・発熱
・体重の減少
・便の変化
・皮膚の変化
・咳が長引く
・出血する
これらの症状が続く場合、または、なんとなく体調が悪いと感じることが続く場合は、早めに医療機関を受診することをおすすめします。
ただし、これらの症状は必ずしもがんが原因とは限りません。風邪や他の病気の可能性もあります。これらの症状が見られた場合は、自己判断せず、医師に相談することが大切です。
がんの初期症状について、それぞれ詳しく見ていきましょう。
発熱
がんの前兆となるサインの1つ目は、発熱です。微熱が続く、就寝中に寝汗を大量にかいたりする場合はがんの初期症状の可能性があります。
体重の減少
がんの前兆となるサインの2つ目は、体重の減少です。
ダイエットや運動をしていないのに理由もなく体重が減少する場合は、がんの初期症状の可能性があります。特に、3カ月以内に体重が10%以上減った場合は注意が必要です。
便の変化
がんの前兆となるサインの3つ目は、便の変化です。便が黒くなったり、便が細くなったりする場合はがんの初期症状の恐れがあります。
皮膚の変化
がんの前兆となるサインの4つ目は、皮膚の変化です。
理由が思い当たらないのに以下のような皮膚の変化が見られる場合は、がんの初期症状の可能性があります。
- 理由は思い当たらないけれど皮膚が黒ずむ
- まぶたが腫れる
- 爪が反ってスプーンのようになっている
咳が長引く
がんの前兆となるサインの5つ目は、咳が長引くことです。咳が長引く、血痰が出るなどの症状がある場合は要注意です。
出血する
がんの前兆となるサインの6つ目は、出血です。便や尿、おりものなどに血が混じっていたり、咳をしたときに血が出たりする場合は、がんの可能性があります。
【種類別】がんの初期症状
次に、がんの種類別に見られる初期症状について紹介します。
ただし、ここで紹介する症状が現れたとしても、必ずしもがんとは限りません。他の病気の可能性も考えられます。
ここでは、死亡者数が多いがん種の順に紹介していきます。
肺がん
肺がんは日本人のがんの中で、死亡率が最も高いことで知られています。
また、早期発見が難しいという特徴もあります。男性に多く発症する傾向がありますが、近年では女性も増加傾向にあります。
肺がんの初期症状には、咳や痰があります。その後、進行するにつれて以下の症状が現れることがあります。
- 咳や痰に血が混じる
- 息苦しさがある
- 胸の痛みがある
- 動悸や発熱がある
肺がんの症状は風邪や肺炎、気管支炎などと似ているため、がんだと気付きにくいことがあります。
特に以下のような症状がある場合は、受診することをおすすめします。
- 咳が2週間以上続く
- 血が混じる
- 発熱が5日以上続く
大腸がん
大腸は消化管の一部で、長さは約1.5mから2mです。主な役割は水分を吸収し、便の形を作ることです。
大腸がんは、大腸の表面にある粘膜から発生する悪性腫瘍です。進行すると腫瘍が大きくなり、さまざまな症状が現れやすくなります。
大腸がんの初期段階では自覚症状はありませんが、進行するにつれて以下の症状が現れることがあります。
- 貧血
- 腹痛、嘔吐
- 便秘、下痢が続く
- 便が細くなる
- 血便
- 残便感
- お腹が張る
- 体重減少
上記のような症状が続く場合、大腸がんの可能性があります。なお、大腸がんが原因でおならが出やすくなることはありません。
胃がん
胃は食道と十二指腸の間に位置し、主な役割は食道から運ばれてきた食べ物を溜めたり、たんぱく質や脂肪を消化したりすることです。
胃がんは、日本人がかかりやすいがんの一つです。がん検診を受ける人が増えているため、死亡数は減少傾向にあります。
胃がんは、粘膜の細胞ががん化して発症し、がん細胞が増殖すると、大腸や膵臓、肝臓などの臓器にも広がる可能性があります。
胃がんの初期段階では自覚症状はありませんが、進行するにつれて以下の症状が現れることがあります。
- 胃やみぞおちの痛み
- 胃の不快感や違和感
- げっぷが出る
- 胸やけ
- 吐き気
- 貧血
- 食欲不振
- 体重減少
- 血便
膵臓がん
膵臓は、胃の後ろに位置する臓器で、主な役割は食物の消化を助ける膵液を作り、分泌することと、ホルモンを生成し分泌することです。
膵臓がんのほとんどは「腺がん」という組織型のがんです。膵臓がんの早期発見は簡単ではありません。
膵臓がんの初期段階では自覚症状がありませんが、進行するにつれて以下の症状が現れることがあります。
- 腹痛
- 食欲不振
- 腹部膨満感
- 背中や腰の痛み
- 黄疸
また、急に糖尿病が発症したり、悪化したりする場合も膵臓がんの可能性があると言われています。
関連記事:膵臓がんの初期症状5選|リスク要因や検査方法についても解説
