治療の流れ
治療方法
6種複合免疫療法は、がん患者様の弱った免疫細胞を採血により体外に取り出して培養し、免疫細胞の力を強化し数を増やして、点滴により元の体内に戻して治療を行う療法です。
治療は通院で行います。点滴時間は20~30分と短く、副作用も少ないため、患者様への精神的肉体的な負担が少ない療法です。現在、他の病院へ入院中の患者様でも、外出許可を得て通院が可能でしたら、提携医療機関で治療を受けることができます。
治療スケジュール
基本的に3週間ごとに6回を1クールとして、約4.5ヶ月かけて治療を行います。また、PET-CT、CT、MRI検査、腫瘍マーカーの測定や血液検査などを受けられた場合は、その結果を提携医療機関にお伝えください。
基本的な治療の流れ
約4.5ヶ月かけて1クールの治療を行います。
採血について
点滴治療の前に、次回の治療のための採血を行います。採血後は、血液から免疫細胞を分離し、3週間の培養期間に入ります。
点滴について
3週間培養した免疫細胞を、点滴により体内に戻します。一回の点滴時間は20〜30分程度です。
治療に必要なもの
受診を希望される方は以下のものをご準備ください。
診療情報提供書
(医師の紹介状)
検査資料
(最近撮られたレントゲン、PET-CT、CT、MRI、PETのフィルム/データ)
血液検査データ
服薬中の薬などの情報
治療の前に
患者様の体調を考慮して治療を行います。治療前に体調に異常や発熱などがある場合は、担当の医師に伝えて治療できるかどうかの指示を必ず受けてください。
また、治療に受ける場合は患者様の同意が必要ですので印鑑をご持参ください。
その他、準備可能な資料を初診日にご持参ください。
治療費の清算について
治療は6回の投与で1クールですが、治療費の清算は1回ずつです。
採血、培養、点滴投与を1治療単位として、その組合せを6回行い1クールと設定しております。本治療は採血時から開始しますので、毎採血ごとのご清算となります。
副作用について
当研究所の免疫療法は患者様ご自身の免疫細胞を使用するので、副作用はほとんどありません。本療法は、抗がん剤などのがん治療における副作用の軽減、生活の質の向上にも役立ちます。