がん患者様のためのお役立ちブログ
抗がん剤による吐き気の対処方法とは?出やすい人・いつまで続くのかなども解説
抗がん剤はがんの主要な治療法の1つですが、その使用にはさまざまな副作用が伴います。
その中で、副作用による吐き気で悩む患者さまも少なくありません。
今回は、抗がん剤の副作用による吐き気でお悩みの患者さまへ、吐き気を最小限に抑えるためのコツについて解説します。
「自分でできる対処方法」と、「治療における対策」、それぞれのコツの中から、ご自身に合った方法を見つけて実践してください。
【がんの治療の選択肢としておすすめする「6種複合免疫療法」】
副作用が少なく、他の治療と併用できる!
6種複合免疫療法は、患者さま自身の免疫細胞を一度体外へ取り出し、活性化・増殖させて体内へ戻すことで、がんと闘う力を高める免疫療法です。
治療法は採血と点滴だけの通院治療です。
6種複合免疫療法をおすすめする理由
- がん3大療法との併用が可能で、ほぼ全てのがんに対応する
- 副作用が少ないため、体への負担も小さい治療法である
- 入院が必要ないため、患者さまの生活のリズムを変えることなく治療を行うことができる
がん治療の選択肢の一つとして、6種複合免疫療法もぜひご検討ください。
INDEX
抗がん剤治療による吐き気とは?出やすい人やいつまで続く?
抗がん剤治療では、吐き気が副作用として現れることがあります。
ただし、現在は症状を抑える薬が多く開発されており、適切な対処を行えば症状を軽減することが可能です。
抗がん剤治療による吐き気は、大きく以下の3タイプに分けられます。
・急性嘔吐
急性嘔吐は、治療開始直後から24時間以内に起こります。
・遅発性嘔吐
遅発性嘔吐は、治療開始後24〜48時間頃までに現れ、2〜7日間ほど続くことがあります。
・予測性嘔吐
予測性嘔吐は、以前の抗がん剤治療で吐き気を経験した記憶や治療への嫌悪感から引き起こされます。
吐き気がつらいときは無理をせず、医師に相談してください。
症状に合わせた対処法を取ることで、吐き気を最小限に抑えることができます。
吐き気とは
吐き気とは、嘔吐(実際に吐くこと)とは異なり、嘔吐しそうになる不快感を指します。
吐き気が続いた際の主な症状
吐き気が続いて食事を十分に取れない状態が続くと、脱水や栄養不足を招くことがあります。
その結果、体がだるく感じたり、疲労感が強まったりする場合もあります。
副作用による吐き気がつらいときには、無理をせず担当医に相談することが大切です。
抗がん剤治療以外に考えられる吐き気の原因
がん治療における吐き気は、抗がん剤治療だけが原因ではありません。
以下の項目も、吐き気の原因として考えられます。
- 放射線治療
- 手術後の消化機能の低下
- 麻酔の副作用
- 手術の合併症による腸閉塞
- がんや腹水による消化管の圧迫
- 脳にできたがん
- 電解質異常や低血糖 など
抗がん剤治療による吐き気に対する「自分でできる対処方法」
ここでは、抗がん剤治療中の方へ向けた、自分でできる吐き気への対処法を紹介します。
自分でできる対処法としては、「食事内容に注意する」「食事のタイミングに注意する」「水分やミネラルを補給する」「吐き気の要因になりやすいものを避ける」などがおすすめです。
それぞれ詳しく解説します。
食事内容に注意する
吐き気が強いときは無理をせず、食べられるタイミングで少しずつ食事を取ることが大切です。
また、以下のポイントを意識すると食事が取りやすくなります。
- 好きなものを食べる
- 一度にたくさん食べなくてよい
- 彩りや盛り付けを工夫して食欲を刺激する
また、食欲不振が続く場合は、栄養士や担当医師などに相談することをおすすめします。
以下は吐き気がつらいときにも比較的食べやすいものです。ぜひ取り入れてみてください。
- 消化に優しいもの(おかゆや煮込み野菜など)
- 適度に冷ましてにおいを和らげたもの
- 飲み込みやすいもの(ゼリーや果物など)
- さっぱりした少し酸味のあるもの など
食事のタイミングに注意する
抗がん剤治療の前後では、以下のポイントを意識して食事をしましょう。
治療前:治療の数時間前までに軽めの食事を済ませて、治療直前の飲食は避けましょう。
治療後:固形物を避けることで吐き気を軽減できます。
また、食後1時間はすぐに横にならないようにし、椅子に座るか、背もたれに軽く寄りかかる姿勢を保ちましょう。
消化がスムーズになり吐き気を抑える効果が期待できます。
水分やミネラルを補給する
吐き気があるときは脱水や電解質の不足を防ぐため、スポーツドリンクや経口補水液、塩分を含む飲料を上手に活用しましょう。
