がん患者様のためのお役立ちブログ
前立腺がんのステージ4とは?生存率や余命、治療法など詳しく解説
前立腺がんは、前立腺の細胞が異常増殖することで発生する、男性特有の悪性腫瘍です。
2020年の罹患数では肺がん、大腸がん、胃がんをも上回っており、高齢男性を中心に罹患数の非常に多いがんです。(参考:国立がん研究センター)
50歳を超えたあたりから罹患者が飛躍的に増える傾向があり、逆にそれ以下の年齢での罹患はごく稀です。
前立腺は精液の一部を生成する重要な臓器で、尿道を囲むように位置しています。
がんが進行するまで自覚症状がほとんどないため、進行が進んだ状態の前立腺がんについて詳しく理解しておくことが非常に大切です。
今回の記事では、前立腺がんステージ4の基本的な知識をはじめ、ステージごとの特徴や症状、生存率や余命、転移、治療法について詳しく解説します。
【がんの治療の選択肢としておすすめする「6種複合免疫療法」】
副作用が少なく、他の治療と併用できる!
6種複合免疫療法は、患者さま自身の免疫細胞を一度体外へ取り出し、活性化・増殖させて体内へ戻すことで、がんと闘う力を高める免疫療法です。
治療法は採血と点滴だけの通院治療です。
6種複合免疫療法をおすすめする理由
- がん3大療法との併用が可能で、ほぼ全てのがんに対応する
- 副作用が少ないため、体への負担も小さい治療法である
- 入院が必要ないため、患者さまの生活のリズムを変えることなく治療を行うことができる
がん治療の選択肢の一つとして、6種複合免疫療法もぜひご検討ください。
INDEX
前立腺がんとは?
前立腺は男性のみに存在する臓器であり、前立腺がんはその前立腺に発生する男性特有の悪性腫瘍です。特に。高齢者に多く見られる傾向があります。
前立腺は、精液の一部を生成する臓器で、膀胱の下、直腸の前に位置しており、尿道のまわりを取り囲む形となっています。
初期の前立腺がんは自覚症状がほとんどありません。
気づかないままにがんが進行すると、尿の出が悪くなる、血尿、頻尿などの症状が現れ、そして骨に転移した場合には骨の痛みなどの症状として現れます。
前立腺がんのステージと症状とは?
前立腺がんは進行度に応じてステージ1(Ⅰ期)からステージ4(Ⅳ期)までに分類されます。
ここでは、各ステージの特徴と症状について詳しく解説します。
前立腺がんステージ1(Ⅰ期)
ステージ1(Ⅰ期)は、がんが前立腺内に限局している非常に早期の段階を指します。
この段階では腫瘍が小さく、PSA値も比較的低いことが特徴です。
自覚症状はほとんどなく、健康診断やPSA検査をきっかけに偶然発見されることが多いです。
【ステージ1の診断基準】
- がんが前立腺の一部にのみ存在し、外へ広がっていない
- 触診(直腸診)では腫瘍が触れないことが多い
- PSA値が10ng/mL以下である
- グリーソンスコア(がんの悪性度を示す指標)が6以下である
ステージ1の前立腺がんは進行が非常に遅く、早期発見された場合の生存率はほぼ100%とされています。
そのため、すぐに治療を行わずに監視療法を選択するケースも多いです。
前立腺がんステージ2(Ⅱ期)
ステージ2(Ⅱ期)は、がんが前立腺内にとどまっているものの、ステージ1よりも腫瘍の範囲が広がっている状態を指します。
この段階では、直腸診で腫瘍に触れることがあるほか、PSA値が10~20ng/mL程度に上昇しているケースもあります。
ただし、転移は見られず、治療による根治が十分に期待できる段階です。
【ステージ2の診断基準】
- がんが前立腺内に限局し、外に広がっていない
- 触診(直腸診)で腫瘍を確認できる場合がある
- PSA値が10~20ng/mLの範囲
- グリーソンスコアが6~7で、がんの悪性度がやや上昇