肝臓がん
肝臓は腹部の右上に位置する臓器で、主な役割は、栄養分を取り込み、体に必要な成分に変えることや、有害物質の解毒と排出です。
肝臓がんは大きく2つに分けられます。
1つは肝臓にできる原発性肝がん、もう1つは別の臓器から転移してきた転移性肝がんです。さらに原発性肝がんには、肝細胞がんや胆管細胞がんなどがあります。
日本では、原発性肝がんが全体の90%を占めています。
肝臓は「沈黙の臓器」と呼ばれ、初期段階では自覚症状がほとんどありません。しかし、がんが進行するにつれて以下の症状が現れることがあります。
- 腹部のしこり
- 圧迫感
- 痛み
さらにがんが進行すると、以下の症状が出る可能性があります。
- むくみ
- 黄疸
- 腹水(お腹に水が溜まり膨れる)
- 肝性脳症
- 出血
慢性的な肝炎は、肝硬変を引き起こし、さらに肝臓がんを合併することが多い傾向があります。そのため、肝炎の段階でしっかりと医師の診察を受けることが大切です。
慢性肝炎の症状には、体のだるさや疲れやすさ、食欲不振などがあります。
胆のうがん
胆のうとは、肝臓で生成される胆汁が十二指腸に送られるまでの通路を指します。肝外胆管は、十二指腸乳頭部につながっています。
胆のうの役割は、胆汁を一時的に蓄え、濃縮することです。食事をすると胆のうは収縮し、胆汁を排出します。
胆汁は、食べ物の消化を助ける役割を持っています。
胆のう、または胆のう管にできた悪性腫瘍のことを胆のうがんと呼びます。
膵液と胆汁の逆流は、胆道にさまざまな影響を及ぼし、胆のうがんの原因となることが知られています。
胆のうがんは初期には無症状であることが多く、腹部超音波検査で発見されることもあります。
胆のうがんが進行するにつれて、以下の症状が現れることがあります。
- 腹痛
- 嘔吐
- 食欲低下
- 体重減少
- 倦怠感
- 黄疸
- かゆみ
- 白い便
- 発熱
この他に、みぞおちや右側腹部に痛みが出ることもあります。
乳がん
乳腺の組織に発生するがんのことを乳がんと言います。
乳腺は男女ともに存在しますが、男性の乳腺はお母さんのお腹の中で性別が決まる前のなごりで、役割はありません。
女性の乳腺には母乳をつくり、新生児、乳児への栄養や免疫機能を与える役割があります。。
乳がんは女性の9人に1人が発症するというデータもあり、特に30代から40代で多く見られます。希少ではありますが、男性も乳がんを発症する可能性があります。
乳がんの初期症状としては、以下のものが知られています。
- しこり
- えくぼのような凹凸
- ただれ
- 乳房の形の変化(左右非対称)
- 乳頭からの分泌物
乳がんを早期に発見するためには、月に1回程度、自分でしこりのチェックをするのが良いでしょう。
しこりのチェック方法は、指のはらで乳腺を押さえ、胸壁との間でしこりを見つけることです。横になってチェックすると分かりやすいでしょう。
前立腺がん
前立腺は、男性にのみ存在する臓器で、精液の一部を構成する前立腺液を生成します。
前立腺がんは、前立腺の細胞が正常な細胞増殖機能を失うことで発症します。
多くの場合、比較的ゆっくりと進行することが知られており、早期に発見すれば治癒が可能です。
また、前立腺がんはリンパ節や骨に転移することが多いことも知られています。
前立腺がんの初期には自覚症状がないことが一般的ですが、進行するにつれて以下の症状が現れることがあります。
- 尿が出にくい
- 排尿回数が多い
- 残尿感
- 排尿時の痛み
- 下腹部の不快感
がんがさらに進行すると、以下の症状が現れる場合があります。
- 血尿
- 腰痛
食道がん
食道は、咽頭と胃の間をつなぐ管状の臓器です。
食道の役割は、食物を胃に送ることです。食物は重力によって流れるだけでなく、食道の筋肉の動きによって胃に送り込まれます。
また、食道は胃から食物が逆流しない構造になっており、消化機能は持っていません。
食道がんは、粘膜の表面から発生します。がんは食道のどこにでもできる可能性がありますが、特に食道の中央付近にできることが多い傾向にあります。
食道がんに初期は自覚症状がありませんが、進行するにつれて以下の症状が現れることがあります。
飲食時の胸の違和感はよくある症状で、ものを飲み込んだときに胸の奥がチクリと痛む、熱いものを飲んだ際にしみる感じがあるなどの異変が見られます。
その他の症状は以下の通りです。
- 体重減少
- 胸や背中の痛み
- 声のかすれ
- 咳
さらに進行すると、以下の症状が現れる場合もあります。
- 飲食物がつかえる
- 水分を飲めなくなる
- 唾液を飲み込めなくなる
関連記事:食道がんとげっぷの関係性とは? その他の初期症状や治療法について解説
白血病(血液がん)