ただし、食事中に多量の水分を取ると胃腸に負担がかかる場合があります。
そのため、水分補給は食事の1時間前までに済ませるか、食後に取るようにしましょう。
吐き気の要因になりやすいものを避ける
環境や過ごし方を工夫することで、吐き気の要因になりやすいものを避けることができます。
具体的には以下のような方法があります。
- においの強いもの(芳香剤、香水、たばこなど)を避ける
- 部屋の換気をこまめに行い、生活臭が部屋にこもらないようにする
- 締めつけの少ない服装を選び、身体への負担を減らす
- 口腔ケアを行い、不快感を軽減する など
小さな工夫を日常生活に取り入れることで、吐き気を和らげましょう。
また、吐き気がつらいときには、楽な姿勢を取るようにしましょう。
例えば、クッションを使って身体を支えたり、食後1時間以降に横向きで休むなど、自分が最も快適に感じる姿勢を見つけてみてください。
抗がん剤治療による吐き気に対する「治療における対処方法」
ここでは、抗がん剤の副作用による吐き気が現れたときの「治療における対処方法」について紹介します。
治療による対処方法としては、「症状を軽減する薬を使用する」「治療方法を変更する」などがおすすめです。
それぞれ詳しく解説します。
症状を軽減する薬を使用する
治療における主な対処方法1つ目は、吐き気を抑える薬を使用することです。
吐き気の原因やパターンに応じて、以下のような種類の薬が用いられます。
薬の形状は飲み薬や坐薬タイプなど、症状や状況に合わせて選択されます。
急性嘔吐には、セロトニン遮断薬を使用するケースが多いです。
遅発性嘔吐には、ステロイド剤を使用します。
予測性嘔吐には、抗不安薬が選択されます。
上記の薬剤で効かない場合にはドパミン遮断薬を追加することもあります。
急性嘔吐は抗がん剤治療の前に制吐剤を点滴すると防げる可能性が高く、予防として用いられることもあります。
薬の種類や量は状況に応じて担当医や薬剤師、看護師と相談しながら調整していきましょう。
治療方法を変更する
治療における主な対処方法2つ目は、治療方法を変更することです。
吐き気の副作用が強く現れる場合、抗がん剤治療を一時的に中断したり、吐き気を軽減する薬物治療に切り替えたりする方法があります。
どの治療法が適切かは、医師と十分に相談し、症状に応じた最適な選択をすることが大切です。
また、抗がん剤以外の治療法として、免疫療法があります。免疫療法は、免疫システムを活用してがんを攻撃する治療法で、従来の抗がん剤治療に比べ、副作用が少ないと報告されています。
免疫細胞療法には以下のような種類があります。
・樹状細胞ワクチン療法
・エフェクターT細胞療法
・NK細胞療法
・アルファ・ベータT細胞療法(αβT細胞療法)
・ガンマ・デルタT細胞療法(γδT細胞療法)
・6種複合免疫療法 など
抗がん剤治療の吐き気の対処法と6種複合免疫療法
今回は、抗がん剤治療中の吐き気の対処方法について紹介しました。
吐き気を最小限に抑えるためには、食事内容やタイミングに注意することが大切です。
また、水分やミネラルの補給、そして吐き気を引き起こす要因を減らすこともおすすめです。
さらに、治療における対処方法としては、まず医師に相談し、症状に応じて吐き気を軽減する薬を使用することや治療方法を変更する選択肢も検討しましょう。
「6種複合免疫療法」は、複数の免疫細胞を組み合わせることで、がんの進行を抑え、患者さまの体力を維持しながら治療効果を上げる方法として注目されています。
6種複合免疫療法の特徴
①がん3大療法との併用が可能。ほぼ全てのがん※に対応
②副作用が少なく、続けやすい療法
③厚生労働省の許可を受けた施設で細胞培養を行う
※一部(T細胞・NK細胞・NKT細胞型白血病/T細胞・NK細胞・NKT細胞型悪性リンパ腫)を除く、ほぼ全てのがんに対応します。
6種複合免疫療法の治療効果
以下は、6回(1クール)の治療を終えた患者さまの治療効果を紹介します。
A判定〜C判定の約79%の方は腫瘍の進行が抑制されたと評価し、さらにA判定〜B判定の約26%の方は腫瘍の減少が認められた状態となりました。
また、6種複合免疫療法の特徴として、さまざまな部位のがんに対応できるという点があります。
以下、6種複合免疫療法で過去に治療したがんの一例です。ほぼ全てのがん種に対応しているため、以下に記載のないがん種や希少がんでも、治療可能です。
まずは、詳しい内容をお問い合わせください。専任スタッフより丁寧にご説明します。
6種複合免疫療法に関する詳細は、以下からもご確認いただけます。
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