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腎臓がんとは?初期症状・原因・ステージ別生存率から最新の免疫療法まで徹底解説

「健康診断で腎臓に影があると言われた」

「血尿が出て不安になった」

「腎臓がんと診断されたが、どんな病気なのか知りたい」

そんなきっかけでこの記事にたどり着いた方もいるのではないでしょうか。

腎臓がんは「サイレントキラー」とも呼ばれ、初期段階ではほとんど自覚症状が出ないがんです。
一方で、近年は画像検査の普及により、症状が出る前に偶然発見されるケースが増えています。
また、免疫療法の登場で進行がんでも治療成績が大きく向上しているがんでもあります。

この記事では、腎臓がんの初期症状やリスク要因、検査と診断の流れ、ステージごとの生存率、そして手術から最新の免疫療法までの治療法を分かりやすく解説します。
また、体への負担が少ない選択肢として注目されている免疫細胞療法もご紹介します。

腎臓がん(腎細胞がん)とは

腎臓がんとは、腎臓に発生する悪性腫瘍のことです。
腎臓は、背中側の腰のあたりに左右2つあるソラマメ型の臓器で、握りこぶしよりやや大きいサイズです。
血液をろ過して老廃物を尿として排出するほか、血圧を調節するホルモンや、血液を作るホルモンを分泌するなど、体にとって欠かせない働きをしています。

大人の腎臓がんの大半は、尿の元を作る「尿細管」にがんができる「腎細胞がん」で、一般に腎臓がんと言えばこれを指します。
なお、尿の通り道(腎盂・尿管)にできる「腎盂がん」は性質が異なるため、別のがんとして扱われます。

参考:国立がん研究センター がん情報サービス「腎臓がん(腎細胞がん)」

60〜70代の男性に多く、近年増加傾向

腎臓がんは60〜70歳代に多く、男性は女性の約2倍発症しやすいと報告されています。
近年、画像検査の普及や生活習慣の変化を背景に、患者数は増加傾向にあります。

参考:長崎大学病院 泌尿器科・腎移植外科「腎がん(腎細胞がん)」

腎臓がんの初期症状と進行時の症状

初期はほとんど無症状。7割以上が偶然見つかる

腎臓がん最大の特徴は、初期段階ではほぼ自覚症状がないことです。
腎臓は体の奥にあり、ある程度の予備能を持つ臓器のため、小さながんがあっても日常生活に影響が出にくいのです。

一方で、人間ドックや他の病気の検査で腹部超音波(エコー)やCTを受ける機会が増えたことで、近年は症状が出る前に偶然発見されるケースが大きく増えています。
専門家によれば、現在は7割以上の方が無症状の段階で見つかっているとされ、これが治療成績の向上につながっています。

参考:Doctorbook「腎臓がんの診断と治療法」

進行すると「古典的三徴」が現れる

がんが大きくなると、昔から「古典的三徴」と呼ばれる次の3つの症状が現れることがあります。

1.肉眼でわかる血尿(痛みや発熱を伴わない真っ赤な尿)

2.腰や脇腹、お腹の痛み

3.お腹に触れるしこり(腹部腫瘤)

ただし、3つ全てが同時に現れることは稀です。一つでも当てはまる場合、特に痛みのない血尿は腎臓がん・膀胱がんなどの可能性があるため、速やかに泌尿器科を受診してください。