ステージ2では自覚症状がないことが多いですが、進行すると以下の症状が現れることがあります。
- 頻尿や尿の勢いの低下
- 排尿時の違和感や残尿感
- 夜間頻尿が増える
ステージ2の前立腺がんは比較的治療の選択肢が多く、個々のライフスタイルや健康状態に応じたアプローチが可能です。
前立腺がんステージ3(Ⅲ期)
前立腺がんステージ3(Ⅲ期)は、がんが前立腺の被膜(外側)を超えて周囲の組織に広がり始めている段階です。
ただし、遠隔転移はなく、リンパ節や他の臓器への転移は認められません。
この段階では、精嚢(前立腺の近くにある精液を蓄える器官)にがんが浸潤しているケースが多いですが、膀胱や直腸へはまだ広がっていないことが一般的です。
【ステージ3の診断基準】
- がんが前立腺の外に広がっている(精嚢に達している)
- リンパ節や遠隔臓器への転移はなし
- PSA値が20ng/mL以上
- グリーソンスコアが7以上(悪性度が高くなる傾向)
【ステージ3の主な症状】
- 頻尿や排尿困難(尿道への圧迫が強まる)
- 尿の出が悪い、排尿後の残尿感
- 血尿や精液に血が混じることがある
- 会陰部(股間の奥)の違和感や鈍痛
ステージ3では、がんが前立腺外へ進行しているため、治療方針は積極的なものとなることが多いです。
手術・放射線・ホルモン療法を組み合わせた多角的アプローチが推奨され、適切な治療を行えば生存率の向上が期待できます。
前立腺がんステージ4(Ⅳ期)
前立腺がんステージ4(Ⅳ期)は、がんが前立腺を超えて広がり、遠隔転移が見られる最も進行した段階です。
特に、骨(脊椎や骨盤)への転移が最も多く、次いでリンパ節、肺、肝臓などへの転移が見られることが特徴です。
【ステージ4の診断基準】
- がんが前立腺を超えて広範囲に進行(膀胱、直腸、リンパ節などに浸潤)
- 遠隔転移が確認される(特に骨転移が多い)
- PSA値が非常に高い(100ng/mL以上のことも)
- グリーソンスコアが7以上で悪性度が高い
【ステージ4の主な症状】
- 骨転移による腰痛や関節痛(脊椎や骨盤の圧迫)
- 血尿や排尿困難(前立腺の肥大による影響)
- 倦怠感や体重減少(全身のがん進行による)
- 下半身のしびれや麻痺(脊髄圧迫による神経障害)
ステージ4の前立腺がんでは治療によって進行を抑え、症状を管理することでQOL(生活の質)を維持することが可能です。
最新の治療法も登場しており、多様な選択肢の中から最適な治療を選ぶことが重要です。
前立腺がんステージごとの5年生存率と余命
前立腺がんは進行の速度が比較的遅いがんであり、特に早期発見ができれば生存率が非常に高いことが特徴です。
がんのステージによって治療の選択肢が異なり、それに応じて治療後の経過や生存率も変化します。
【ステージごとの5年生存率】
ステージ | 特徴 | 5年生存率(目安) |
ステージ1(Ⅰ期) | 前立腺内にがんがとどまり、PSA値も低い | ほぼ100% |
ステージ2(Ⅱ期) | 前立腺内に限局するが、腫瘍がやや大きくなる | ほぼ100% |
ステージ3(Ⅲ期) | 前立腺の外に広がるが、遠隔転移はない | 90%以上 |
ステージ4(Ⅳ期) | 骨やリンパ節、遠隔臓器への転移がある | 60%前後 |
ステージ4の前立腺がんでは、ホルモン療法や化学療法を組み合わせることで、がんの進行を遅らせることが可能です。
近年では、新しいホルモン療法や放射線治療の進歩により、治療後も長期間の生存が期待できるケースが増えています。
また、骨転移や痛みのコントロールが重要な課題となるため、緩和ケアも含めた総合的な治療が求められます。
前立腺がんの転移と浸潤
前立腺がんが進行すると、周囲の組織へ直接広がる「浸潤」や、血流やリンパを介して遠隔の臓器へ広がる「転移」が発生します。