白血球は血球の中で免疫を担当する細胞群です。
細菌、ウイルス、真菌(カビ)といった外敵やがんから身体を守る働きをしており、 顆粒球、単球、リンパ球などの種類があります。
白血病は、白血球系の細胞が異常に増加する病気です。
がん化した細胞の種類によって、急性骨髄性白血病、慢性骨髄性白血病、急性リンパ性白血病、慢性リンパ性白血病の4種類に分類されます。
白血病の初期には自覚症状がないことが一般的ですが、進行するにつれて以下の症状が現れることがあります。
- 倦怠感
- 動悸、息切れ
- 貧血
- 発熱
- 腰痛、関節痛
- 吐き気
- 頭痛
- 出血のしやすさ(鼻血や歯ぐきからの出血など)
子宮頸がん
子宮頸は、子宮の下部に位置する管状の部分を指します。
子宮体部と腟をつなぐ役割をしており、出産のときには産道と言われます。
子宮頸がんは、子宮がんの中で約7割を占めるがんで、発症のピークは30歳代後半と言われています。
また、日本では子宮頸がんの患者数や死亡率が増加傾向にあります。
子宮頸がんの初期には自覚症状がないことが一般的ですが、進行するにつれて以下の症状が現れることがあります。
- 不正出血
- 性行為の後の出血
- 下腹部の痛み
- 血尿・血便
- 下肢のむくみ
さらに、おりものの異常も自覚症状の一つです。
おりものがにおいを伴う場合や、茶色や膿のようなおりもの、大量の水っぽいおりものが見られることもあるようです。
がんは早期発見・早期治療が重要
これまで種類別のがんの自覚症状を紹介しましたが、がんの初期には自覚症状がないケースが多いことが分かります。
がんは自分では早期に気付きにくいため、定期的な検診を受けることが重要です。
年に1回、あるいは2~3年に1回の検診を受けることで、早期発見につながりやすくなります。
がん検診には以下の2種類があります。1つ目は、対策型検診です。
対策型検診は、各市区町村が実施するがん検診で、胃がん、子宮頸がん、肺がん、乳がん、大腸がんの5種類が対象です。
低コストで検診を受けられることが特徴で、医学的に有効性が確立された検査方法が用いられています。
2つ目は、任意型検診です。
これは、各自が任意で受けるがん検診で、医療機関などが提供しています。
公的な予防対策ではないため、全額自己負担になる場合があります。
また、検診方法は多岐にわたり、医学的に有効性が確立していない検査方法が含まれることもあります。
がんと診断されたら6種類複合免疫療法の検討を
今回は、がんの初期症状について紹介しました。
がんは早期発見・早期治療が大切です。
少しでも気になる症状があれば、早めに医療機関を受診し、定期的な検診を受けることで、早期発見の可能性を高めることができます。
早期に発見されれば、治療の選択肢も広がり、5年生存率が高まることから、より多くの希望が持てると言われています。
それでも、もしがんと診断された場合でも、あきらめる必要はありません。
がんの治療法は日々進化しており、患者さま一人ひとりの状態に合わせた、さまざまな治療法を選ぶことができるようになりました。
その中でも、近年注目されているのが、私たちの体内に元々備わっている免疫力を活かして、がん細胞と闘う「6種複合免疫療法」です。
今回紹介した免疫療法の一つである「6種複合免疫療法」は、厚生労働省の許可を受けた細胞培養施設にて、極めて高度な安全管理体制のもと、細胞培養の委託を受けています。
がんと闘う免疫細胞を、約3週間で「1,000万〜2,000万個」から「20億〜50億個」まで培養することができます。
特徴
①がん3大療法との併用が可能。ほぼ全てのがん※に対応
②副作用が少なく、続けやすい療法
③厚生労働省の許可を受けた施設で細胞培養を行う
※一部(T細胞・NK細胞・NKT細胞型白血病/T細胞・NK細胞・NKT細胞型悪性リンパ腫)を除く、ほぼ全てのがんに対応します。
6種複合免疫療法の治療効果
以下は、6回(1クール)の治療を終えた患者さまの治療効果を紹介します。
A判定〜C判定の約79%の方は腫瘍の進行が抑制されたと評価し、さらにA判定〜B判定の約26%の方は腫瘍の減少が認められた状態となりました。
また、6種複合免疫療法の特徴として、さまざまな部位のがんに対応できるという点があります。
以下、6種複合免疫療法で過去に治療したがんの一例です。ほぼ全てのがん種に対応しているため、以下に記載のないがん種や希少がんでも、治療可能です。
まずは、詳しい内容をお問い合わせください。専任スタッフより丁寧にご説明します。
6種複合免疫療法に関する詳細は、以下からもご確認いただけます。
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