さらに進行した場合の全身症状

腎臓がんがさらに進行すると、次のような全身症状が出ることがあります。

  • 原因不明の発熱が続く
  • 急な体重減少・食欲不振
  • 強い倦怠感
  • 貧血
  • 高血圧


腎臓がんは肺・骨・肝臓・脳などに転移しやすく、これらの全身症状が出ている時点で他の臓器に転移が見つかることも少なくありません。

腎臓がんの原因とリスク要因

腎臓がんの明確な原因は完全には解明されていませんが、これまでの研究で次のようなリスク要因が指摘されています。

①喫煙

腎臓がんの代表的なリスク要因です。喫煙者は非喫煙者と比べて発症リスクが高まり、喫煙年数や本数が多いほどリスクは上がります。

②肥満

肥満も腎臓がんのリスクを高める要因として確立されています。
バランスの良い食事と運動による適正体重の維持が予防につながります。

③高血圧

長期にわたる高血圧は、腎臓に負担をかけて腎臓がんのリスクを高めるとされています。
血圧の適切な管理が大切です。

④長期にわたる人工透析

長期間にわたって腎透析を受けている方は、腎臓がんを発症するリスクが高くなることが知られています。
定期的な検査が推奨されます。

参考:国立がん研究センター がん情報サービス「腎臓がん(腎細胞がん)」

⑤遺伝的要因

一部の腎臓がんは、フォン・ヒッペル・リンドウ病などの遺伝性疾患と関連していることがあります。
血縁者に腎臓がんの方が複数いる場合は、専門医に相談しましょう。

何科を受診する?腎臓がんの検査と診断の流れ

受診先は「泌尿器科」

血尿や脇腹の痛みなど腎臓がんを疑う症状がある場合、または健康診断で腎臓に異常を指摘された場合は、泌尿器科を受診するのが基本です。
かかりつけ医や内科を経由して、専門病院の泌尿器科を紹介してもらう流れでも問題ありません。

中心となるのは「造影CT検査」

腎臓がんが疑われたときに最も重要となるのが、造影剤を使ったCT検査(造影CT検査)です。
腫瘍の大きさ・位置・性状を詳しく映し出し、ほとんどの場合、良性か悪性かの診断が行われます。
また、周囲の臓器や血管への広がり、他の臓器への転移の有無も評価されます。

参考:Doctorbook「腎臓がんの診断と治療法」

そのほかの検査

  • 腹部超音波(エコー)検査:体への負担がなく、健康診断でも実施される
  • MRI検査:CTで判断が難しい場合や、造影剤が使えない方に行われる
  • 胸部CT・骨シンチ・PET-CT:転移の有無を調べる
  • 血液・尿検査:腎機能や全身状態の評価


腎臓がんは、他のがんと違って確定診断のための生検が必ずしも行われないのが特徴です。
画像検査で典型的な所見が見られれば、生検をせずに手術へ進む場合もあります。

腎臓がんのステージと5年生存率

ステージはⅠ期〜Ⅳ期の4段階

腎臓がんのステージ(病期)は、T(腫瘍の大きさ・広がり)・N(リンパ節への転移)・M(遠隔転移)の組み合わせで、Ⅰ期からⅣ期までの4段階に分類されます。

  • ステージⅠ:がんが腎臓内にとどまり、大きさが7cm以下
  • ステージⅡ:がんが腎臓内にとどまるが、大きさが7cmを超える
  • ステージⅢ:がんが腎臓周囲の脂肪組織・血管などに広がっている、または近くのリンパ節に1つ転移
  •  ステージⅣ:他の臓器への遠隔転移がある、または広範な広がりがある


参考:
国立がん研究センター がん情報サービス「腎臓がん(腎細胞がん)治療」

ステージ別の5年生存率

国立がん研究センターのデータ(2014〜2015年5年実測生存率)に基づく、腎臓がんのステージ別5年生存率の目安は次のとおりです。

ステージ 5年生存率の目安
ステージⅠ 約95.0%
ステージⅡ 約80%前後
ステージⅢ 約60%前後
ステージⅣ 約18.5%


参考:
マイシグナル「腎臓がんの症状とは?」(国立がん研究センター院内がん登録生存率集計)

ステージⅠで発見できれば9割以上の方が5年後も生存している一方、遠隔転移のあるステージⅣでは生存率が大きく下がります。
早期発見と適切な治療が、予後を左右する最も重要な要素です。

腎臓がんの治療方法(標準治療)

①手術(外科治療):転移のない腎臓がんの第一選択

ステージⅠ〜Ⅲの腎臓がんで第一選択となるのは手術です。がんの大きさや位置によって、次の術式が選ばれます。

  • 腎部分切除術:腫瘍とその周辺だけを切除し、腎臓の残りの部分を温存する。
    4cm未満の小さな腫瘍に多く選択される
  •  根治的腎摘除術:腎臓全体を摘出する。腫瘍が大きい場合や部分切除が難しい場合に行われる

近年は、ダ・ヴィンチなどの手術支援ロボットを用いた低侵襲手術が広く普及しており、出血量や術後の痛みを抑えながら、腎機能をできるだけ温存できるようになっています。

参考:広島大学 腎泌尿器科学「腎がん」

②局所療法(凍結療法・ラジオ波焼灼療法)

3cm未満の小さながんで、手術が難しい高齢の方や持病のある方には、がん細胞を凍結させる「凍結療法」や、熱で焼く「ラジオ波焼灼療法」などの局所療法が選ばれることもあります。

③薬物療法:分子標的薬と免疫チェックポイント阻害薬

ステージⅣの進行・転移腎臓がんに対しては、全身に効く薬物療法が中心となります。
腎臓がんは一般的な抗がん剤(化学療法)が効きにくいことが知られており、現在の主役は次の2つです。