浸潤は主に精嚢、膀胱、直腸へ広がり、転移は骨やリンパ節、肺、肝臓、脳へ及ぶことがあります。
特に骨転移は前立腺がんで最も多い遠隔転移の一つであり、痛みや骨折の原因となることがあります。
前立腺がんの精嚢への浸潤
精嚢(せいのう)は、前立腺のすぐ後方に位置し、精液の一部を分泌する器官です。
前立腺がんが進行すると、精嚢へがん細胞が広がる「精嚢浸潤」が発生することがあります。
【精嚢への浸潤の特徴】
- ステージ3(Ⅲ期)以上で見られる
- 精嚢は前立腺に隣接しているため、がんが容易に浸潤しやすい
- 精嚢に浸潤すると、がんの悪性度が高まり、手術のみでの治療が難しくなることがある
【主な症状】
- 血精液症(精液に血が混じる)
- 下腹部や会陰部の違和感や痛み
- 排尿障害(頻尿、排尿困難)
精嚢への浸潤がある場合、前立腺内にとどまるがんよりも再発リスクが高くなるため、手術と放射線療法、ホルモン療法を組み合わせた治療が推奨されます。
前立腺がんの膀胱・直腸への浸潤
前立腺がんが進行すると、膀胱や直腸へ直接浸潤(がん細胞が広がること)することがあります。
これは特にステージ4(Ⅳ期)で見られ、膀胱・直腸へのがんの拡大は、症状の悪化や治療選択に影響を及ぼすため注意が必要です。
【膀胱への浸潤の特徴と症状】
- 前立腺の上部にある膀胱頸部へがんが広がることで発生
- 尿道閉塞が起こりやすく、排尿障害が悪化する
- 主な症状:頻尿、排尿困難、血尿、残尿感
【直腸への浸潤の特徴と症状】
- 前立腺の後方にある直腸へがんが広がることで発生
- 腫瘍が腸を圧迫し、便の通過が困難になる
- 主な症状:便秘、下血、肛門付近の違和感、排便時の痛み
膀胱や直腸への浸潤がある場合、排尿・排便機能への影響が大きく、生活の質(QOL)が低下しやすくなります。そのため、症状の緩和を重視した治療計画が必要です。
前立腺がんの骨・リンパ節への転移
前立腺がんが進行すると、骨やリンパ節への転移が発生しやすくなります。
特に骨転移は前立腺がんに特徴的な転移であり、ステージ4(Ⅳ期)で頻繁に見られます。
また、リンパ節転移は全身への転移の入り口となることがあり、進行がんでは特に注意が必要です。
【骨転移の特徴と症状】
- 最も転移しやすい部位は脊椎、骨盤、大腿骨
- 骨がもろくなり、病的骨折を引き起こすことがある
- 主な症状:腰痛、骨の痛み、歩行困難、神経障害(脊髄圧迫による)
【リンパ節転移の特徴と症状】
- 傍大動脈リンパ節、骨盤内リンパ節へ転移しやすい
- リンパ節が腫大し、周囲の血管や神経を圧迫する
- 主な症状:下肢のむくみ(リンパ浮腫)、排尿障害、倦怠感
骨・リンパ節転移がある場合、がんの進行抑制と生活の質(QOL)の維持が重要です。
特に骨転移による痛みや骨折リスクを軽減する治療が求められます。
前立腺がんの遠隔転移(肺・肝臓・脳)
前立腺がんが進行すると、血流を介して肺・肝臓・脳などの遠隔臓器へ転移することがあります。
通常、骨やリンパ節への転移が先行し、その後さらに進行すると遠隔臓器にもがん細胞が広がることがあります。
【肺転移の特徴と症状】
- 血流を通じてがん細胞が肺へ到達する
- 初期は無症状のことが多い
- 主な症状:慢性的な咳、息切れ、血痰、胸痛
【肝転移の特徴と症状】
- 肝臓は血流が豊富なため、がん細胞が定着しやすい
- 肝機能が低下すると、全身状態に影響を及ぼす
- 主な症状:倦怠感、黄疸、食欲不振、腹水
【脳転移の特徴と症状】
- 前立腺がんでは比較的まれな転移
- 腫瘍が脳圧を上げると、神経症状が現れる
- 主な症状:頭痛、めまい、視覚障害、麻痺、けいれん
症状の管理と全身状態の維持が重要となり、適切な治療を組み合わせることで生存期間を延ばすことが可能です。
前立腺がんステージ4の治療法とは?