  • 分子標的薬:がん細胞の増殖に関わる特定の分子を狙い撃ちする薬
  • 免疫チェックポイント阻害薬:自分の免疫の力を引き出してがんを攻撃させる薬

④放射線治療

腎臓がんは放射線が効きにくいタイプのがんですが、骨や脳への転移による痛みや症状を和らげる目的で、放射線治療が用いられることがあります。

進行・転移した腎臓がんと免疫療法

腎臓がんは免疫療法が「効きやすい」がん

腎臓がんは古くから、自分の免疫の力が効きやすいがんとして知られています。
2016年にはニボルマブ(オプジーボ)が転移性腎細胞がんに対して保険適用となり、治療の選択肢を大きく広げました。

CheckMate-214試験で示された大きな効果

未治療の進行・転移性腎細胞がんを対象とした第Ⅲ相試験「CheckMate-214試験」では、オプジーボ+ヤーボイ併用療法が従来の分子標的薬(スニチニブ)と比較されました。
中等度〜高リスクの患者さまを中心に、生存期間の延長や奏効率の向上が示され、特に治療開始から8年時点でもスニチニブ群と比較して死亡リスクが28%低減したと報告されています。
腎臓がん治療の主役が、分子標的薬から免疫チェックポイント阻害薬へと大きく移った象徴的な試験です。

参考:小野薬品工業 ニュースリリース「CheckMate-214試験 8年データ」

免疫療法の限界と「次の一手」

免疫チェックポイント阻害薬は大きな効果をもたらしましたが、すべての患者さまに効くわけではありません。
効果が得られない場合、副作用で投与を続けられない場合、効果が途中で薄れる場合もあります。
また、これらの薬は「免疫のブレーキを外す」薬であり、もともと体内の免疫細胞そのものが弱っていると十分な効果が出にくいことも分かってきました。

こうした課題に対する「次の一手」として、免疫細胞そのものを体外で増やして体に戻す免疫細胞療法が注目されています。

副作用が少ない「6種複合免疫療法」という選択肢

免疫チェックポイント阻害薬が「免疫のブレーキを外す」薬であるのに対し、自分の免疫細胞そのものを体外で増やしてパワーアップさせ、体に戻すというアプローチもあります。
その代表例が、同仁がん免疫研究所が提供する「6種複合免疫療法」です。

6種類の免疫細胞をチームで活性化させる治療法

6種複合免疫療法は、患者さま自身の血液を少量採取し、その中の6種類の免疫細胞を取り出して、専用施設で約3週間かけて培養・活性化させる治療法です。

  •     ヘルパーT細胞:免疫の司令塔
  •     キラーT細胞:がんを直接たたく主力部隊
  •     NK細胞:がん細胞を素早く攻撃
  •     NKT細胞:強力な攻撃力を持つ
  •     γδ(ガンマデルタ)T細胞:幅広いがんに対応
  •     樹状細胞:がんの情報を他の免疫細胞に伝える


1,000〜2,000万個だった免疫細胞を20〜50億個にまで増やし、点滴で体内に戻します。
役割の異なる6種類の細胞が「チームプレー」で攻撃するため、1種類だけを使う場合より高い効果が期待できるとされています。

参考:6種複合免疫療法とは

①副作用が少なく、入院も不要

ご自身の細胞を使うため、抗がん剤のような強い副作用やアレルギーがほとんどない点が大きな特徴です。
治療は採血と点滴(1回20〜30分程度)のみで完結し、入院の必要がありません。
通院や訪問診療で受けられるため、仕事や家庭での生活を続けながら治療を続けられます。

②標準治療との併用で相乗効果が期待できる

6種複合免疫療法は、手術・抗がん剤・放射線といった標準治療と併用できる点も特徴です。
手術後に残ったがん細胞への対応や、再発・転移の予防にも役立つとされています。
なお、一部の血液がん(T細胞・NK細胞・NKT細胞型の白血病/悪性リンパ腫)を除き、ほぼすべてのがん種に対応しており、腎臓がんも対象です。

③臨床データに基づく治療効果

同仁がん免疫研究所の調査(2020年6月〜2024年7月、380名対象)では、1クール(6回)を終えた患者さまの進行抑制率(がんが縮小〜変化なしと判定された割合)が約79%と報告されています。
腎臓がんはもともと免疫療法が効きやすいがん種であり、6種複合免疫療法との相性も期待されています。

こんな方におすすめ

  • 手術後の再発予防を強化したい方
  • 免疫チェックポイント阻害薬と併用できる体にやさしい治療を探している方
  •  標準治療の副作用がつらい方、体力が落ちている方
  •  ステージⅣで「他の選択肢を知りたい」方

 

「腎臓がんの治療の幅を広げたい」「再発の不安を和らげたい」とお考えの方は、まず専門のスタッフに相談してみることをおすすめします。

腎臓がんの予防と日常生活でできること

腎臓がんを100%防ぐことは難しいですが、リスクを下げ、早期発見につなげるためにできることはあります。

  • 禁煙:最大の予防策
  • 適正体重の維持:バランスの良い食事と適度な運動で肥満を防ぐ
  • 血圧の管理:高血圧を放置せず、医師の指導のもとコントロールする
  • 定期的な健康診断・人間ドック:腹部超音波(エコー)で偶然発見につながるケースが多い


特に腹部超音波検査は体への負担がなく、腎臓がんの早期発見に大きな役割を果たしています。
リスク要因に当てはまる方は、年に1回は受けることを検討しましょう。

腎臓に関するよくある質問(FAQ)

Q1. 腎臓がんは完治しますか?

ステージⅠ〜Ⅱで発見され、手術で完全に切除できれば、5年生存率は約80〜95%と非常に高く、完治を目指せる病気です。
一方、遠隔転移を伴うステージⅣでは難しくなりますが、近年は免疫療法の進歩により、長期生存される方も増えています。

Q2. 血尿が出たら腎臓がんですか?

血尿の原因は腎臓がんに限らず、膀胱炎や尿路結石、膀胱がんなどさまざまです。
ただし、痛みのない真っ赤な血尿は腎臓がんや膀胱がんの可能性があるため、必ず早めに泌尿器科を受診してください。

Q3. 腎臓を1つ摘出しても生活できますか?

多くの場合は日常生活を送ることが可能です。腎臓は左右に2つあり、もう片方が健康であれば、1つの腎臓で十分に体の機能を維持できます。
ただし、術後は塩分の摂りすぎを控えるなど、残った腎臓を大切にする生活が大切です。

Q4. 腎臓がんに免疫療法は効きますか?

腎臓がんは、もともと免疫の力が効きやすいがんとして知られており、免疫チェックポイント阻害薬(オプジーボ+ヤーボイなど)が大きな効果を示しています。
6種複合免疫療法のような免疫細胞療法も併用が可能で、選択肢の一つとして検討する価値があります。

Q5. 6種複合免疫療法は手術や抗がん剤と一緒に受けられますか?

はい、可能です。6種複合免疫療法は3大療法(手術・化学療法・放射線治療)との併用が可能で、手術後の再発予防や、抗がん剤による免疫力低下を補う役割が期待されています。

早期発見と治療の選択が鍵

腎臓がんは「サイレントキラー」と呼ばれるほど初期症状が出にくいがんですが、近年は健康診断などで偶然発見されるケースが7割以上を占めるようになり、早期発見できればステージⅠで95%という非常に高い5年生存率が期待できます。

もし「痛みのない血尿」「脇腹のしこり」「原因不明の体重減少や発熱」といったサインに気づいたら、自己判断で様子を見ず、必ず泌尿器科を受診してください。
早期発見こそが、命とこれからの生活を守る最大の鍵となります。

万が一、腎臓がんと診断されたとしても希望を失う必要はありません。
腎臓がんは免疫療法が効きやすいがんであり、近年の治療法の進歩により、進行・転移していても長期生存を目指せる時代になっています。
標準治療に加え、副作用が少なく生活の質を保てる6種複合免疫療法のような選択肢もあります。

治療の幅を広げたい方、再発予防を強化したい方は、一人で抱え込まず、まずは気軽に問い合わせてみましょう。

【がんの治療の選択肢としておすすめする「6種複合免疫療法」

副作用が少なく、他の治療と併用できる!


6種複合免疫療法は、患者さま自身の免疫細胞を一度体外へ取り出し、活性化・増殖させて体内へ戻すことで、がんと闘う力を高める免疫療法です。

治療法は採血と点滴だけの通院治療です。

6種複合免疫療法をおすすめする理由

  • がん3大療法との併用が可能で、ほぼ全てのがんに対応する
  • 副作用が少ないため、体への負担も小さい治療法である
  • 入院が必要ないため、患者さまの生活のリズムを変えることなく治療を行うことができる

がん治療の選択肢の一つとして、6種複合免疫療法もぜひご検討ください。

今すぐ詳細を知りたい方は、以下よりお問い合わせください。

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