前立腺がんステージ4(Ⅳ期)は、がんが前立腺を超えて広がり、骨やリンパ節、遠隔臓器(肺・肝臓・脳)へ転移している状態です。がんの進行を抑えながら生活の質(QOL)を維持することに重点が置かれます。
ホルモン療法
ホルモン療法(アンドロゲン除去療法:ADT)は、前立腺がんの進行を抑えるために男性ホルモン(アンドロゲン)の働きを抑制する治療法です。
前立腺がんの多くは男性ホルモンをエネルギー源として増殖するため、ホルモンの分泌や作用を抑えることでがんの成長を遅らせることが可能です。
治療法 | 特徴 |
LH-RHアゴニスト/アンタゴニスト | 下垂体を抑制し、精巣からのテストステロン分泌を低下させる(例:リュープロレリン、デガレリクス) |
抗アンドロゲン薬 | 前立腺がん細胞への男性ホルモンの結合を阻害(例:ビカルタミド、フルタミド) |
去勢手術(外科的去勢) | 精巣を摘出し、男性ホルモンの分泌を根本的に抑制 |
新規ホルモン療法薬 | 従来のホルモン療法が効かなくなった場合に使用(例:エンザルタミド、アビラテロン) |
ホルモン療法はがんの進行を抑える効果が高い一方で、男性ホルモンの低下による副作用が現れることがあります。
- ほてりや発汗
- 性欲減退、勃起不全
- 骨密度の低下(骨粗鬆症のリスク増加)
- 筋力低下や倦怠感
ホルモン療法は長期間続けると「去勢抵抗性前立腺がん(CRPC)」と呼ばれる状態になり、ホルモン療法が効かなくなることがあります。そのため、定期的なPSA値の測定や他の治療法との併用が検討されます。
放射線療法
放射線療法は、高エネルギーの放射線を用いてがん細胞の増殖を抑制し、死滅させる治療法です。
ステージ4の前立腺がんでは、前立腺本体への照射のほか、骨転移の症状緩和やがんの進行抑制を目的として実施されることがあります。
治療法 | 特徴 |
外部照射(IMRT, SBRT) | 体外から高精度の放射線を照射し、前立腺や転移部位を治療する |
小線源療法(密封小線源治療) | 放射線を発する小さな線源を前立腺に埋め込み、内部から放射線を照射する |
定位放射線治療(SRS, SBRT) | 転移部位にピンポイントで高線量の放射線を照射し、局所的なコントロールを目指す |
放射線療法の適応
- 前立腺本体のがん制御(ホルモン療法と併用すると長期生存率が向上)
- 骨転移による痛みの緩和(転移部位に照射し、骨のもろさを防ぐ)
- 局所的な病変のコントロール(遠隔転移がある場合でも症状緩和を目的に使用)
放射線療法はがん細胞に対して有効ですが、正常な組織にも影響を与えるため、副作用が生じることがあります。
- 頻尿・排尿障害(尿が近くなる、排尿時の痛み)
- 腸の不調(下痢・血便)
- 疲労感・倦怠感
手術が難しい場合や転移部位のコントロールが必要なケースでは、放射線療法が有効な選択肢となります。また、ホルモン療法と併用することで、がんの進行を抑えながら生活の質(QOL)を維持することが可能です。
薬物療法
薬物療法は、前立腺がんの進行を抑えるために、抗がん剤や分子標的薬を用いる治療法です。
ステージ4(Ⅳ期)の前立腺がんでは、ホルモン療法が効果を示さなくなった場合(去勢抵抗性前立腺がん:CRPC)に薬物療法が必要となります。
薬剤の種類 | 代表的な薬剤 | 特徴 |
化学療法 | ドセタキセル、カバジタキセル | がん細胞の増殖を抑え、進行を遅らせる |
新規ホルモン療法 | エンザルタミド、アビラテロン | 従来のホルモン療法が効かなくなったがんにも有効 |
分子標的薬 | オラパリブ(PARP阻害薬) | 遺伝子変異(BRCA遺伝子変異など)がある場合に有効 |
免疫療法 | ペムブロリズマブ(PD-1阻害薬) | 遺伝的変異がある場合、がん細胞への免疫攻撃を強化 |
薬物療法の適応と効果
- ホルモン療法が効果を示さなくなった場合に使用
- 骨・リンパ節・遠隔転移がある場合に全身治療として実施
- 新しいホルモン療法や分子標的薬の登場で治療の選択肢が増加
薬物療法には一定の副作用があり、治療中は定期的な検査や副作用の管理が重要です。
治療法 | 主な副作用 |
化学療法 | 白血球減少、脱毛、吐き気、倦怠感 |
ホルモン療法 | ほてり、骨密度低下、疲労感 |
分子標的薬・免疫療法 | 肝機能障害、皮膚炎、自己免疫反応 |
薬物療法は、ホルモン療法単独では効果が不十分な進行がんに対する重要な選択肢です。
特に新規ホルモン薬や分子標的薬の進歩により、長期生存が期待できるケースが増えています。
対症療法(緩和ケア)
対症療法(緩和ケア)は、前立腺がんの進行による痛みや症状を和らげ、患者さまの生活の質(QOL)を向上させることを目的とした治療です。
特にステージ4(Ⅳ期)の前立腺がんでは、転移による痛みや排尿障害、全身の倦怠感などが現れるため、症状を適切に管理することが重要になります。
症状 | 治療法 | 特徴 |
骨転移による痛み | 放射線療法、鎮痛剤(オピオイド) | 骨転移部位に照射し、痛みを緩和する |
排尿障害(頻尿・排尿困難) | カテーテル留置、前立腺ステント | 尿道閉塞を防ぎ、スムーズな排尿を促す |
倦怠感・食欲不振 | 栄養管理、ホルモン療法の調整 | 生活の質を維持しながら体力を回復させる |
精神的ストレス・不安 | 心理カウンセリング、緩和ケア外来 | 精神的ケアを行い、患者さまと家族の負担を軽減 |
対症療法は、がん治療の一環として早期から取り入れることで、より快適な生活を送るための支えになります。緩和ケアの専門医と連携し、身体的・精神的ケアを総合的に行うことが重要です。
副作用が少ない6種複合免疫療法
前立腺がんの主な治療法は、前述の通りですが、これらに加えて最新の治療法である免疫療法が注目を集めています。
免疫療法の中でも特におすすめの「6種複合免疫療法」の特徴を3つ紹介します。
①がん3大療法との併用が可能で、ほぼ全てのがんに対応する
がん3大療法(外科手術/化学療法/放射線治療)との併用が可能で、一部(T細胞・NK細胞・NKT細胞型白血病/T細胞・NK細胞・NKT細胞型悪性リンパ腫)を除く、ほぼ全てのがんに対応します。
また、手術後に残ったがん細胞にも対応し、がん細胞増殖の抑制、再発・転移の予防にも効果的です。
②副作用が少ないため、体への負担も小さい治療法である
患者さまご自身の免疫細胞を使用するため、抗がん剤のような強い副作用がほとんどありません。
そのため、他のがん治療で治療継続は困難と判断された場合でも、6種複合免疫療法なら治療を継続できる可能性があります。
また、費用は治療ごとでのお支払いのため、医療費を一度にまとめて支払う必要もありません。
③入院が必要ないため、患者さまの生活のリズムを変えることなく治療を行うことができる
6種複合免疫療法は、採血によって取り出した免疫細胞を培養し、活性化させた後点滴で体内に戻すという治療法です。方法は、採血と点滴だけの通院治療です。
そのため、入院の必要がなく、患者さまの生活のリズムを変えることなく治療を行うことができます。
6種複合免疫療法の治療効果
以下は、6回(1クール)の治療を終えた患者さまの治療効果を紹介します。
A判定〜C判定の約79%の方は腫瘍の進行が抑制されたと評価し、さらにA判定〜B判定の約26%の方は腫瘍の減少が認められた状態となりました。
また、6種複合免疫療法の大きな特徴として、さまざまな部位のがんに対応できるという点があります。
以下、6種複合免疫療法で過去に治療したがんの一例です。ほぼ全てのがん種に対応しているため、以下に記載のないがん種や希少がんでも、治療可能です。
これが当研究所がご提供できる「可能性」です。
詳細は以下よりお問い合わせください。
お電話でのお問い合わせ
専任のスタッフが丁寧に対応いたします。
ご不明な点などございましたら、まずはお気軽にご相談ください。
0120-350-552
受付時間月曜〜金曜/09:00 - 18:00
土曜/09:00 - 13:00